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日野OL不倫放火殺人事件
488
:
Ken
:2008/04/18(金) 21:04:04
こういう記事見つけたんですけどね。
【法廷から】不倫の末に脅迫…悪いのは男か女か
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080418/crm0804181736014-n1.htm
背景は非常に似通ってるんですけど、女は子供を産んだのに男は逃げてしまって
認知さえしない、それで怒った女が他人に脅迫状を置いてくることを依頼して
捕まったという事件です。
裁判長の説諭
「本件の経緯には被告にも気の毒な面もあったと思うが、犯罪はいけないことと冷静に考えればわかるね。共犯者のせいだけにできないことを自覚してください。子供のことで法律上の手続きをするときは弁護士に頼んで、関係者との接触を避けてください」
まあ、これが落としどころじゃないですかね。男性側にも落ち度はありますけど
それは合法的な手段で訴えなきゃならんですね。
男性の調書
「嫌がらせをされて、被告を許すことはできない。家族が恨まれる筋合いはない」とのもので、妊娠までさせた被告への配慮はかけらもない。
男性の妻の調書
「母親として気持ちは分からないでもない。犯罪は残念。夫のだらしなさも原因なので更生してほしい」
記者の感想
被告側の立場に立つか、被害者側の立場に立つかで、この事件の見え方も違ってくるだろう。一つだけ確実に言えることがあるとしたら、生まれてきた子供には何の罪もない。被害者の男性は子を認知して、きっちり責任を果たし、被告は間違いを二度と犯さず、子供をしっかり育ててほしい。
ちなみに判決は懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決
489
:
Jackal
:2008/04/21(月) 06:48:57
>>486
res 遅くなり済みません。10日程隔離されていました。
> 師匠は責められるべきですが、不倫した以外の罪って何ですか?
> 他の同じ罪を犯した人を適切に摘発する方法はありますか?
K女を精神的・肉体的に追い詰めた罪です。現在そのような罪の規定はなく、男は無罪放免です。
> 追い詰められた女性がすべからく殺人に走るわけではないので
> 彼女の殺人の罪は師匠と無関係だと思います。
> 関係があるというなら、立証できる因果関係はありますか?
「放火殺人」という犯行と男との間には直接的な関係はないでしょう。場合によってはそれは
「誘拐」だったかも知れないし、「傷害」だったかも知れません。犯罪行為そのものとの直接的
な関係はないにしても、K女をその行為に「追い詰めた」責任が男にはあります。そしてその責任
は「すべからく」云々で救済されるものではないでしょう。
この事件、key さんの言葉を借りれば、
「 馬鹿に引っかかったなりに引き際を理解できなかった馬鹿 」がブチ切れて取り返し
の付かないことをした
と要約できると思います。(注:不倫はこの事件の本質ではないですね。)
で、今「 引っかかった方の馬鹿 」は無期懲役刑を受けていますが、「 引っかけた方の馬鹿 」は
無罪放免状態です。軽重は別にして、引っかけた方の馬鹿も何らかの罰を受けるべきだろう、と
云うのが私の主張です。そして、それは不倫とは関係ないものである筈です。
key さんは、この事件において、男が「自分の行動には自分で責任を持」っていないことを
どのようにお考えでしょうか? 或いは男は立派に責任を果たしている?
