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狭山事件の真相は?

1狭山現調隊:2003/08/24(日) 10:42
狭山事件については2ちゃんねるで議論されて来ましたが
見苦しい荒らしも多く議論が進まないのでこちらでの検討
もお願いします。


>参考< 
 ××××××狭山事件××××××(2000.11〜12)21レス
  http://mimizun.mine.nu:81/2chlog/occult/piza.2ch.net/occult/kako/975/975464201.html
 狭山事件(2002.2〜7)
  http://de.geocities.com/zeroyaruki/sayama/sayama01.html
 底知れぬ暗黒、狭山事件2rd(2002.7〜10)
  http://de.geocities.com/zeroyaruki/sayama/sayama02.html
 狂気の迷宮・狭山事件3rd(2002.10〜2003.1)
  http://hobby2.2ch.net/occult/kako/1034/10346/1034680074.html
 殺意の因習、狭山事件4th (2003.1〜5)(html化待ち)
  http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/occult/1043835444/
 虚構の闇、狭山事件5th (2003.5〜8)
  http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1053532994/l50
 無限回廊内のページ
  http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/sayama.htm

 盛況氏のHPで4thと5thを読むことができます。
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/6601/index.html

505豚神祭:2006/08/09(水) 00:21:31
この石川って人、なんで留置所の壁かなんかに被害者への侘びの気持ちを削ったのかそれだけが引っかかる。それがなかったら100%無罪信じられるけど・・・

506狭山興毅:2006/08/09(水) 06:38:53
>>505
取調べ刑事による誘導。無知につけこんだ汚いやりくちでしょうな。

507O:2006/09/28(木) 06:31:51
>恵庭冤罪事件上告棄却

島田仁郎にかかれば、みんな有罪。

508Mr.X:2006/10/03(火) 13:37:57
すでに終わった話。

解同だか何だか知らないが

寝た子を起こすな。

509おにぎり:2006/10/03(火) 16:12:43
狭山と恵庭を棄却した島田が最高裁長官とは!
世も末だ。

510XP:2006/10/04(水) 19:36:55
署名?ふざけたこと抜かすなw

511おにぎり:2006/10/05(木) 07:05:40
>>510

・・・あなたも救われませんね。

512Mr.X=XP?:2006/10/05(木) 23:01:04
>>508と509

 どういうお立場でコメントしているのでしょうか?
 ただ単に、他の人や団体の行動・行為をちゃかしたり、
 批判する神経がわかりません。
 批判するなら、どういう理由で、そのような言動をとるかを
 明らかにしなければ、おかしいですよ。
 どうして「寝た子をおこすな」なのですか?
 なぜ、「署名」が「ふざけたことなのですか」

513ポーロック:2006/10/06(金) 02:51:26
単なる刑事事件に政治をからめて相手を潰そうと画策する
ような連中よりはマシではないか?

”署名”だが、現段階で本気で実効性はあると考えているの?

そこに認識の甘さがあるということでは?

狭山事件って調べる気すら失せるような部分はあるが、
それに拍車をかけているのが、マニアのような連中。

書けば、また潰しにかかってくるかもしれんがね。(苦笑)
だから信用されないんですね。厳しいようだが。

514Mr.X=XP?:2006/10/07(土) 01:51:22
ポーロックさん。よけいなお世話ですよ。
あなたのコメントを聞きたかったわけではないです。
Mr.X=XP??のご本人自身の気持ちを聞きたいだけです。
それとも、Mr.X=XP=ポーロック ですか?
いずれにしても、批判するならいいかたがあるでしょ。

515ポーロック:2006/10/26(木) 16:19:48
本件に関しては批判すら許さない。
そういう輩が跳梁しているのが現状。

そこまで言われたくなければ、自らの襟を正したらどうなの?

こういうことを言われてしまうんだよ(w

516おにぎり:2006/10/27(金) 06:54:36
いちど、見てみたらいかがでしょうか。

10月31日、日本教育会館で狭山市民集会があります。
石川さんご本人をいちど見てみたら、この事件が冤罪で
あることがよくわかります。

517ポーロック:2006/12/12(火) 16:44:29
石川は無実だと思うが、もう終わった話。

それから部落解放同盟が本件に関与しているようだが、
あいつらは差別がなくなれば困るというのが本音。
換言すれば”差別”がなくなれば連中は困る。

事件と政治を混同して動いている連中はいるわな(藁)

518おにぎり:2006/12/13(水) 06:13:41
『AERA12.18号』が石川一雄さんをとりあげています。不要な情報が
散見されるものの、現状が伺えます。

519Mr.X=XP?:2006/12/16(土) 07:38:41
ポーロックさんよ。あんた、この掲示板で言いたい放題だね。

>>石川は無実だと思うが、もう終わった話。

とは、どんな論理展開と人間的な感情から発しているのか?

あんたが逆の立場だとして、ポーロックのような言い方を
されたら、どう思うだよ。

520ポーロック:2006/12/16(土) 18:55:04
それで?
言いたいことはそれだけ?

521A[]:2006/12/19(火) 00:06:22
署名活動が無内容なら、拉致被害者救援活動も無意味になってしまうなぁ。
まぁ、あの活動は、住吉会の活動だからね。

522ポーロック:2006/12/19(火) 19:18:30
>住吉会の運動

根拠は何?

邦人拉致事件と狭山事件を同列に扱う事自体に無理があるわ。

523:2006/12/22(金) 11:50:02
>>あいつらは差別がなくなれば困るというのが本音。
>>換言すれば”差別”がなくなれば連中は困る。

いつからまったく同じことをいうのを「換言」というようになったのかな?

524:2006/12/31(日) 11:41:47
>いつからまったく同じことをいうのを「換言」というようになったのかな?
 
 禿同www

>それで?
言いたいことはそれだけ?

 口癖

525夢現:2007/01/20(土) 22:17:45
はじめまして。はじめて書き込みさせていただきます

もし差し支えなければ荻原佑介氏のプロフィールを教えていただくか、
萩原氏に関する資料の存在の入手先をご教授いただければと思います。

知りたいという理由は、狭山事件において萩原氏がなぜ石川一雄氏の
無罪を確信して活動をはじめたのか?その背景を考察してみたいのです。

以上、よろしくお願いいたします。

526夢現:2007/01/20(土) 22:18:57
3行目(訂正)萩原>荻原

527老婆心:2007/01/21(日) 07:50:51
夢現さんへ
「知りたい」という前に、まず、ご自身が把握されている
荻原氏の情報について書かれてから、とうことではどうですか。

528A[:2007/01/21(日) 17:33:47
新潟や熊本の幹部、現役の組員ではなかったけ。
言えないのだよね。このことは。
現在の最大のタブーだから。

529夢現:2007/01/21(日) 18:13:54
たいへん失礼いたしました。荻原佑介氏については、第ニ審第1回公判に
おいて石川一雄氏が殺人容疑を否認し、無実を訴える契機をつくった人物
という程度の知識しかありません。
高校生のころ、狭山事件の経緯をわかりやすく表現した解放出版(だった
かな?)の漫画で机を叩いて石川氏を説得する場面が印象に残っています。
もし、この掲示板に書き込むことに問題があるのなら彼のディテールにつ
いて書かれている書籍等をご紹介願えないでしょうか?

