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日本企業の生き残り作戦
57
:
凡人
:2011/09/26(月) 05:49:38
驚異的な短期間開発
自動車の開発は4〜5年かけるのが一般的だ。しかし、イースは、デザイン一新を決めてから、今年9月の製品化まで、わずか1年7カ月と極めて短時間だ。専門家の間からは「奇跡的な開発期間も驚きだ」との声もあがった。
短期間での開発を可能にしたのは、「自己完結型のプロジェクトチーム」(伊奈社長)の存在だ。
開発には、商品企画、設計、実験、デザイン、生産技術、営業、広報など、さまざまな部門が関わる。開発にかり出される担当者は、各部門から選抜される。その場合、「各自が各部門にとっての最適を追求し、新型車開発に最適とはならないことが問題になることがある」(福塚政廣上級執行役員技術本部副本部長)という。
プロジェクトチームはこの体制を抜本的にかえた。福塚氏、上田氏が人事権まで掌握し、各部署の課長や主査クラス約30人の配属を出身部門から開発専門部門に転換。「開発に集中」(上田氏)させる体制にした。
この結果、デザインづくりの段階で、生産技術から問題点が指摘されたり、指摘事項を部門に持ち帰って検討することがなくなるなど、設計図完成までの速度は一気に上がった。
積み上げで40%改善
注目される低燃費化技術は、「特定のある要素で、画期的に燃費性能が上がるというような技術は織り込まれていない」(上田氏)
だが、エンジン、変速機、ボディー構造などを全面的に刷新し、それぞれを積み上げ、全体で40%の低燃費化を実現した。例えばエンジンでは、燃焼室内の状況をイオンで検知し、燃料量の最適化を図る制御技術を日本車メーカーでは初めて採用した。
信号待ちなどで、停車しようとする際に、時速7キロ以下になるとエンジンが止まる「停車前アイドリングストップ」も初採用だ。止まろうとして一転して速度を上げようとするときなどに、走りながらギアを噛み合わせることが必要となり、製品が難しいとされていた。これは「同期化技術」を磨いて対応した。
これらは既存技術を活用した。これも大きなポイントだ。HV、EVが普及するとはいえ、主流は今後もガソリン車だ。さらに、低コストで低燃費化を実現できるため今後の需要拡大が見込める「新興国向け自動車への適用も可能」(伊奈社長)だ。地道な「イース技術」は適用車種や適用領域が広い。これもまた付加価値として特筆すべきかもしれない。(平尾孝)
◇
【ミラ イース】ミラは、ダイハツを代表する軽自動車ブランド。これに、同社の今後の技術基盤である「イース・テクノロジー」を組み合わせて、同社の戦略車であることを表した。特徴はガソリン1リットル当たり30キロを走行できる燃費性能。ハイブリッド車でも、電気自動車でもなく、従来のガソリンエンジンの技術を向上させて実現した。イース(e:S)は、エコ(エコロジーとエコノミー)&スマートの頭文字からとった。家格は79万5千円から。
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