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日本企業の生き残り作戦

58凡人:2011/09/27(火) 10:08:41
産業空洞化に拍車? エルピーダが台湾で新卒採用を開始
2011.9.27 08:54

 エルピーダメモリの坂本幸雄社長は26日、産経新聞のインタビューで、台湾の生産子会社で新卒採用を始めたことを明らかにした。採用規模は日本国内の5倍にあたる100人程度を想定している。また、提携先の台湾メーカーも出資している同子会社について「株式を全株取得し、完全子会社化を目指す」と明言した。エルピーダはすでに一部製品で国内から台湾への生産移管を検討しており、円高などでコスト競争力が低減する国内を離れ、台湾シフトを加速させる。

 台湾の生産子会社は、エルピーダが株式の64%を所有する「瑞晶電子(レックスチップ)」。台湾での新卒採用は初めてで、今回は平成24年9月入社予定の100人程度を採用。現地での開発力強化に努める。一方、日本国内の採用は20人程度にとどめる。

 エルピーダは現在、広島工場(広島県東広島市)で行っている記憶用半導体「DRAM」のうち、パソコン向けの汎用(はんよう)品の開発・生産を瑞晶電子に移管することを検討中。「今の円高水準では(価格の安い)PC向けDRAMは国内で作っても利益は出ない」(坂本社長)としており、現地採用を増やすことで、開発・生産の一部を台湾にシフトする。

 さらに、同じ台湾メーカーで提携先の「力晶電子(パワーチップ)」が保有する瑞晶株36%をすべて取得し、瑞晶を数年内に完全子会社化することも検討することも明らかにした。

 開発・生産体制の再構築にあたって、PC向けDRAMは台湾シフトを強める一方、日本国内はスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末向けの最先端DRAMに特化。韓国サムスン電子との技術競争に備える。坂本社長は併せて「PC用の台湾、携帯機器向けの国内という『2極体制』を築く」と強調し、国内の正社員の雇用を維持する考えも示した。


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