530老婆心:2007/01/22(月) 23:11:01
荻原佑介氏は、当時、川越市在住で、水平運動に関与されてきた人物
ときいていますが、そうであれば、近隣の地域で起きた狭山事件の
石川氏のために尽力されようとするのは自然に思えますが。
夢現さんは、何かひっかかるというのでしょうか。
あるいは、そのことが、この事件に対する解決に資するとお考えなので
しょうか。

531夢現:2007/01/23(火) 13:54:25
ひっかかっていることは、荻原氏が事件発生直後から水平運動に関
与していたがゆえに調査を開始し、石川無実を確信し、石川氏に事
件を否認するように導いたとする流れです。

そうではなくて、事件発生後、早い段階で荻原氏が石川氏は無実で
はないのか?と思える情報を掴んでいた。ただし、それは不確かで
漠然としたアングラ的なものにすぎず、また、直接、表にだせるよ
うなものではなかった。しかしその情報を掴んだことが独自の調査
を開始する強い動機となり、その結果、石川無実の確信をもつに至
ったとする流れであったとするほうが荻原氏の精力的な活動の説明
がつきやすいのではないかというのが私の発想です。

ただし、私は荻原氏のバックボーンについてあまりにもなにも知ら
ないので、現地の事情、当時の状況に詳しい方からみれば笑止千万
な発想かもしれません。が、私の発想(妄想?)を補強するような
情報がないか?と思って525の書き込みをいたしました。

しかし、私の発想が補強されたとしてもこの事件を解決することに
役立つことになるのか?と問われればそれは今となっては否と答え
ざるを得ません。このスレが純粋に事件自体のことを語る場である
と理解して書き込みをいたしました。

532人間魚雷:2007/01/23(火) 20:12:10
石川氏本人に接見したり、弁護人と接触するうちに、石川氏の無罪を確信し、
差別捜査、差別裁判と断固闘う決意をされたとしても不思議ではありませんね。
荻原氏が何か特別な情報を掴んでおられなかったとしてもです。
掴んでいたかもしれませんが、それは分かりません。

「狭山の黒い雨」という映画の中では、荻原氏は非常に親分肌で、
面倒見が良く、情熱に溢れた人物として描かれていました。
まぁそれは、彼が裁判所に送りつけた魂のこもった文章を見ても分かりますね。

533T生:2007/03/19(月) 01:36:51
>>人間魚雷様

まったくご無沙汰しておりますが、5月に現地へ参ります。詳細日程はまだ不明ですが可能であればメールをください。
私信ですいませんが。

534土門:2007/05/04(金) 16:50:11
狭山事件って、被害者の姉で変死した人の戸籍上の夫や、豚場経営者本人には、なんで疑いがかかってないんですか?
豚場経営者の兄が被害者の父親って噂は本当なのでしょうか?

536ろった:2007/09/14(金) 22:18:50
>>534
>豚場経営者の兄が被害者の父親って噂は本当なのでしょうか?

それは違うと思う。

537公判記録?:2007/09/19(水) 23:32:43
公判記録をお持ちの方アップしていただけませんか?

538のゆ:2007/12/26(水) 18:58:26
最近になってこの掲示板があるのを知りました。初めて書き込みします。
このところちょくちょく狭山に行って「現地調査」を敢行しており、
11月には石川一雄氏本人にも会うことができました。再現された鴨居を
見せてもらって改めて実感しました、1回目、2回目の家宅捜索で何も
見つからなかった鴨居から、3回目は忽然と万年筆が出現した不思議さを。
真犯人は誰かという議論も大切ですが、まずは石川さんが犯人ではあり得
ないことを実証することが大切ですね。

539のゆ:2007/12/26(水) 19:07:42
亀井トム氏が昔に書いた本の中に、被害者を解剖した際、膣内に残存していた
精液の量は3人分くらいあったという話しが、非公式に捜査官から漏れていた
とのことです。確認できた血液型はBだけだったらしいです。
胃の中にあったトマトと並んで非常に興味深い話しです。

540りっちー:2008/03/05(水) 20:31:53
初めまして。この事件を知って以来ずっと真犯人について考えている者です。
あまりにも閉鎖的で古い因習の漂うこの事件、謎が多過ぎます。
やはり村全体の何らかの力が働いたと観るべきなのでしょうか。
それからNK氏は健在なのでしょうか。

541のゆ:2008/03/10(月) 12:11:20
りっちー様

NK氏というと被害者の実兄ですね? 健在と聞いています。
70歳ぐらいではないでしょうか。

542りっちー:2008/03/11(火) 18:58:20
のゆ様

ありがとう御座います。現代の70歳ってまだ若いですよね。中田家と事件の
真相を彼は墓まで持って行くつもりなのでしょうか。
前スレの入曽歴3年さん、もういらっしゃらないでしょうか?
是非もっと突っ込んだ推理をお聞きしたく存じます。

543りっちー:2008/03/27(木) 08:14:57
私なりの仮想まとめ

①水利をめぐってN田家と対立していた有力者UがN田家の秘密をネタにN田栄作氏懐柔策を用いたが失敗。
②水路工事受注が無いと困窮するU氏はN田家の秘密(母Mの死、四女Y枝出生の秘密。情報源はOGか)をネタにN田家を脅迫。
③それでもN田栄作氏が動かないため、Uは子飼いの連中(極道?)を使ってY枝を誘拐、殺害。
④③を電話で知らされたN田家は親戚を動員してY枝を捜すが見つからない。更に脅迫者から言われるがままに行った場所で長男KはY枝さんの学生証と脅迫状、自転車を発見、家に持ち帰る(気がドウテン)。
⑤脅しじゃなく本当にY枝さんが誘拐されたと知ったN田栄作と長男Kはすぐ警察へ。
⑥佐野屋にY枝の姉T恵が行きたがらなかったのも、父栄作と二人で「Y枝はもう死んでいる」と泣いたのも③を知っていたから。PTA会長M氏の数時間に及ぶ説得でようやくT恵が佐野屋に行く際に偽札を持参したのもY枝が生きて帰って来るとは思っていなかったし今度は自分が殺されるのではと思ったから。
⑦佐野屋に現れた二人は・・・OG?IT?←不明
⑧埋葬っぽい遺体の埋め方は・・・長男関与?←不明
⑨OG氏の自殺は犯行に利用された上、新居で殺人が行われたことに対する良心の呵責が原因か?
⑩不審な人物を目撃したTN氏は極道に刺された??口封じ??←不明
⑪姉T恵の突然死理由は、N田家秘密を守り通すため警察・検察に迎合した偽証を行った結果石川さんに死刑判決が下された事への自責と、母Mの死に関するN田家驚愕の事実を知っていたから?てか本当に自殺?←不明
⑫PTA会長M氏の突然死因と死ぬ数週間前に起こった、煙草を買う際の交通事故との因果関係は??←不明
⑬IT死轢死の真相は??←不明
⑭次兄の自殺理由真相と奇妙な遺書は??←不明
⑮ルポライター、ハンスト中の石川氏を診断した医師の死の真相は??←不明
⑯石川さん宅放火犯は本件の関与者??←不明

まだまだ分からないままですが、私なりのまとめを記載した次第。

544大和:2008/04/17(木) 15:55:14
子供の人権学習をきっかけに「狭山事件」調べてみることにしました。私は実家が狭山市に隣接する地域ですが、私が生まれる前の事件だったせいか、不思議なくらい事件の事は耳にしませんでした。高校時代に先生から「狭山に近いでしょう?昔、女子高生殺人のあった…」と聞かれて、家に帰って両親に聞いた覚えがあります。母親は入曽の出身なので事件の事…主に世間の噂を数々聞いていたようでした。私と息子は今、まだあれこれと資料を読んでいる初心者ですが、謎の多いこの事件の真相は究明し続けて行きたいと思いますし、また、もし「犯人」とされているI氏が冤罪なら大変な事だと思います。皆さまのご意見をとても興味深く、更に驚きながら拝見しています。勉強不足なので場違いな質問もあるかと思いますがあしからず。

545Happy Heads:2008/04/22(火) 00:19:21
被害者が種違いである、という話は2ちゃんオカルト板の最初の狭山スレに書き込まれていた情報ですが、ソースが一体何なのか、信憑性がどの程度あるのか気になっていました。
たまたま、亀井トム「狭山事件続無罪の新事実」を入手できたのですが、この中にその情報がありました。ソースは亀井トム氏だったんですね。参考のため引用します。
第八話 報告をめぐっての自由討論・前編という対談の中にこの話が出ていて、参加者は162ページにA(筆者)と明記されています。(文中Y.Hさんは実名を引用者がイニシャルにしています)

D そういえば二審の公判である弁護人が、被害者の姉の登美恵さんの婚約者で証人として呼ばれたY.Hさんに「妹の善枝さんが腹ちがいであるということをきいたことはありませんか」ときいたら「きいたことはない」といってましたね。腹ちがいといえば事件の十年前まで母親が生きていたので、身うちの不行跡ということになるわけね。そこで恨まれるということがでてくるのかしら。
A いやあれは弁護人の単純な錯覚なんですよ。「腹ちがい」ではなく「種ちがい」ときくべきだったのです。その弁護人も僕のある記事からヒントを得て、そうきこうとしたのをまちがえてしまったとはっきりいっています。
B 「畑ちがい」と「種ちがい」ではいみがちがってくる。一方は父の不行跡、他方は母親だからね。弁護人のまちがった質問をまともに受けとってる人もあるようだが、事件の十年前死んだ母親には素行上ある種の噂があった。だからそのとばっちりをうける人も全然ないとはいえないわけなんだね。善枝さんは他人のそら似である人に似ているという場合もありうるからね。
亀井トム「狭山事件続無罪の新事実」JCA出版 167ページ

