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お墓について

13川蝉:2003/10/28(火) 14:06
スレッド違いとも思いますが、霊現象の話を一つ。

昭和35・6年ごろの話です。
信徒のNさんの娘さんが自殺しました。
I子さんにお見合いを勧めた母親のNさんは、はじめて、すでにI子さんに意中の彼がいることを知りました。
母親のNさんに「彼との交際を止めて、見合いしなければ親子の縁を切る」と強く云われたI子さんは、一人で箱根の方で睡眠薬を飲み、一週間ほど後に死亡してしまいました。

「I子さんが急性肺炎で死んだ」と知らせを受けた私の母は
お通夜に焼香に行きました。霊前に座ると直ぐに「普通の死ではない」と母の直感が働き、問うと「実は自殺です」と答えでした。

それから、しばらくの間は毎月命日に母が回向に行くようになりました。
未だ死んでから、そんなに過ぎてない頃の事ですが、お経に出向いた母にNさんが「交際していた相手が今日もお線香を上げに来てくれたが、お腹が痛くなったといって早々に帰ってしまった。いつもそうなんです」と云うので、「I子ちゃんの生き死霊でも受けているのだろう」と云いながら、お経を始めたところ,
母の胸に
「おばちゃん、いま私の生き死霊と云っていたけれど、私が自分で取った道だから、だれも怨んでいない。自分の気持ちを書いた物が仏壇の左側に入っているから、お経の後読んで下さい。お経のお陰で、たとえると自分は十万億土の半分ぐらいに来たような状態だから安心して下さい」と、I子ちゃんが語りかけて来たそうです。
(I子ちゃんは小さい時分よりの習慣で母の事をおばちゃんと呼んでいました。)
お経後にNさんに聞くと、「相手がI子との思いでの大学ノートをしまってあったが、結婚相手に見つかった。(相手を心配した上司の勧めもあって、相手は直に結婚したのでした。)承諾を得てから処分しようと思うのだが、と持参したので、もらっておくと云って、仏壇の引き出し入れていた」と、取り出したノートにあった遺書を読んだところ「自分は誰も怨んでいない」という気持ちがつづられていたそうです。

I子ちゃんの毎月の命日には午前十時の信行にNさんがI子ちゃんの塔婆供養に参詣し、午後から母がNさん宅へ回向に行くようにしていました。
その日は午前中に母が他所に行く用事があったので、十時の信行の導師は私がやりました。
内心憎からず想っていたI子ちゃんに回向するとき、自然と気持ちを込めました。Nさんが持参した供物は大福でした。
お経の後、大福を食べたところ、一口目はほとんど味を感じませんでした。
そして午後に母がNさん宅に回向に行き、I子ちゃんの霊の語りかけを感じたのでした。

I子ちゃんの霊が母に語りかけたさい、
「今日の道場でのお経は今までで一番有り難かった」
とも語っていた事を母から聞いたとき、内心憎からず想っていた私の気持ちを「知った」と云う意味を籠めた言葉であろうと受けとりるとともに、やはり回向のお経はいい加減な気持ちで読んではならないなと強く心に刻みました。


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