490
:
key
:2008/04/22(火) 12:04:32
「馬鹿に引っかかったなりに引き際を理解できなかった馬鹿」が
『ブチ切れて取り返しの付かないことをした』
という要約を使わせていただけば、
犯罪は「」の中身ではなく『』の中身だと考えています。
人を憎んで罪を憎まずというやつですかね(この言葉好きじゃないけど)。
誰が『』の中身を行ったか、といえば「引っかかった方の馬鹿」の方であって、
「引っかけた方の馬鹿」は『取り返しのつかないこと』はしていない。
女たらしこんでポイしたけの程度では何の罪にも問えまい、
不倫が関係ないというならば尚更どうしようもなかろう、というのが私の主張です。
Jackalさんの質問に回答します。
>男が「自分の行動には自分で責任を持」っていない
この男のあるべき責任とは何でしょう。
間違いなく、この男はたいそう無責任だと思います。どうしようもない愚か者です。
しかしここで「不倫」が関係します。この男は婚姻し家庭を持っている。
ならば、この男が責任を取るべきは第一に家族に対してです。それが日本における婚姻という契約ですよね。
本妻をないがしろにして愛人を作った状態で、二人に対して同時に責任を果たすことは今ケースでは不可能です。
なぜなら、二人ともが「自分を選び、他のものを切り捨てろ」と訴えていたから。
だから既婚者として本妻への責任を優先し愛人を切った(もっと早く切っていてくれれば、と思います。残念です)
そういう意味では、事後ではあるが、辛うじて、既婚者としての責任は果たしていると言えます。
実に胸糞悪い話ですが。
このやり場のなさをどうするか考えた結果、
本来ならば家族を持った時点で外に目を向けること自体が無責任であるから
姦淫の罪を問うべきではないですか?というのが最初の主張だったのです。
それが本来この男が問われるべき罪だと考えています。
いかが思われますでしょうか。
Jackalさんの仰る責任の形についてもご教示いただきたく思います。
491
:
key
:2008/04/22(火) 17:20:29
逆でした、失礼しました。
×人を憎んで罪を憎まず
○罪を憎んで人を憎まず
492
:
Jackal
:2008/04/23(水) 04:59:05
> Jackalさんの仰る責任の形について....
(責任の定義が必要の様に思いますが、面倒なので省きます。)
男は何をおいても先ず、何の抵抗も出来ず無惨に焼き殺された二人の子供の死に対して責任が
あります。実際に犯行に及んだのはK女ですが、男の不埒な行動がなければ子供たちが殺され
ることはなかったからです。男は次に堕胎された二人の子供の死に対しても大きな責任を負っ
ています。男は更にK女の世間知らずに便乗し口からでまかせを並べてK女を引っかけ、その
身体を弄んだ責任があります。K女も立派な大人ですから、引っかかった方が悪い、と云うこ
とも出来ますが、引っかけた方に何の責任もないとは思いません。そしてまた、仰るように妻
に対する責任もあるでしょう。
key さんの仰る姦淫の罪については、同意しますが、その前に上記の責任について追及されて
然るべきと思います。
493
:
紫煙狼
:2008/04/24(木) 02:06:56
男の不埒な行動があったとしても北村受刑囚が放火しなければ、
子供たちが焼け死ぬことはなかったのではないでしょうか?
子供たちが焼死したのは、北村受刑囚が放火したからです。
「火事」という原因を以って「死傷者が出る」という結論を合理的に
説明することは小学生でも簡単に出来ますよね???
では、北村受刑囚が放火したのはなぜですか?その原因を以って、
第三者の生命を奪ったという結論を合理的に説明できますか?
言い方は悪いですが、本件の放火において被害者となったのが
師匠の子供たちだったのは、単なる偶然に過ぎません。
どのみち、子供たちは本件において第三者に過ぎないのです。
ただ、師匠が北村受刑囚を騙したという原因を以って、
北村受刑囚が精神的苦痛を蒙ったという結論は合理的に説明できるので、
師匠は北村受刑囚を精神的に苦しめた点について慰謝賠償する責任があります。
師匠に子供たちの死についての責任を問うのはお門違いです。
494
:
Jackal
:2008/04/24(木) 20:49:53
ご指摘の様にこの事件では「男の行動」と「子供たちの死」との間に「K女」という不確定要素が
存在するため、「男の行動」と「子供たちの死」を論理的に結び付けることはできません。K女が
例えばL女であったら、L女は同じ仕打ちを男から受けたとしても、何もしなかったかも知れない
し、精神的に追い詰められた結果自殺したかも知れないし、或いは男の妻に危害を加えたかも知れ
ません。K女の行動結果もL女の行動結果も「男の行動」から論理的には導き出せません。しかし、
それら女の行動が、男の行動、特に女を精神的にも肉体的にも追い詰めるような行動に起因すると
考えられる場合、男には女の行動に対する責任が発生するのではないか、と私は考えています。
必ずしも適切な表現ではありませんが、「結果責任」とでも云うべき責任があるのではないでしょうか?
( 現行法が適用できるか、という話をしているのではありません。現行法では男は無罪です。)
そしてこの事件の場合、「男の不埒な行動」がなければ、K女が放火殺人を犯さなかったであろう
ことは事件の経緯から明らかだと思います。つまり、K女の放火殺人の背景には男のK女に対する
行動が存在しています。
紫煙狼さんは、「男の行動」と「子供たちの死」とは全くの無関係とお考えですか?