弁護人の「腹ちがい」発言は、野間宏「狭山裁判」でも触れられた件でしょう。
この亀井氏の発言を信じれば両方ともソースは亀井氏だったという事になります。
当時の弁護士なら被害者の戸籍を調べるのは可能だったんじゃないかと思いますが、はっきり記載されていたのなら「腹ちがい」と「種ちがい」を間違える事はあり得ないと思います。
そう考えると、この発言を全面的に信じるわけにはいかないかな、という気がします。

546のゆ:2008/04/23(水) 18:54:46
被害者のNYは事件当日、第1ガード、第2ガード、関口自転車店近くで人待ち顔でいるところを目撃されており、
帰宅ルートである薬研坂とは反対方向であり、これが誰かと待ち合わせているのではないかと推測されて
います。
しかし先日、堀兼中学近くから関口自転車店、第2ガード、第1ガードと歩いてみて分かったのですが、
この道であっても、ちょっと遠回りするけれども、帰宅ルートとしては異常ではないように思えます。
しかし驚きなのは、この方面にOGの実家があるのです。OG、事件直後に農薬を飲んで井戸に飛び込んで
自殺した、N家の元作男です。彼の筆跡は、脅迫状に酷似しており、血液型はB型、結婚式を翌日に控え
ての自殺、疑いは尽きません。

547人間魚雷:2008/05/01(木) 23:01:26
本日は被害者の命日ですね。
あらためてご冥福をお祈りいたします。

548老婆心:2008/05/01(木) 23:41:10
そうですね。45年前のきょう、事件が発生し、何者かに殺害され、
被害者は逝去されたのですね。それにしましても、あの事件の脅迫状は、
確定判決の認定事実によれば、犯行直後に、どしゃ降りの雨中、
被害者の自転車に乗って、被害者の自宅に行き、脅迫状をガラス戸に差し込んだ、
とされています。その一連の行動ならびに、緊迫感ある脅迫状の文面によりますと、
犯人は「1分1秒」を争っていたかのように感じさせます。
それなのに、脅迫状に書かれた、身代金の受け渡し日時は「5月2日」の
「夜12時」となっています。この「5月2日の夜12時」という時刻は、
日常的な感覚で考えますと、「5月2日の午後12時」を指すと思われます。
しかしながら、「5月1日」の「午後12時」を「5月1日」が「5月2日」
に切り替わる時刻、と考えれば、
「5月1日の午後12時」=「5月2日の夜12時」とも解釈できるように
思われます。実際、狭山事件についての過去の刊行物の中に、
警察側は「5月2日の午後12時」とともに、万が一に備えて、
「5月1日の午後12時」にも、「サノヤ」で、犯人逮捕の態勢を調えた、
と書かれたものがあります。
犯人が「夜の12時」という時刻を指定したことに、何かの意図は
あったのでしょうか。

549のゆ:2008/05/02(金) 17:45:38
「夜12時」にどういった意味があったのかは分かりません。しかし5月1日の深夜12時、事件が認識されて4時間半後に念のため張り込み
が行われたのは事実のようです。第2審で、いやがる姉に「もう一度」と説得したとの証言がありますし、
警察側も1日深夜に張り込みしたと証言しています。
しかし考えてみれば、雨降りの中を張り込みしたことになるわけですが、そういった内容の証言であったかどうか、
記憶が定かではありません。

昨日午後、狭山に行ってみました。天候は事件当日のような雨が降り出しそうな気配はなく、比較になりませんでした。
驚きだったのは、狭山市立図書館では狭山事件関連の書物の多くが貸し出し禁止措置になっていることです。

550Happy Heads:2008/05/02(金) 23:16:36
5月1日の深夜12時に張り込みが行われたのは事実の様ですが、その割にはその時
何が起こったか、は信頼できそうな話がありませんよね。
それで亀井氏がかなり無理目の推理を展開してしまったり。

ずっと語られていない状況、というのは気になってたりします。
単に何も起きなかったんでしょうか?

551老婆心:2008/05/03(土) 20:38:18
「5月2日の午後12時」の時刻に対応するため、張り込み態勢をととのえ、
5月3日の零時すぎに、被害者の姉が、サノヤ付近で、犯人と言葉をかわし、
犯人が身代金受け渡し現場にきたにもかかわらず、犯人を取り逃がした、
とされていますね。
のゆさんと、Happy Headsさんのおっしゃるとおり、
「5月1日の午後12時」の時刻にも、万が一に備え、張り込みをした
ようですね。第2審の公判調書によりますと、当時PTAの会長だった
民間人の協力者が、被害者の姉に「もう1回勇気を出して行ったらどうか」
と説得した、とありますが、「1回目」の張り込みの様子は、「狭山事件」
(著・下田雄一郎氏)30頁によりますと、「土砂降りの中、二女は傘を
差して待っていた。刑事数人が見張ったが、犯人は現れなかった。」と
あります。(この下田氏の記述の、元資料・文献の確認はできていません)
上記のPTA会長は、狭山署長から、「2回目」の張り込みをするにあたり、
「サノヤに犬がいて、あそこに張込みをするにあたり、スピッツはよくほえる
犬だからそれを遠くへ隔離するように話してほしい」とも依頼されたいる
ようです。ということは、「1回目」の張り込みをしたときに、「サノヤ」
のスピッツに吠えられた、という経験をした、ということでしょうか。
また、張り込みにあったて、サノヤの住人がどうしていたのか、については
下田氏の上記書籍の40頁によりますと、「佐野屋の主人は家の中で耳を
澄ましてやり取りを聞いたいた。」とあります。下田氏は、どの文献・資料
から、この事実を把握されたのかは不明です。
わたしは、1回目と2回目の張り込みの状況がどのようであったかは、
サノヤの住人の「証言」が重要だと思うのですが、わたしの見た限りの
文献では、サノヤの「証言」を見た記憶がありません。どなたか、ご存じ
の方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。

≫549
昨日午後、狭山に行ってみました。天候は事件当日のような雨が降り出しそうな気配はなく、比較になりませんでした。
驚きだったのは、狭山市立図書館では狭山事件関連の書物の多くが貸し出し禁止措置になっていることです。

とのことですが、「狭山市立図書館」のサイトで、その蔵書を検索してみましたが、
確かに、「貸出禁止」のものがありますね。のゆさんは、図書館に実際に
行かれたようですが、「貸出」ではなく、図書館内での「閲読」も禁止
なのでしょうか。

552Happy Heads:2008/05/03(土) 22:57:19
集英社版の野間宏「狭山裁判」上巻を見たら、冒頭の狭山事件年表に
五月一日 中田善枝行方不明。中田家に善枝の自転車、脅迫状とどく。狭山署員ら一〇人、脅
     迫状の指定場所佐野屋付近に張りこむ。
  二日 狭山署員ら聞き込み捜査開始、大谷木警部以下四0人佐野屋付近に張りこむ。
  三日 午前零時すぎ、犯人現れるが取り逃す。
と記載されていました。(狭山裁判上巻、集英社、18ページ)

狭山事件無罪の新事実の方にも、
五月一日(水)
(中略)
24・00〜 脅迫状の指定は「五月二日夜十二時」であるが、犯人の知能程度が低いと見た警察は、
念のため佐野屋前に中田登美恵(善枝の姉、脅迫状には女の人が金をもってこいと書かれている)を立
て、張込み。犯人現れず。
(なお、念のため、と、犯人現れず、には傍点がふってある。)
(三一書房、狭山事件無罪の新事実、17〜18ページ、栗崎ゆたか名義の箇所)
と堂々と書いてありますね。ちゃんと読んでなかったな〜。五月一日の深夜、佐野屋前で張り込みを
したという、きちんとした資料があるのかな?

553Happy Heads:2008/05/03(土) 23:04:12
すみません。狭山事件無罪の新事実の引用箇所は劇団おまわり説の主張を始める前の、
17ページから20ページまでタイムテーブルにまとめられた箇所です。

554人間魚雷:2008/05/03(土) 23:48:28
「劇団おまわり」・・・懐かしい響きですね。
この言葉の生みの親は・・・私?

