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暴力と日本社会
112
:
凡人
:2011/03/04(金) 06:13:29
暴力団関係者の露店、村上市が許可(2011年3月3日 読売新聞)
県警が認めないよう指導
(新潟県)村上市が管理する公園で、暴力団関係者が市から許可を得て露店を出店していたとして、県警が市に対し、今後出店を認めないよう指導していたことがわかった。市は「暴力団関係者と気づかなかった」としており、指導に沿って対応を急ぐ考え。県警は、「出店申請の段階で照会があれば、暴力団関係者か否か調べて回答する」と自治体などに呼びかけ、露店を活動資金源とする暴力団の排除を強化する方針だ。
市などによると、この露店は、市都市公園条例に基づく出店許可を得て、2000年から毎年冬、市が管理する公園内の駐車場で、小麦粉や黒砂糖などで作る、カステラに似た焼き菓子の露店を構えている。県警が調べたところ、稲川会系暴力団組員が出店に関与していることがわかった。
条例の規定では、公園内で物品を販売する場合、出店者は1平方メートルあたり1日50円の使用料を支払う。この露店は毎回、所定の用紙に申請者名や使用区画(8平方メートル)を記載して市に出店を申請。市は過去5年分だけで計135回、計約6万3000円の使用料をこの露店から得たという。
この露店が扱っていた焼き菓子は、「ぽっぽ焼き」と呼ばれる新潟名物で、直径数センチ、長さ十数センチの円柱状。黒砂糖の香ばしさと、もちっとした食感などが特徴で、9本300円程度で販売され、近年、B級グルメブームの中、人気が再燃しているという。
県警は、この焼き菓子の露店出店を巡り、県内を拠点とする稲川会系暴力団が権利を主張し、出店を希望する各地の暴力団関係者らに権利を売っているとみている。また、売り上げの一部が、出店に関与する暴力団に活動資金として吸い上げられているとみて、自治体が管理する施設からの暴力団関係者の排除を進めている。
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