或いは「男がこの事件で演じた行動」がなくても子供たちは焼き殺されたとお考えですか?
495
:
key
:2008/04/24(木) 22:11:14
Jackalさんの挙げられた4点について、分割して回答します。
1.>男は何をおいても先ず、何の抵抗も出来ず無惨に焼き殺された二人の子供の死に対して責任が
>あります。実際に犯行に及んだのはK女ですが、男の不埒な行動がなければ子供たちが殺され
>ることはなかったからです。
これを決定事項のように毎回仰っておられますが、そして何度も申し上げますが
男の不埒な行動があっても子供たちの殺されないケースは、嘆かわしいことですが大量にあります。
>、「男の不埒な行動」がなければ、K女が放火殺人を犯さなかったであろう
>ことは事件の経緯から明らかだと思います
どちらかというと、妻が彼女に対して必要以上に煽ったという点の方に
引き金があったのではないかと私は考えるのですが如何でしょうか。
「結果責任」と仰いますが、感情的にならいくらでも結びつきますよ?
でもこんな掲示板ですらあっさり反論が可能なレベルです。
直接的な罪ですら弁護人と検察の真っ向勝負でもめるのに、まして間接的罪においてをや。
立証は不可能に近いと言わざるを得ない。違いますか?
2.>堕胎された二人の子供の死に対しても大きな責任を負っています
全くもってその通りです。中絶を選択した「全ての男女が」負うべき道徳的殺人の罪です。
ただし、ご存知の通り現行法では中絶は殺人とみなされません。
もしこの男が殺人の責任を負うならば、かなりの数の男女が刑務所行きですし、
この男だけを特別視して裁くことは出来ないでしょう。
496
:
key
:2008/04/24(木) 22:11:44
3.>男は更にK女の世間知らずに便乗し口からでまかせを並べてK女を引っかけ、その
>身体を弄んだ責任があります。K女も立派な大人ですから、引っかかった方が悪い、
>と云うことも出来ますが、引っかけた方に何の責任もないとは思いません。
私の他にも何人もの方が「恋愛に法が介入するのは不自然だ」
という論旨でご意見なさっておりますので省略します。ご参照下さい。
だいたい、責任があるなら、この場合どうすればよかったのですか?
この女性とも責任とって結婚?無理ですよね、そもそも既婚者なんだし。
そしてそれ以外の責任の取り方ってないと思いますよ、恋愛においては。
捕まって懲役やら罰金食らったって、そいつが振り向いてくれるわけじゃないのですから。
上記3点に対して、他に「責任を取らせ得る、現実的な」案がありましたらご教示願います。
少なくとも現時点では、私には思いつきませんでした。
4.>そしてまた、仰るように妻に対する責任もあるでしょう。
というわけで、現実的に法でもって責任を取らせ得るのはここしか残っていないのです。
責任についてJackalさんに質問を受けた時点で、私も責任の定義をすべきか考えましたが略しました。
なぜなら、責任がある!追求すべき!と仰いますが、ここで問うべきは
『法を用いてどのように責任を取らせることができるか?』ではないかと考えるからです。
逃げ得は許したくありません。当然です。この男には一生苦しんでもらいたい。
かといってこの男「だけ」を裁き得る万人の了承できる方法というのは非常に難しいといわざるを得ない。
この男にだけ対処する法なんて、ただの私刑と変わりありませんから。
そうなると多少範囲がずれるのは止むを得ないとして
万人の納得できる落とし所を増やしていくしかないと思うのです。
いかが思われますでしょうか。
497
:
紫煙狼
:2008/04/25(金) 00:09:59
>>494
>紫煙狼さんは、「男の行動」と「子供たちの死」とは全くの無関係とお考えですか?