確か一日深夜の張り込みについては、自殺した次男が証言しているのを、
何かで読んだ事があります。
刑事の不注意で姉が大声を上げてしまったとか・・・・

555老婆心:2008/05/04(日) 10:09:13
きょう5月4日の午前中に、被害者の遺体が発見されたとされています。
「脅迫状」の「夜12時」の「両義性」を犯人が意図していたとしましたら、
「車出いく」といって車で行かなかったり、「身代金」を「このカミにつつんでこい」と指示して
「脅迫状の回収」を意図していたと思えること、また、身代金の持参人に「女のひと」を指定するなど、
この犯人は、いろいろなことに頭のまわる、ある意味で用意周到さを感じさせます。
それとの対比で考えますと、確定判決が認定事実となります、5月1日に、わざわざ被害者の自転車にのって、被害者宅に行き、
家族に発見されるリスクを冒してまで「ガラス戸」に接近して脅迫状を挟みこんだり、
「農道の真ん中」を深く掘り、遺体にさまざまな「仕掛け」をしたうえで、
埋めている、という大変な労力と時間をかけて、遺体を処理する、というリスクを
おかしていると思われます。
遺体の死亡推定時刻は、5月1日の午後3時半ごろ、されていますが、
その時刻から、死体発見現場の農道に埋められるまで、死体は、どこから
どのように運搬されたのでしょうか。複数の人間が関与しているのでしょうか。

556のゆ:2008/05/07(水) 15:04:55
老婆心さま

一般開架フロア以外に資料図書が所蔵されているフロアがありますが、館内閲覧は可能のようです。
貸し出し禁止措置の理由は、地域内に関係者(特に被害者)が住んでいるからなのでしょうか。

557老婆心:2008/05/09(金) 22:40:05
のゆさん
 狭山市立図書館の蔵書をインターネットで検索しますと、
 「狭山事件」をキーワードにしてヒットした書籍は、79種類程度ありました。
 同一種類の本は、基本的に複数の蔵書があり、狭山事件の真犯人を示唆したといわれる
書籍も、複数の冊数のうち、一部が「貸出禁止」でも、一部は「貸出可能」のようですのです。
したがいまして、ある書籍を全面的に「貸出禁止措置」をしているとはいえないので、
「貸出禁止の理由」は、必ずしも、関係者が地域内に居住しているから、ではないと思われます。
「野間宏」氏の書籍の中でも、「藤原書店」刊の「狭山事件」(上・中・下)は、
各1冊のみの蔵書で、いずれも「貸出禁止」でありますのが、この書籍のように、
「高額本」や、「公判調書」などの裁判関連資料のように希少性のあるものでなければ、
基本的に貸出可能な書籍が多いのではないのでしょうか。
ただし、わたしの見た限りでは、亀井トム氏の「狭山事件 権力犯罪の構造」と「狭山事件 続無罪の新事実」
は、いずれも各2冊の蔵書がありますが、いずれも「貸出禁止」となっています。
「亀井トム」氏の他の書籍(たとえば、「続」ではない、「狭山事件 無罪の新事実」は
貸出可能ですので、亀井氏の書籍のうち、2冊とも貸出禁止にしている理由が
何なのかは不明ですね。

558与太郎:2008/05/22(木) 17:40:56
 
 お気づきの点があれば、ご教示ください。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19630501
 狭山事件 〜 中田・石川両家の人々 〜

559某所管理人:2008/08/01(金) 00:56:48
いちおう書いておきますと、狭山市立図書館は3階に通常の図書(貸出可)があり、
4階に郷土参考資料室(貸出不可、閲覧のみ)があります。郷土参考資料室は、
文字通り新聞・雑誌や埼玉県内の市史などの各種資料を置いてある部屋です。

狭山事件関連書籍の多くは郷土参考資料室に置いてあるために貸出不可なだけで、
特に深い意味があるわけではありません。郷土参考資料室においてあるのと同じ
本が3階にもあって貸出可になっている場合もあります。
この辺は実際に一度市立図書館を訪問すればわかると思います。

560某所管理人:2008/08/01(金) 01:04:07
連続カキコすいません。
亀井トム氏の「狭山事件 権力犯罪の構造」と「狭山事件 続無罪の新事実」は
なぜか郷土参考資料室に2冊置いてありましたね。そういえば。
1冊は貸出可にしてもよさそうなものではありますが。

いずれにしても、一般利用者も自由に閲覧できる状態になっており、逆に言えば
わざわざ見にいったのに貸出中で読めないということがないので、この取扱は
(私にとっては)ありがたいところです。

561匿名:2008/09/24(水) 19:26:18
犯人はOGで、その日夕方被害者と会い、新居で赤飯やトマトを出した。被害者の自転車は家の中に置いた。
被害者は自宅の朝ごはんで、赤飯を食べていたはず。同じ日にまた赤飯を食べたのは、お店で注文したのではないことの傍証。
メニューを選べなかった。
食後すぐにセックスをした。OGは被害者宅で作男をしていて顔見知りで、被害者は性的に奔放な女性だった。二人は
そのような関係にあった。

しかしOGは結婚間近であり、セックスの後、そのことで二人の間で揉め事があった。勝気な性格の被害者は、こういう関係を
ばらすと軽くOGを脅した。弱気なOGは、弱気でありまた結婚で失敗を繰り返していたがゆえに、発覚して結婚が破談となることを
恐れ、カッとなって被害者を何かで絞め殺した。

殺害の後、弱気なOGは大きな不安に襲われ、被害者宅または被害者の長兄に連絡をした。自分の自転車に乗って被害者宅近く
までいった。そこで畑仕事をしていた長兄に会い、事情を話した。長兄は、この関係が世間にばれることは家の恥であると考え、
犯行の隠蔽工作に関わることを決める。

二人で長兄の自動車でOGの新居に行き、長兄が脅迫文の内容を考え、長兄またはOGが書く。
アリバイ作りのために、OGは午後5時から7時まで実家にいた。現場を長兄にまかせて。
そして長兄は被害者の自転車を車に乗せ、車で自宅に戻り、自転車を所定の場所に(つい)置いて、脅迫文を戸に差し込む。その後は略。

死体を埋めたのはOG、またはOGと長兄の二人。1日の深夜から2日の未明にかけて。

長兄は終始、部落の者に罪をなすりつけようと画策。石川氏は冤罪。

佐野屋に現れたのは長兄(ここは疑問の余地あり)。

長兄は自分では殺人を犯していないので、その分気は楽だった。
OGは厳しい警察の追及と、自身の気の弱さと、罪の意識にさいなまれ、その後自殺。
被害者の他の兄妹にはこの事実が薄々わかり、しかし世間に公表することもできず、被害者に同情し、無実の石川氏に申し訳ないと思う
葛藤の中で自殺する者が出る。

長兄はOGの犯行後に筋書きを考え、脅迫文の内容を考えた以外は、直接手を汚さなかったような気がする。
後から出てきた証拠品は、県警が工作したもの。それを長兄が追認。こういうことだろう。

562東川のほとり:2009/02/17(火) 14:14:11
取り組みにくい話題に冷静に取り組んでおられる方に敬意を表します。

564都民:2009/03/19(木) 21:02:45
検察が押さえている「Y日記」は、まだ開示されていないのでしょうか?

565真実を・・・:2009/05/11(月) 19:12:40
ずっと調べても知ることができないのですが、栄作さんや母親を含め
家族の血液型はどのようになっているのですか。それと多くの人間が
K○さんを犯人のように言っていますが、それをK○さんは知りながら
、どのようにコメントをしているのですか、コメントなしですか。
ある作家が、ある人物に(名前は言えないとあった)質問をだしたが
それは答えられないと返事がきたと読みましたが、それがK○であろう
とは衆知のことと思えますが・・・。
K○さんはとても頭がよかったらしいですが、脅迫状の無知を装った文面
や文字、犯人に対しての文面をだすことなどから、ものを書くのが好きだと
いう性質をだしてしまったと思われます。
かえって命取になったのでは?
本当に無知な人が脅迫状をだせば、これで相手に分かるだろうかこんな文面
で出したのは無知なやつと知られ、私だと早くに警察にわかるだろうなと考
える。お金を手にしても、捕まるのは早い時期だと。
もともと殺すのが目的だったと考えられる。

きたと

566のゆ:2009/05/14(木) 17:55:39
久しぶりに書き込みします。
真犯人が誰なのか、もちろん興味深いですが、断じて石川さんが犯人ではないことを証明することが大切だと思います。じゃぁ誰なのか、という話になりますが、まずは石川さんには犯行を行えないことを共通の理解としたいと思います。
最近、DNA検査によって犯人ではないとされた報道に接するにつけ、狭山事件ではDNA照合はできないのかなぁ、と思います。

