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スポーツ小国・日本の現実

71凡人:2011/10/22(土) 10:23:38
社説:都市対抗開幕 大人の野球は面白い
毎日新聞 2011年10月22日 2時30分

 待ちに待ったプレーボールだ。社会人野球の都市対抗大会がきょう開幕する。東京で「夏の祭典」として歴史を刻んできた大会は82回目の今年、「復興応援」を掲げ、初めて大阪で行われる。東日本大震災という未曽有の出来事に直面し、社会人として、仕事をしながら野球をすることの意味を問い直した選手たち。野球ができる喜びをそれぞれの胸に、負けたら終わりの勝負にかける彼らの姿を目に焼き付けておきたい。

 大震災は、シーズン開幕を告げる東京スポニチ大会の最終日に発生した。決勝は中止され、2週間後、都市対抗の秋開催と、単独チームでの日本一を決める日本選手権の中止が決まった。福島第1原発の事故で、当初の予定だった8月下旬から9月にかけての時期に電力不足が予想されたためで、素早い決断だった。

 東北を活動拠点とする多くのチームが被災した。仙台市のJR東日本東北は宮城県沿岸部の駅舎が津波に襲われ、仙台市の七十七銀行も沿岸部の支店が津波に流された。茨城県鹿嶋市の住友金属鹿島は鹿島製鉄所が生産ラインの全面停止を余儀なくされた。しばらくは野球ができる状況ではなかった。

 復旧支援活動に専念する被災チームの姿を見て、全国各地のチームが動いた。食料や衣料、野球道具の提供、チャリティー大会への参加や義援金集め、被災地での野球教室の開催。大震災は「野球ファミリー」の絆の太さ、強さを世の中に知らしめる結果となった。

 震災以前から企業スポーツを取り巻く状況は厳しい。会社の業績が悪くなるとスポーツは真っ先にリストラの対象になる。社会人野球も例外ではなく、企業チームはピークだった1963年の237チームに比べ約3分の1の83チームに減った。

 廃部や休部を乗り越えたとしても毎年入ってくる新人の数だけ戦力外のベテラン、中堅は「上がり」となる。会社の業務に専念すべく、グラウンドに別れを告げるのだ。定年退職、出向、配置転換などと背中合わせのサラリーマンの中には我が身を重ねる人がいるだろう。

 攻守交代の速さや礼儀正しさも社会人野球の特徴だ。平凡な内野ゴロでも全力疾走を怠らない。球審からボールを受け取る際、帽子を脱ぐ投手がいる。中軸打者が犠牲バントをすることも珍しくない。甲子園で高校生が見せる涙は青春を思い起こさせる。めったに泣かない大人(社会人)が流す涙は会社や家庭といった背負ったものの重さを思わせる。

 社会人野球のファンも、そうでない人も、彼らが投げて打って走る会場の京セラドーム大阪を訪れてほしい。足を運ぶ価値は十分ある。


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