関連の有無と責任の有無は別問題であると考えています。従って、男の行動と子供たちの
死について無関係ではないが、責任を問うことはどのような法を以っても無理であり、
むしろ、そのような所まで責任を遡及することは法の精神に反するものであると考えます。
「法の精神」というものは、現行法のみならず、今後そのような法律が制定されるとしても
決して変わることの許されない柱であると考えます。
では、逆説的にアプローチしてみましょう。
Jackalさんの仰るとおり、本件において「子供たちの死」の責任を師匠に問うことが
出来るとして、そういう事例が広く一般的に知れ渡ったと仮定しましょう。
そうすると、Aに騙されたBはCを殺害することによって、BもろともAを破滅させる
ことが可能であるという判例になりませんか?本件はたまたまCがAの関係者だった
だけであるというのは前述したとおりです。そして、CがAの肉親であれば、
効果は2倍3倍にもなりますよね?
BがCを殺害したのはAの「騙した」という行為なくしては発生し得ないから、
AはCの死にも責任を取らなければならないとすれば「騙す」という行為に対する
一般予防の効果は得られるかもしれませんが、逆に「騙された」Bに対して、
「自滅の覚悟があるなら、とてつもなく効果的な復讐の方法がある」という、
非常に危険な免罪符を与える結果になりませんか?
別スレの事例を引っ張り出すと、妻と子供を惨殺された本村氏は被告人を死刑にするために
無差別殺人を行う、もしくは被告人の肉親を殺害すればよいことになります。
本村氏は法が犯人を死刑に出来ないのなら、罪に問われるとしても自分が犯人を
殺害すると公の場で述べています。無論、実行するとは思えませんが。。。
こういう復讐を奨励してしまいかねない法運用が果たして許されるでしょうか?
本件はむしろ、BがCを殺害しても責任をAに問うことは出来ないのだから、
Bの立場になってしまった人は、そのような悲しいだけで無意味な殺生をすることなく
堂々とAに賠償を求めなさい。どうしても心の折り合いがつかないのなら、
せめてその矛先はAに向けるべきであるという教訓なのではないでしょうか?
498
:
Jackal
:2008/04/25(金) 05:44:47
紫煙狼さんのお話しは良く分かるのですが、法の運用面の難しさの議論の様に見えます。
誤解をしているかも知れないので確認したいのですが、紫煙狼さんは下記のどのお立場
でしょうか?
1.男は「子供たちの死」に何らかの責任があるが、法という最大公約数的なメカニズム
を以てそれを公平に裁くことは難しく、また大きな弊害をももたらし得るから、その
責任を追及することはできない。
2.男にはそもそも「子供たち死」に何ら責められるべき責任などない。
3.その他
> 関連の有無と責任の有無は別問題であると考えています。従って、男の行動と子供たちの
> 死について無関係ではないが、責任を問うことはどのような法を以っても無理であり、
> むしろ、そのような所まで責任を遡及することは法の精神に反するものであると考えます。
この部分で、最初の行では「責任はない」と読めるし、真ん中の行では、「責任はあるかも
知れないが、法でそれを裁くことは出来ない(難しい)」と読めますし、最後の行では、
「責任はあるが、遡及すべきでない」とも読めてしまい、少し混乱しています。読解力不足
お詫びします。
また、「無関係ではないが、」と仰っておいでですが、「男の行動」と「子供たちの死」と
の間にはどのような関係があるとお考えでしょうか?
499
:
Ken
:2008/04/25(金) 13:56:34
おお。これはJackal説に対する強力な反論じゃないですか?
Jackal>>「男の不埒な行動」がなければ、K女が放火殺人を犯さなかったであろうことは事件の経緯から明らかだと思います。
Key>>どちらかというと、妻が彼女に対して必要以上に煽ったという点の方に引き金があったのではないかと私は考えるのですが如何でしょうか。
キャシーが言うには(つまり第三者が証明できないが)、妻から何度も電話が
かかってきて手ひどい言葉で罵倒された結果、キャシーは精神的に参ってしまった
そうです。ということは、「妻の執拗な電話」がなければ、キャシーが放火殺人を
犯さなかったであろうことも事件の経緯から明らかですよね。Jackal説に従えば
夫だけでなく妻も子供二人の死に対して責任があり、罪に問われてしかるべき
ということになりますよね。
そんなの何が何でも理不尽では。妻本人がキャシーを追い詰めすぎたことに対して
自分自身を責めているのは想像に難くないですが。
500
:
紫煙狼
:2008/04/26(土) 05:16:35
>>498
1と2の中間。1.7くらいで2に傾いていますかね。。。
師匠の行動が子供たちの死の遠因であるとするなら、
その距離は太陽と冥王星くらい離れていると思いますよ。
私は地球的規模でしか物事を考えられませんから、
太陽と冥王星って言うと、物凄く離れているように感じるんですがね、
Jackalさんのように宇宙的規模で物事を考えれば、
メチャメチャ近いように思えるんでしょうなぁ。。。
「風が吹くと桶屋が儲かる」という落語があるでしょう?