567ゼロ:2009/05/15(金) 22:27:22
再審の可能性が高くなった足利事件ですが、この足利事件と同じように狭山事件の被害者に付着していた犯人のものと思われる体液を保存しているかどうかですよね、、、。被害者の体以外に足利事件と同じように衣類に付着していて、なおかつその衣類を保存していたとしたらDNA照合はできそうにも思いますが、足利事件と違って1963年の事件ですから当時、DNA鑑定という言葉すらなかったかもしれないので、、、。他に犯人のものと思われる髪の毛とか陰毛とか体の一部が残っていればできそうですけど、どうでしょうね、、、。

568入曽の焼鳥屋:2009/05/28(木) 13:14:10
関係図書を数冊読んでみました。事件の背景に農地解放に絡んだものや前日の
市議選のことが書かれていたものを見ましたが、詳しい情報はなさそうですね。
ある程度の計画性がある犯行なので、このへんの情報が重要ではないかと感じ
ます。農地分配時のメンバーや選挙の争点や候補者名、支援者等の情報は
ないですかねえ。
それと石川さん自身、思い当たる犯人像というものはなかったのでしょうか?
そんなことが書かれた本はないですか。
石川さんの5/2の実際の行動はどうだったんんですかねえ。

569芝生:2009/09/27(日) 15:30:15
おおかたの予想は長兄で固まっているのでは無いでしょうか。
いずれにせよ、石川さんの無実を証明することが第一です。

570芝生:2009/10/04(日) 19:55:16
そもそも、長兄の方はまだご存命なのでしょうか?

571森蔵:2009/10/27(火) 15:03:30
長兄は生きているようです。
事件には触れない人生を送っているようで、コメントはしないようです。
怪しいのか怪しくないのかまったくもってわかりません。
関係者の自殺や不審死が多すぎて納得できない事件ですが、石川さんだけは間違いなく無実です。

572狭山一市民:2009/11/12(木) 16:40:24
「証拠開示には応じない」
http://www.geocities.jp/gotanda2006/siennsurukai.html
ま、毎度のことではありますが。

ちなみに最近は、長兄説は否定的が主流となりつつあります。

573芝生:2009/11/13(金) 09:56:54
狭山一市民さま
最近は長兄説が否定となると、地元での本命は・・・?
また、やはり以前は長兄説が強かったのでしょうか?

574狭山一市民:2009/11/13(金) 12:31:42
やはり、「そりゃぁ、養豚場にたむろしていた愚連隊みたいな連中のうちの誰かにちげぇねぇ」、でしょうね。

確かにお兄さんを疑えば、この事件のかなりの部分の説明がつけられるため、長兄説には根強い支持があること
も確かですが、「自分の中に潜む、狂気という何ものかが」突発的に事件を起こしてしまった、とでも考えない
限り、彼がこの事件を起こすメリットは何もなさそうです。

575芝生:2009/11/14(土) 10:12:29
狭山一市民さま
地元の意見や考え方は参考になります。
養豚場の誰か・・・と言うことになると、いずれにしても石川さん無罪論ですよね。
地元での石川さんに対する考え方はどんなものなのでしょうか?

576狭山一市民:2009/11/14(土) 13:05:01
「さわらぬ神に祟りなし」がホンネでしょう。
住民にとって、この事件が今の生活にプラスになるようなことは何もない(むしろ
マイナスイメージですし)し、あんな忌々しい事件、ほとんどの人が忘れたがって
いる(=今さらブリ返さないでくれ)と思います。

577佐伯琢朗:2009/11/14(土) 20:23:33
自分らの仲間うちでは、当初亡くなった奥○氏が怪しく、長兄を交えた三角、四角関係の説を唱えておりますが、そういったことはまったく可能性がないですかね。

578芝生:2009/11/15(日) 20:13:42
佐伯琢朗さま
自分ら・・・というのは、やはり地元の見解ですか?
私も三角関係説には傾きます。」

579のゆ:2009/12/18(金) 08:38:17
再審請求の予備協議において、東京高裁が高検に対して、証拠の開示を勧告したとのこと。再審への道は開かれるのでしょうか?

580boro:2009/12/18(金) 17:51:54
狭山事件の第3次再審請求で
初めて検察側に証拠開示を勧告したのは
東京高裁の門野博裁判長でした。
門野博裁判長・・・つい最近、
何かの事件で聞いたことが
あったような気がしたので
調べてみたら、名張ぶどう酒殺人事件で
再審開始を決定したにもかかわらず
検察側の異議申し立てを認め
再審開始の決定を取り消した人でした。
これが2006年のことなので
この3年の間に名古屋高裁刑事部から
東京高裁刑事部に異動していたんですね。
極めて冤罪の可能性が濃厚な
両事件においてこの違いは何?
・・・詳しいことが知りたいですね。

581佐伯琢朗:2010/01/01(金) 14:28:43
芝生様
返信が遅くなって申し訳ありません。自分ら・・・ご説明いたしますと、日本の事件を色々な資料や自ら現地調査をもとに研究している同好会の仲間です。中には埼玉県のものもおり狭山事件には公表されていないいくつかの地元民のみが知っているというかうわさになっている項目があります。しかし、石川さんや人権教育などの絡みでそれらを公に言うことは出来ないようです。

582中川隆:2010/04/06(火) 22:57:49

狭山事件の掲示板からの情報を纏めました:

日本の農村は怖い _ 狭山事件の背景
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/340.html

583Ellery QueenII:2010/07/31(土) 17:31:38
本件に関しては、野間氏の本から始まり、甲斐氏の本まで相当に読んだつもりですが、
石川さんに関しては無罪の前提で、各推定犯人を興味を持って見ています。
この投稿欄も、最近になってゆっくり見ているのですが、真犯人の精液のDNA
が判れば、少なくともY女と性交渉を行った人間が特定されるのに、と事件の古さ、
それによる科学的捜査の不備が残念です。それでも、すべての与えられた情報の
中に、精液の血液型がはっきりしているのに、真犯人と推理されている人たちの
血液型が殆ど論じられていませんが、この点の情報・調査はどうなっているのでしょう?
各種の本・資料を読む上で非常に興味があるのですが・・・ご教示願えないでしょうか?

584ゼロ:2010/07/31(土) 18:42:59
私の勝手な憶測ですが、、、

まず警察は犯人と思われる人物を石川氏とした上で逮捕し、血液型を調べましたが、偶然、犯人と同じB型と判明しました。

ということで、他の怪しいと思われる人物については逮捕もされていないし、だから血液型も調べられなかった、ということだと思います。それに、血液型は4種類しかありませんから同じB型であったとしても犯人の決め手にはならないと思いますし、逆に違う血液型だとしても例えば共犯がいたとしてその共犯である可能性もゼロではないとも言えます。だから、怪しいと思われるすべての人物の血液型が分かったところで参考にならない可能性もあります。怪しいと思われる人物の中には証言台に立った人もいたかもしれませんが、血液型を調べられることもなければ自分から血液型を言うこともなかったんじゃないかと思います。

あくまでも裁判は被告人である石川氏の量刑を決めるためのものであるので、他の怪しい人物の血液型は明らかにされなかったということだと思います。

最初に書いたように、あくまでも憶測です。違っていたらすみませんです。

585Ellery QueenII:2010/07/31(土) 20:34:22
ゼロ様、早速のご意見、有難うございました。
小生の言いたいのは、少なくともY女と性行為をした人間が特定できれば、
その人間が殺人者でなくとも、殺人者の特定は簡単だろう、と云うことです。
また、殿岡本の推定犯人は、性行為の後で殺した、となっているので、この
X氏(長兄を暗示している)がB型でなければ、殿岡推理は全く意味を
なさないことになりますネ。

586777:2010/07/31(土) 21:12:58
性行為の相手は父親か兄しか考えられないですね。

まあ、血はつながっていないので問題はない様ですが。

587777:2010/07/31(土) 21:14:00
但し、証拠はないので悪しからず。

588ゼロ:2010/07/31(土) 22:54:12
>>585

>殿岡本の推定犯人は、性行為の後で殺した、となっているので、この
X氏(長兄を暗示している)がB型でなければ、殿岡推理は全く意味を
なさないことになりますネ。

勉強不足なのでよく解らないです。「性行為と殺人の順序」と血液型とはどういう関係になるのですか?

