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日本企業の生き残り作戦

231凡人:2015/05/02(土) 02:10:47 ID:da95RwFo0
                   ◇

 地方銀行は地方の企業を守らなければならない。ですが企業は、国内市場だけでは生き残れません。どうしても目覚ましい経済発展をしているアジア、特に東南アジアを向く必要があります。

 このため、まず、香港に事務所を開設し、後にASEAN(東南アジア諸国連合)各国に広げ、海外進出する企業を牽引できる能力を持たなければならない。

 いずれは支店に発展させ、統合から10年後をめどに持ち株会社の傘下に海外向けの新たな銀行を設立したい。

 それぞれが持つ取引先の強みを組み合わせることで、大きな相乗効果を生み出せる。われわれも取引先も活性化するといった前を向いた仕事が統合によって実現できるようになるわけです。

 日本の高度経済成長は昭和29年に始まり、48年まで続きました。そして、安定成長を経て、平成3年以降はずっと低成長です。つまり、明治後半から大正、昭和初期生まれの人たちのおかげで日本は発展した。私を含めて昭和27年前後の生まれは、この日本の発展に何も寄与していないことになる。なのに偉そうな地位になってしまった。内心、忸怩(じくじ)たる思いがある。

 だから肥後銀行の甲斐(隆博)頭取と、きちんと次の世代にバトンタッチできるよう、私たちが面倒くさいことをやろうよって意気投合し、統合を決意をした。例え非難や禍根を残そうともやり遂げるつもりです。大いに期待してください。
                   ◇

【プロフィル】上村基宏

 かみむら・もとひろ 昭和27年8月、鹿児島県生まれ。慶応大商学部卒業後の50年に鹿児島銀行入行。指宿支店長、福岡支店長、高見馬場支店長、業務統括部長などを経て、平成18年に常務取締役。22年6月に頭取に就任した。
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