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日本企業の生き残り作戦

128凡人:2012/01/18(水) 12:01:16
洋ランを台湾で栽培へ モテギ洋蘭園、コスト削減
2012/1/18 1:45

 埼玉県本庄市でランの栽培・販売を手掛けるモテギ洋蘭園(茂木敏彦社長)は台湾で栽培を始める。年内にも台南市に農園を建設する。台湾は亜熱帯気候に属し、生育に適している。電力料金も日本の3分の1程度でコスト削減が可能と判断した。まず日本国内向けに生産し、将来は急拡大するアジアの富裕層を開拓したい考えだ。

 台湾に現地法人「仁洋蘭園」を設立し、年内にも台南市の農業団地に約3万平方メートルを賃借して農園を建設する。投資額は数億円規模となる見込み。将来は年間60万鉢の生産を目指す。

 国内の花き類の生産者が海外進出する例は珍しいという。台湾は亜熱帯気候に属し、ランの栽培が盛んだ。ランは温室で栽培するため、電気を大量に使う。台湾は電力料金も人件費も日本の3分の1程度のため、育成コストを大幅に低減できると考えた。

 まずは国内向けにランの育成を始める。ランは苗から出荷までに3〜4年かかる。台湾で手掛けるのは購入した苗を育て、仕上げをする直前までの期間20カ月あまりの過程。その後日本に輸出して4〜5カ月かけて完成させ、出荷する。

 東京都中央卸売市場が花き類の取扱手数料の値上げを検討をしていることもあり、花の生産者はコスト削減が急務となっている。

 日本ではラン市場は縮小傾向にあり、海外市場の開拓も狙う。農林水産省によると、国内の洋ラン出荷量はピークから3割近く減少している。台湾からは富裕層の購買力が増すなかで中国や中東などへの輸出も多い。海外では日本の技術で育てた花は評価が高いといい、同社では高付加価値品として売り込む考えだ。

 モテギ洋蘭園は本庄市内に約9000平方メートルの農園を保有する国内最大級の洋ラン生産者。年間20万鉢を生産している。2012年3月期の売上高は6億円を見込む。主に卸売市場を通して販売しているほか、本庄市内では小売りも手掛けている。


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