589Ellery QueenII:2010/08/01(日) 09:10:01
①性行為の後、殺されているなら、残された精液はX氏のものとなります。
②警察の発表では、残された精液はB型とされています。
③となれば、当然X氏の血液型はB型でなければならず、もし、
 長兄の血液型がB型でなければ、「長兄はY女と性行為をしていない」
 すなわち、「性行為の後、殺したことは証明されない」ということです。

590ゼロ:2010/08/01(日) 09:21:53
5月4日、Y女が遺体で発見されましたが、その2日後の5月6日、Oが自殺しています。Oの血液型もB型ということが分かっています。OがY女と性行為したとは考えられないですか?

591777:2010/08/01(日) 10:15:24
Oは同性愛者みたいですからね。

592ゼロ:2010/08/01(日) 12:01:07
>>586

>まあ、血はつながっていないので問題はない様ですが。

出典はどこですか?

>>591

>Oは同性愛者みたいですからね。

出典はどこですか? 「みたい」じゃだめでしょう。同性愛者でも異性との性行為ができる人もいます。

593777:2010/08/01(日) 12:49:51
658 :ほら吹き:05/03/21 02:22:11 ID:AwP2YdPF0
>>657
さて、それでは果たして、田中が森の次男かという問題ですが、これはあえて
「どちらでもいい」のではないかと思います。それは生物学的には田中が森の
次男ではなくても、何らかの理由で本人がそう思い込んでいたのならば、「怨
恨」の十分な理由になるからです。

田中は男娼をしていました。そして最重要容疑者のOGは同性愛者であった可
能性が極めて高いと思われます。OGは何度か田中の体を買ったはずです。そ
してそのピロートークで田中の悲惨な境遇を聞いてそしてひらめく。

OG「ねえ。変なこと聞くようだけど。たーくんの苗字って昔は森っていわな
かった?」
田中「ん?」
OG「あたしが子供の頃ね。すごい羽振りのよいお金持ちがいたのよ。ちょう
どたーくんが親に売られた頃の二三年前に突然つぶれて夜逃げしちゃったの。
たーくんはさあ、ほんとはお金持ちのお坊ちゃまだったんじゃないの? ほら。
このすべすべした肌。」
田中「ああーん。そこ触らないで。んんんんん・・・・」
OG「森の土地はねえ。あたしが作男をしていたNのものになってるわ。N家
のお嬢様はたーくんの妹かもね。あ、これ言っちゃいけないことなんだ。」
田中「(目がキラりと光る)」

実際にこの田中という男娼の出自がどうであれ、N家の作男だったOGと付き
合ううちに自分が森の次男であると思い込み、N家と自分の妹かもしれないY
枝に怨恨を抱くようになるということは十分にありえたのではないでしょうか?



659 :ほら吹き:05/03/21 02:38:04 ID:AwP2YdPF0
>>658
で、「森の次男」であるあるいはそう思い込んだ「田中」が遺恨によってY枝
殺害を企て実行した主犯。
その「田中」と同性愛つながりで逃れられなくなり犯罪に協力せざるをえなくなった
OGが従犯、という風に今のところ妄想しています。

OGの役割は、脅迫状を実際に書いたり、死体の埋設に協力したり、とい
程度ではないでしょうか? 「田中」はN家の人間とは顔見知りではない
ので佐野屋で声を出したのは「田中」の方ではないか。

それでは被害者とセックスあるいは強姦したのは誰かということになりますが
これは第三の協力者かあるいは「田中」。田中は男娼をやれるほどだし、女子
高校生がそういう不良っぽい男に惹かれることはありがちなことなので、事件の
前から被害者の「10人以上いる色男」の一人に「田中」がなっていたということ
だと想像しています。
http://mimizun.com/log/2ch/occult/hobby7.2ch.net/occult/kako/1104/11040/1104097581.dat

594ゼロ:2010/08/01(日) 13:42:26
>>586

>まあ、血はつながっていないので問題はない様ですが。

出典はどこですか?

>>593

出典は「2ちゃんねる」での書き込みということですね。その推理を読んでそうかもしれないと思ったわけですね。Oは翌日に結婚する予定になっていたようですが、その点からも同性愛者というのは疑わしく思ったりします。そこはどう思いますか?

595777:2010/08/01(日) 14:08:48

モカ より:

2008 年 7 月 24 日 9:05 AM
管理人様 OG氏の写真、初めて見ました。う〜ん、確かにホモと言われればそのような雰囲気がないでもないですね。ゴツイ顔立ちだけど、どことなく気が弱そうで、眉も細くしているみたいにも見えます。改めて事件後の行動を見ると(主犯ではないにしろ)関与は確実だと思いますが、警察も一度は疑いながら、自殺の原因などに疑問を持たなかったのかしら? 遺書にあった(病気)が何だったのか家族は知っていたのかしら?身体的な疾病なのか、精神的なものか、あるいは性癖を指すのか、家族に向けて遺書を書き、実家の井戸で自殺をしたのだから、もし体調が悪かったら一言くらいは家族に相談したことはなかったのか…誰にも相談していないとすれば、人に言えない性癖…性愛嗜好や盗癖などの可能性は高いですね。当時、誰か疑いを持って調査を続けた人がいなかったのでしょうか?記者とか、普通の知性があれば必ず疑問が湧くはずです。OGが作男を辞めた後もN家とは交流があったのかしら?N家の兄姉達とは年齢も近いけれど、友交はあったのでしょうか?

_______

管理人 より:

2008 年 7 月 26 日 6:37 PM
OGについて、亀井トム氏(ならびにその周辺で取材をしていた文殊社)はかなり濃い疑いを掛けていました。しかし、本人が自殺してしまったこともあってあまり詳しい取材はしていなかったようです。

「病気」について。堀兼診療所の医師が亀井トムならびに山上弁護士に話したところによると、「彼はインキンの治療に来たことがあった」という程度で、特に深刻な病気だったという証言はなかったようです。インポテンツだったために結婚を嫌がっていたという話と含めて、私(管理人)は下記のような推理をしています。

OGは同性愛者だった

狭山事件の真犯人に「性癖をばらされたくなければ協力しろ」と言うことで被害者呼び出しなどの協力をさせられた
自殺したのは、もともと女性と結婚すること自体がイヤだったのに加えて、上記の被害者呼び出しへ協力したことで犯人とされるであろうことを悟ったから
ただし、いずれも単なる仮説で確定した説ではありません。他人の妻を見て「おれのおっかあの方がいい」とのろけていたという話もありますので、「同性愛者説」自体が間違っている可能性も多分にあります。

OGと被害者宅との交流については不明です。歳が近いと言っても長兄とは5つ違いで、本家の跡取りと元使用人という立場から考えても「友だち付き合い」という感じではなかったのではないかと推測します。
http://flowmanagement.jp/wordpress/archives/259

596777:2010/08/01(日) 14:24:29

OGが結婚したくなかった理由 = 同性愛


毎日新聞(夕刊)昭和38年5月6日付より。人物名や住所を仮表記とした以外はほぼ原文ママ。

元作男、井戸で自殺 事件の参考人

狭山署捜査本部は現場近くに住む被害者と顔見知りの者の犯行と見て捜査していたが、六日午前八時
四十分ごろ有力な参考人としていた狭山市青柳○○、農業、OMさん(七〇)の二男、OGさん(三一)
=S通運入間川営業所勤務=が農薬を飲んで自宅裏の古井戸に投身自殺した。OGさんは被害者Nさん
方で中学を出てまもなく作男をしたことがあり、NYさん(被害者)とも顔見知りであるうえ、付近の地理
にもくわしいのでこんどの事件と関係あるのではないかと本部で調べている。

OMさんの妻OTさん(六〇)の話によると七日の結婚式に備えて、朝から家族の者たちが祝宴の準備を
していた。ところが午前八時四十分ごろ、いきなりOGさんは「死ぬ」と叫びながら、土間にかけおり、
表に飛びだした。OTさんがおどろいて後を追ったが、約十五メートル先にあった古井戸に農薬を飲んで
飛び込んだという。

NYさん殺しとの関係については、O家が死体発見現場から東北二キロの地点にあり、身代金の引渡し
場所として指定した佐野屋、Nさん方から一キロ足らずのところにあって付近の地理には明るい。
NTさん殺しのあった一日は出勤したが、午後三時半ごろ営業所を出ている。身代金を要求した二日夜は
自宅にいたという。


遺書には

「病気に負けた。結婚したくない。両親をよろしく頼む」

と書いてあったことなどから、当局ではOGさんは事件とはまず関係ないのではないかという見方を強めている。しかし一応捜査本部では
OGさんの遺書と脅迫文の筆跡が同じであるかどうか、身代金を要求してきた去る二日夜、佐野屋付近で
とれた足跡があうかどうか、血液が一致するかどうか、など照合を急いでいる。

(OG氏の顔写真があり、そのキャプション)


結婚直前のOGさん

近所の人の話によると、OGさんは女のようにおとなしく、素直な働き者で評判はよかった。
三十五年四月S通運に臨時雇で入社、三十六年五月に社員となり、同僚の評判もよく、結婚のため四日
から休んでいた。

597ゼロ:2010/08/01(日) 14:33:31
>>586

>まあ、血はつながっていないので問題はない様ですが。

出典はどこですか?

