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アメリカってどうよ
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[国際数学五輪]「飛び抜けた才能が育つ環境作れ」 (読売新聞社説7/29)
八十二の国・地域から約四百六十人の若者が東京に集い、数学の能力を競い合った国際数学オリンピックで、日本の代表チームが九位になった。大学入試の数学など足元に及ばないほどの難問が出る。計算力や受験技術だけでは、歯が立たない。専門家さえ簡単に解けない問題もある。発想力が試されるこの大会で、日本代表の高校生六人のうち一人が、点数順で上位三十七人に与えられる金メダルに輝いた。他の五人も、銀、銅のメダルをとった。健闘をたたえたい。
それにしても、世界の壁は厚い。国別順位は、一位がブルガリアで、中国、米国、ベトナムと続く。毎回、上位に名を連ねる強豪国ばかりだ。日本は一九九〇年の中国・北京大会から参加しているが、最高でも八位にとどまり、なかなか上位に進出できない。初参加した当時は、各国が日本を強敵とみていた。優勝するのではないか、という見方さえあった。国際的な学力比較調査で日本はいつも上位だからだ。経済協力開発機構(OECD)が約三十か国の十五歳生徒を対象に実施した二〇〇〇年の調査でも、数学の能力で、日本はトップに立っている。ただ、こうした調査は、生徒の平均的な能力を見ることを主眼にしている。好成績は、“横並び”を重視してきた日本の教育のあり方を反映している。その一方で、数学に限らず、世界トップクラスの人材がなかなか育たない、という現実がある。原因として、まず英才教育に対するタブー視があげられる。特に初等、中等教育で根強い。数学オリンピック上位国が飛び級など、多彩で柔軟な英才教育システムを持つのとは対照的だ。才能や努力を複眼的に評価する制度も整っていない。現在の教育システムでは大学入試が最優先され、独自分野への挑戦は受験勉強の足かせになる。米国では、数学オリンピックや理科コンテストで優秀な成果を出せば、大学への入学が有利になる。日本では、早稲田大学など一部が、数学オリンピックの成績を入試で考慮しているだけだ。基礎学力の向上も大事だが、世界の先頭集団で競っていくには、飛び抜けた才能を持つ人材の育成が欠かせない。文部科学省は一昨年から、理科や数学教育を重点的に行う高校「スーパー・サイエンス・ハイスクール」の制度を設け全国五十二校を支援している。英才教育の支援に乗り出す自治体もある。変化の芽は出始めた。これを大きく育てていかねばならない。
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