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日興上人の身延離山について
21
:
愚鈍凡夫
:2003/12/11(木) 20:51
横レス失礼します。
空き缶さん、「園城寺申状」の検証に進展があったら是非、教えて下さいね。
蓮祖生御影の件ですが、どうやら歴史上最古のものは池上本門寺蔵の「木造日蓮聖人坐像」のようです。
1282(弘安5)年10月13日に池上の地で日蓮聖人が入滅されて、7回忌の1288(正応1)年に造立された生御影で、その像底墨書銘によれば、六老僧の日朗師が大別当となり、また檀越の池上宗仲が大施主、日浄師・日持師が願主となって造立したと伝えられているそうです。
伝承ではなく、証拠が残っている最古の生御影と言えるでしょうか。
また本像は、胎内に日蓮聖人の遺骨を納め、左手に経巻を、右手には払子をもたれており、この払子には、日蓮が生涯肌身離さずに持ち続けた母妙蓮の髪を織り込んであると伝えられ、この故事から「孝道示現の祖師」とも呼ばれているそうです。
また、この他に池上の祖師・身延の祖師とともに、一木三体の祖師像と伝えられる神奈川県鎌倉比企谷妙本寺蔵の日蓮聖人坐像も、像底や胎内に墨書による記年が存在しないものの、その製作技法などから鎌倉末期を下らないと推定され、また千葉県小湊誕生寺蔵の日蓮聖人坐像も、胎内文書等に1363(正平18/貞治2)年8月29日の記年が認められ、祖滅80年頃の造立であることが明らかなものもあるそうです。
このようなことから推察すれば、日蓮聖人滅後の早い時期に、祖師信仰が確立しつつあったと言えるでしょうか。
ご参考までに。
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