>>595

595の転載された文を読んで、「Oが同性愛者である」というのは仮説であり、この説自体が間違いである可能性があるということが分かりました。それだけで十分です。仮説なら仮説と最初から書くべきでしたね。仮説と「みたい」じゃずいぶんと違いますから。

598ゼロ:2010/08/01(日) 14:43:38
>>596

>OGが結婚したくなかった理由 = 同性愛

596の毎日新聞の記事全文を読んでみましたが、「同性愛」であると思われる個所がひとつもありません。

警察はOが事件に関係ないとしていますが、これはご存じのように吉展ちゃん事件での犯人取り逃がしの失態があったからで自殺で死んだOが犯人ではメンツまるつぶれになるから生きた人を無理やり犯人に仕立て上げる必要からですね。

599777:2010/08/01(日) 14:44:54
仮説ですけどね

中田家の「秘密」= 近親相姦と母親の殺害



中田家の「秘密」をネタにした脅迫も、ストレートなものではなく、手下を通して婉曲に行われたものだと思う。 ところが中田家側が言うことを聞かないので「家族がどうなっても知らないぞ」くらいの捨てゼリフはあったように思う。

つまり、中田家は家族が誘拐され殺害されることに十分な心当たりがあったが、
事件の黒幕に有力者がいるとの証拠はないし、家の秘密をさらすことと、さらなる
「報復」を恐れて有力者との確執は明るみに出来なかったのだろう。
土地を離れる覚悟と有力者と徹底的に闘う気持ちがあれば全て話したかもしれないが。

関係資料などを見る限り、中田一家の実質的家長としての権限は、この頃から長男が
握っていたようだ。父親は「犯人は知り合いの者に決まっている」と言い続けており、
石川氏逮捕の報を聞いても「まだ本当の犯人かどうか分んないけども・・・」と言っている。

対して、死体発見現場に駆けつけ冷静に死体と野次馬達をカメラで撮っていた長男は、
石川氏逮捕で「石川が犯人に間違いない。」と早くも断言している。

真犯人の偽装工作を十分知りながら、お家の危機を回避するため、それを明かさず
石川氏犯人視に迎合することで、有力者の無言の圧力に屈してその後の「取り引き」に
応じたのだと思われる。ついでに家の秘密と不仲の厄介者も消し去ることができた。

長男にとって石川氏無罪は、即事件の真相解明への道が拓かれることを意味する。
こう考えると、二審での彼の「健忘症ぶり」も納得がいく。
長男の不審な言動は、彼が事件の主犯だからではなく、真犯人の意図を早々と察して
おきながらそれを隠し、二人の妹を犠牲にしてまで家の体面と自分の身を守ろうとした
ことに起因するものだと思う。


199 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/02/05 19:23

狭山事件の真犯人の動機が、単なる営利誘拐目的ではなかったならば、
事件の十年前におきた母親の死にまつわる不穏な噂話を、真犯人が
犯行に利用した可能性は少なからずあると思う。
また、「森の息子」なる人物が真犯人とすると、母の死をめぐる怨念が
直接的な動機ということになるのはいうまでもない。

ここでは犯行動機が前者(不穏な噂を利用し、被害者家族を何らかの形で恐怖させ、
それによって得られる実利を目的としたもの)であったと仮定してみる。
そうみると、この事件の被害者が四女であったことに、必然性がでてくるのである。
どういうことかというと、真犯人の真の標的が家長の父親であったならば、
そして何度も脅迫を繰り返したが父親が妥協しない人物であり、
最後の手段として家族に手をかける手段を選んだのであれば、
四女は犠牲者として最も相応しい人物であったろうと思えるからだ。

なぜか。

600777:2010/08/01(日) 14:45:21

それは、四女が父親とは血のつながりのない家族だったからではなかろうか。

真犯人は被害者家族の内情を熟知しており、母親の生前の行状とその死、そして
兄弟姉妹の中に他人の血が混入しているという事実に起因する不和・不協和音が
家庭内に発生していることを利用したのではないかと考えられるのである。

父親は近所では評判のしっかり者で、妻の死後も遺産相続の原因となる後妻を娶らず、
区長としても自分の考えを貫き通し、成績優秀の子供達も「百姓には学問はいらん」
との方針で四女以外は夜間高校に通わせるほどの徹底した頑固者だったと伝えられている。

このような性格の人物を落とすには、かなり荒っぽい手段に出るしかないと考えた人物が眼をつけたのが、他ならぬ四女だったのではなかろうか。

誘拐するなら、小学生の三男を狙った方がはるかに容易である。
だが、相手は単なる「ゆさぶり」だけで落ちる相手ではない。
家族に一員を「消して」、家長に尋常ならざる恐怖の念を与えねばならない。
だからといって幼い実の子を殺されたとなれば、逆に態度が硬化する可能性がある。
かくなるうえは、母親と似て自由奔放で勝気な性格、何かにつけ家の方針に逆らい、
昼間の高女行きも認めざるを得なかった、家族とは異質な存在の四女に
「犠牲の子羊」となってもらうしかない。

血のつながりのない四女が、下校時に不良に襲われ暴行のあと殺される。
あくまでも主犯の姿は見せないが、その死の意味は父親にだけは理解できるように
真犯人は綿密に計画を立て、実行したのではないだろうか。
それゆえの様々な偽装工作であったと思えるのである。

事件直後の父親の印象は薄く、一気に老け込んだという感じである。
やはり事件を起こした真犯人の意図が十分に伝わったのだろうか。

父親が事件翌日には早くも「もう殺されている」と涙し、
「犯人はどうせ知り合いに決まってる」
「犯人の方でも私の顔を見れないだろうし、私も見たくない」
と言った言葉でも、そのことは十分に窺い知れるのである。


665 名前:660:02/08/29 17:44

中田家の長男を手厳しく批判したが、むろんこの事件で最も責められるべきは
卑劣な真犯人グループであり、その首謀者である。

と同時に、面子を重んじるばかりに犯人逮捕を急ぎ、証拠を捏造し無防備な青年を
騙して代用犯人を仕立てた警察であり、それを黙認し追随した検察の罪も深い。
権力の偽装を見破れず(見破ったが見逃した?)、石川氏を有罪とした上、再審
の門も閉ざしつづける裁判所も同罪である。

中田家の父親と長男は、法的には偽証罪(時効ではあるが)に、道義的には真犯人の
心当たりがあるにも関わらず、それを隠したことに対して責められるべきだとは思うが、別に彼らの肩を持つわけではないが、当時の(今も?)農村の閉鎖的な共同体でそれからも生きていくには、仕方がなかったのかもしれない。

事件の前に、真犯人側にとっては絶対に許せない言葉を、中田家の父親か長男が
吐いたのかもしれない。「四女殺害」という報復でもって、中田家は彼らの本当
の恐ろしさを感じ取ったのだろう。

仮に過去のいきさつを警察にすべて告白したところで、本当の黒幕まで捜査の手が
伸びるという保証はなく、この地で生きていく以上、こうなってしまえばもう彼らに
屈服せざるを得ない。これだけの事件が起こせる、この地の有力者と対決したところで、ますます自分たちが窮地に追い込まれるだけだと、父と息子は判断したのではなかろうか。

そして真犯人側は、中田家の家庭内に吹く「すきま風」を十分に知っており、
四女を殺したとしても、「報復」に対する中田家の「反撃」はまずあるまい、
と読んでいたのだろう。

あとはいかに警察をあざむくかに全力を挙げて知恵を絞った結果が、
あの「奇妙な脅迫状」と「死体埋葬」そして「佐野屋の逃走劇」であったのだ思う。
http://flowmanagement.jp/sayama-old/2ch/2.html

601777:2010/08/01(日) 14:51:46
201 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/31 22:38

中田家には事件以前に家を出て、実家との音信を絶って生活していた長女がいるが、次女の登美恵は「うちは女は義枝(被害者)とあたしの2人だけだったので・・・」と証言しことさら長女の存在を隠そうとしている。

長女が家を出た原因については明らかでないが、家に留まっていればさらなる犠牲者の発生をみただろうという指摘もある。

何れにせよこの事件が被害者一家と無関係な第三者による身代金目当ての誘拐や、行き
ずりの性犯罪の結果でないことは確実である
http://flowmanagement.jp/sayama-old/2ch/1.html


682 名前:本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 12:07:04 ID:2+Old3dP0

一家の秘密なんですが、家出して東京に行った姉とは無関係?

