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日本企業の生き残り作戦

7凡人:2011/05/19(木) 22:54:51
デンソー、人事評価を世界で統一 国際競争力底上げ (日経2011/5/19 5:52)

 デンソーは海外拠点を含む全世界で人事制度を見直す。日本で課長に当たる役職に求められる行動特性(コンピテンシー)の統一基準を設けるほか、「マネジャー」など英語呼称を共通にする。新興国を中心に海外事業が拡大するなか、評価基準をそろえて現地採用者の能力を底上げする。国内では管理職が部下を育成しやすいよう体制を改めており、人材育成を通じて国際競争力を高める。

 コンピテンシーは従業員に望む能力について設けた評価基準で、今回は課長級以上に対して10項目を導入した。海外で先行してコンピテンシーに沿った評価を実施しており、国内を含めて今年度中に浸透させる。目標達成へのこだわり、戦略的思考、人材育成、コミュニケーションなど幅広く基準を設けた。海外拠点からの声を反映した「状況認識」と呼ぶ分析力なども入れた。

 役職の英語呼称も改めてそろえる。海外事業の拡大にあわせて現地法人を増やした背景もあり、管理職を中心とした役職は拠点ごとにバラツキがあった。部長級でも「バイス・プレジデント」と呼ぶなど拠点ごとに任せていたが「ディレクター」にする。課長を「マネジャー」、係長を「アシスタント・マネジャー」にする。

 デンソーはBRICS諸国をはじめ新興国での生産、販売拡大を加速させており、さらに海外拠点を増やす方針。全世界でコンピテンシーや呼称をそろえることで、経営戦略をしっかり浸透させる。また、現地採用されて幹部職を目指す人材の士気とスキル向上にも役立てる。

 デンソーは国内で今年1月に「課長職」、「係長職」などの管理職ポストを約10年ぶりに復活させた。組織内の人員に管理者の目が行き届くようにし、指導業務に力を注げるようにする。従来の意思決定の迅速化と成果主義にもとづく組織のフラット化を見直しており、コンピテンシー導入を踏まえながら人事制度をテコ入れする。


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