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官僚と政治家と日本の将来
5
:
凡人
:2011/06/28(火) 01:09:02
改革派官僚、古賀氏インタビュー「今でも怖い」「民主党政権、統治能力なし」
2011.6.14 01:45
今や菅直人首相降ろしの急先鋒(せんぽう)となった仙谷由人官房副長官に昨年10月、参院予算委員会で恫喝(どうかつ)された官僚がいる。参考人出席していた経済産業省の改革派官僚、古賀茂明氏だ。「あのときの恫喝はときの官房長官と戦った証し、人生の勲章です」と言う古賀氏に、仙谷氏や民主党政権への思いを聞いた。(村上智博)
−−国会で恫喝された経緯は
「公務員制度改革をめぐり『政府が天下りを骨抜きにしようとした』と答弁したら、仙谷氏が答弁に立ち『彼(古賀氏)の将来に傷が付く』と質問者に言った。相当怒っているなと怖くなった。今でも怖い。仙谷氏というよりも、民主党政権を批判したのだが」
−−なぜ仙谷氏は直接反論せず恫喝したと考えるか
「私の方が正論なので、直接批判すれば守旧派といわれると計算していたのではないか」
−−それで怖くなったと
「仙谷氏がその地位にとどまり、民主党政権が続く限り私はいじめられ、使われなくなると思った」
−−仙谷氏のイメージは
「理論派。改革の必要性は分かっていた。当選回数(6回)以上に手練手管はあり、政権に入ることで磨きをかけた。周りを言いくるめる力もある」
−−増税路線の財務省寄りとも指摘される
「財務省に簡単に寄り切られず、土俵際で盛り返そうとしたが、盛り返せず増税路線になった。増税でどう日本経済を成長させるというのか。分かっていない」
−−民主党の掲げる「政治主導」をどう考える
「官僚抜きの『抜官僚』で東日本大震災などに対応する過ちを犯した。仙谷氏は、党内には政治主導をやる実力も人材もないと見切っていた。そこで、事務次官級の連絡会議という別ルートを震災発生後に作った」
−−菅政権が行き詰まっている
「来るべきものが来た。大震災の初動対応で首相自らパニックになっていた。役人との間には決定的な亀裂も入った。民主党政権には統治能力がなく、政権全体に傲慢さがある」
◇
古賀 茂明(こが・しげあき)氏 昭和30年、長崎県生まれ。東大卒。通商産業省(現・経産省)に入り、中小企業庁経営支援部長などを歴任。平成20年、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任し、急進的な改革を提唱。近著に「日本中枢の崩壊」(講談社)。
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