姉の旦那の田舎は、貧しくても、色々な物を送ってくれても被害者一家は姉のもとにネギ1本も送ることもなく姉が子供を出産する時(里帰りして、お産をするのが普通の時代)も家に入れてもらえなかったと昔の記事にあったので・・

被害者家族の姉に対する仕打ちが普通ではないようで気になりました。 http://flowmanagement.jp/sayama-old/2ch/11.html


620 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/18 11:47

自分が一番気になる点は、やっぱり「中田家の秘密」なのですが
母の性格とか被害者の出自とかではなく(これらは近隣の人達には周知の事実だったはず)墓場まで持っていかなければならない秘密と言うならば、中田家(父or長兄)が犯した何らかの犯罪行為(横領とか仲間を死に追いやるとか)があったのではと思うのです。

それと被害者の死が繋がったところに答えがあると思います。既出の意見ですが
この答えは絶対に分からないでしょうね。農村の気風もあるけど、バレたら罪を問われる訳ですから。

そういう意味では家出した長女がポイントなのではと考えます。
結局は真相は闇の中なのでしょうけど・・・。
http://flowmanagement.jp/sayama-old/2ch/5.html

__________________________________________


648 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/07/07 22:51

・父母の結婚式、中田家の庭に大量の墓石投入事件

・前日まで元気だった母を、精神病院に強制入院、数日後に死亡事件

・長姉の中田家縁切り家出事件

・末っ子の被害者だけタネちがい


これらの事は、じつは母親が事件の真相に係わっていることを意味している。
狭山事件は、すでに母の死から始まっていた。


昭和8年5月12日被害者の母故ミツは隣村である川越市中福から中田家に嫁いだが
婚礼の翌朝、村落の墓地の墓石や卒塔婆が大量に庭に投げ込まれていた。

ミツは平素から素行になにかと噂があり、この時も結婚を妬んだかっての男たちが嫌がらせに行ったのだと囁かれている。

また結婚当時「中田家に生まれた女子は育たない」という予言めいた噂も流れたが、
長女は事件前に家族と対立して勘当同然に家出、次女登美恵が事件後「自殺」三女善
枝が事件で殺害され、結果的にその通りになった。

ミツは昭和28年12月30日午前10時30分に東京都北多摩郡小川町(当時)の
国立療養所精神科で、死亡診断書によれば「脳腫瘍」で死亡した。病名とは関係のな
い精神科で死亡していること、自宅から近い川越や所沢の病院でなく、遠い縁のない
病院に入院していること、入院から約10日で死亡しているが、近隣住民の目撃によ
るとミツは入院前日まで畑仕事をしていた、脳腫瘍がそれほど短期間に発病して死に
至るとは通常考えられない、などの疑惑が囁かれている。

ミツは結婚後も男との噂が絶えず、当時地元ではミツに振られた男が腹いせに毒を飲
ませた、近所の病院では噂が広まり世間体が悪いので、家族が医者に金を含ませて遠
隔地の病院に入院させ死亡診断書も工作させたとの噂が流れた。この事件の犯人と善
枝の出生、後年の善枝殺害との間に関連をみる人もいる。
http://flowmanagement.jp/sayama-old/2ch/1.html

602777:2010/08/01(日) 14:53:29
725 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/09/10 15:19

被害者の母親は農村のタブーに触れた女性だったようだ。

被害者もまた勝気で現代的な女性で、ボーイフレンドも多かったそうだが、
彼女もまたなんらかのタブーを犯したとは考えられないか。
特にその異性関係において。

インドやパキスタンの田舎では、異性間の交渉でタブーに触れた女性は
親戚縁者がよってたかって私刑をくわえたり、場合によっては殺してしまうことさえ
いまだにあるらしい。これを「名誉殺人」というのだそうだ。
警察もこの名誉殺人については見てみぬふりをすることが多く、犯人が逮捕され起訴されても一般の犯罪に比べて刑が軽いと聞いている。

別に狭山事件が「名誉殺人」だと主張するつもりはないが、犯人側と被害者家族側との
利害が一致する時点がどこかであったような気がしてならない。
むろん警察の利害も同様である。

三者とも、事件の真相が明るみになることだけは絶対に避けたいとの思いが強いこと
は間違いなさそうだ。


388 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/06/02 03:43

長男と被害者は戸籍上は兄妹だが、実際は被害者が母親の不行跡、つまり不倫によって生まれた「種違い」であったらしいことが裁判の過程で示唆されている。


441 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/08/08 11:24

中田家の秘密とは、色情狂の母親が、遠くの精神病院にブチ込まれて、不審な死に方をした事に、父親と長兄がただならぬ係わりをもっていたということですね。

被害者はその事を知って、悩んでいた。 長兄に詰め寄っていたかもしれない。
そして・・・
http://flowmanagement.jp/sayama-old/2ch/2.html


733 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/09/10 23:09

中田家の闇の部分は母の件と、
善枝が近親相姦によって生まれた子だということ。


735 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/09/11 14:17
>>733
その話は、私も耳にしたが事実なのでしょうか?


736 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/09/11 19:28
善枝ちゃんの父親はいったい誰???

http://flowmanagement.jp/sayama-old/2ch/2.html

603ゼロ:2010/08/01(日) 14:53:51
血がつながっていないことも仮説であることが分かりました。なので、(「血はつながっていない」という仮説があるようですが、)といった書き方をすべきでした。

604777:2010/08/01(日) 14:53:54

686 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/12/21 12:57

真相は、母親の不倫相手の出自にあると思う。
当時の農村社会で、主婦の不貞だけでも許されないのに、その相手が「よそ者」だとして、家族にその「よそ者」の子供が混ざっているとしたら…

当時、それだけで村八分の対象になったかどうかは判らないが、一家にとっては
絶対に隠し通したいスキャンダルであったことは想像に難くない。
こう考えると父親と長男が事件の真実の一遍を隠そうとしたことや長女の家出、
次女・次男の自殺の謎も解けるように思う。



687 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/12/21 14:23

>当時の農村社会で、主婦の不貞だけでも許されないのに、

ちょっと違う。

農村社会の内部に於てという限定条件の下で性は今よりもオープンであった。
男手が足らない家に「種付け」すること、未亡人に子を産ませ後に養子として
引き取ること、他、いわゆる夜這いという行為も多くの場合黙認されていた。

だから、問題になるとすれば、
「講」に属さない者との性交渉が「講」と中田家の問題であったのだろう


688 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/12/21 15:25
>>687
大筋では同意だし、昔の日本の農村が性に対しておおらかであったということも
事実だろうとは思うが、本家の正妻の不倫となると話は別なのではあるまいか。
「未亡人への種付け」とはわけが違うと思う。

それとこの場合、家族に「よそ者」の血が混ざっていることの方がスキャンダルとしての意味あいが大きかったのだと思う。

大尽農家としては正当な嫡出子と不貞の子供とでは家督争いの種に十分なり得る。
事件の背景には、かかる「お家騒動」の側面があったようにも思えるのだが。


517 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/08/11 10:44

墓石に秘密があるような気が。
自分もなんでいやがらせに墓石?と思っていたが


519 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/08/12 09:02

投げ込まれた墓石は、当然中田家のものです。
そこには、栄作の母親の死が関係している。
近所の人たちは知っていたのです。


522 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/08/12 12:45

俺の聞いた噂では、墓石は中田家のものじゃないよ。
「中田家の秘密」とは、その件の真相と被害者の四女の出生に関わる秘密のこと。http://flowmanagement.jp/sayama-old/2ch/3.html


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