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エンタメ業界の日本と世界
93
:
凡人
:2012/02/25(土) 03:56:03
アカデミー科学技術賞:富士フイルムに…映画用フィルムで
毎日新聞 2012年2月24日 19時55分
映画保存用のフィルム開発でアカデミー賞科学技術賞を受賞し、記念の盾を持つ富士フイルムの大関勝久さん(右)と白井英行さん=神奈川県南足柄市で2012年2月24日、長沢晴美撮影
映画保存用の高品質フィルムを開発した富士フイルム(本社・東京都、古森重隆社長)が、米アカデミー賞科学技術賞を受賞した。授賞式は26日(日本時間27日)の主要部門に先立って、11日(同12日)に行われた。
受賞対象となったのは、10年に販売を開始した「ETERNA−RDS」。画質の美しさと、保存期間が500年程度と長い点が評価された。
最近の映画は、フィルムで撮影されても編集段階でデジタル化され、原盤はデジタルデータとして完成する。しかしデジタルは規格が多様で長期的保存には不安が残り、保存には安定したフィルムの方が向いている。このためアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは07年に警鐘を鳴らし、米ハリウッドの大手映画製作会社は、自主的に主要作品をフィルム化して保存し始めている。
「RDS」は、デジタルデータを赤、青、緑の3色に分解し、それぞれモノクロでフィルムに焼き付ける仕組み。元データを損なわずに画質を保ち、モノクロにすることで長期保存が可能となった。
11日の授賞式に出席した、同社R&D統括本部主任研究員の大関勝久さん(55)は「フィルムの良さを追求し、映画を美しく保存するという新たな役割を与えることができた。このような賞をいただけるのは本望です」と語った。【長沢晴美】
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