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日本企業の生き残り作戦
34
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凡人
:2011/09/13(火) 16:58:38
スズキ:「自主独立で相違」VWと提携解消へ
毎日新聞 2011年9月12日 21時21分
スズキが12日、独フォルクスワーゲン(VW)との提携解消を決めたのは、最大の目的だった環境対応車の技術が十分得られなかったうえ、スズキの経営に関与したいVWと独立性を維持したいスズキの考え方の違いを修復できなかったためだ。両社の販売台数を合計すると世界最大の自動車連合になる大型提携は、具体的な進展がないままわずか1年9カ月で破談を迎えた。
「環境車の技術協力が目標だったが、期待した効果が得られなかった。自主独立という私の経営哲学、経営方針と相いれないことが分かった」。東京都内で会見したスズキの鈴木修会長兼社長は、決断に至った理由をこう説明した。
スズキがVWと提携したのは「VWを家庭教師」(鈴木会長)として、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの技術協力を受け、巨額の費用がかかる次世代環境車の開発を加速させる狙いがあった。提携直後はスズキの技術者がVWに出向き、頻繁に意見を交換。提携は順調にスタートしたかに見えた。
しかし、VWは19.9%しか株を保有していないスズキに対し、グループ内の技術情報の活用を制限。スズキが経営の独立性を維持したまま、VWから十分な技術協力を受けるのは難しいことが判明した。スズキはVW側に改善を求めたものの、問題は解消されず、今年前半から「VWとの困難な調整で時間を棒に振った。独自でやる方が環境車開発が進む」(原山保人副社長)という状態だった。
スズキが6月に発表した伊フィアットからのエンジン調達についても、当初はVWからの調達を検討した。だが、VWから供給を受ける場合、VWはスズキの他社へのOEM(相手先ブランドによる受託生産)を認めない方針を示したため、断念したという。それにもかかわらずVWが11日にこの提携を「合意違反」と批判したことで、鈴木会長は「非常に心外」と憤り、両社の溝は決定的になった。
◇独自開発を加速へ
スズキは次世代環境車で独立路線を歩むことになるが、鈴木会長は「よそに依存するより自分の技術陣を信頼してやる方が良い」と述べ、自力で技術開発を加速させる考えを強調した。
ただ、次世代環境車の技術をめぐっては、トヨタ自動車が8月、米フォード・モーターと小型トラックなど向けのHVシステムを共同開発することで基本合意するなど、大手間の提携関係が加速している。調査会社TIWの高田悟シニアアナリスト(自動車担当)は「環境規制の厳格化などを受けて開発競争が激しくなる中、スズキ1社ですべての研究開発をまかなうのは難しい」と指摘。そのうえで「スズキが新たな提携を模索すれば、世界の自動車の勢力図がまた動く可能性がある」と話す。
また、スズキを「魅力的な投資先に変わりない」とするVWが、スズキの要求通り株の買い戻しに応じるかどうかも不透明だ。スズキの株価は提携時より下落しており、交渉が難航するとの見方もある。【米川直己】
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