一つ一つの事象はかなり密接に関連していながらも、
最初の事象と最後の事象は随分とかけ離れているっていうアレ。
同じじゃないですかねぇ。
Jackalさんは「師匠の不実なしに犠牲者は出なかった」と言っていますが、
逆に、北村受刑囚ってのはこういう逆境に自分からはまり込んで終いにゃ
第三者を巻き込んでとんでもないことをしでかす人ですよ。ともすりゃ、
別に不実に晒されたわけじゃなくても、何らかの逆境に自分からはまり込んで、
腹いせに第三者を殺していた可能性も否定できないでしょう?
「師匠さえ存在しなければ、北村受刑囚は絶対に殺人を犯さなかった」と
断言できるものでしょうか?もっとも、師匠さえ存在しなければ、
死んでいった子供たちも生まれてくることはなかったのですがね。
501
:
don
:2008/04/30(水) 02:07:32
実は、この事件のことつい最近知りました。結果から見れば北村受刑者は極刑
でも仕方ない思います。しかし、当時の雑誌とか読んでいくうちに幾つか疑問
を持ちました。
1)師匠は、子どもを殺されたけど自分から蒔いた種な訳だし、法定で北村受刑
者の情状酌量を言わなかったか?
2)師匠は、北村受刑者から訴訟される訳だが、逆に訴訟した理由が解らない。
3)時系列的には変だけど師匠は、どうして奥さんと別れずに、また二人の子ど
もを設けたのか?
以上です。 師匠に鉄槌が下されないのは不自然で不自然で北村受刑者が最後
まで師匠を庇っている。 とても切ない気持ちになります。 北村受刑者は、
あとどのくらいで仮釈放になるのですかね。
502
:
師匠
:2008/07/13(日) 01:26:19
師匠が一番悪い。
503
:
老婆心
:2008/07/13(日) 08:38:39
>>502
「師匠が一番悪い」
とされますが、差し支えなければ、その「一番悪い」とされる理由を教えていただけないでしょうか。
502のコメントをされた方は、北村受刑者と同様の立場・状況を経験され、心情的に北村受刑者より、
妻帯者であるにもかかわらず、この事件の「出発点(原因・契機)」を作った、「師匠」が
「根本原因」と考えるので、「一番悪い」とされるのでしょうか。
その場合、このスレッドで、これまでも繰り返し展開されてきましたが、
「いくらなんでも、『子供2人』を『焼殺』する」ことまでを「包括、包摂」しても、
「師匠が一番悪く、北村受刑者は、悪いとしても「一番」ではない」、ということなのでしょうか。
これまでは、502の方のような、「結論だけ述べて、理由について、あまり語られない人」
については、そのような「感覚的、感情的」ともいえる意見も、人それぞれなので、
そのようなものかな、と思っておりました。
しかしながら、来年からスタートする予定の裁判員制度のもとでは、裁判員となった人どおしで、
「重大事件」について、様々な議論が必要とされると思われますので、
結論だけではなく、その結論にいたる「思考過程」についても、他人にお話いただく、ということが
問われると思うのですが。
504
:
老婆心
:2008/07/13(日) 08:43:21
すみません、
「〜人どおし」と書きましたが、
「〜人どうし」のようですね。失礼しました。
505
:
カレン
:2008/08/25(月) 13:30:30
随分レスの日にち空いたけど
今日スパモニでこの話題が取り上げられていた
それでこの事件思い出した
殺された子供にしたら勿論許されない卑劣な行為だけど
ウブで恋愛経験のない女性は浮気グセ男に持て遊ばれ、苦悩と怒りから
分別を失い、放火を犯し、無期懲役で一生を棒に振ったんだな…
506
:
紫煙狼
:2008/08/25(月) 13:55:15
>>505
このスレの過去ログを全部読んでみると、
同じ事象に対しても、色々な解釈があることがわかります。
私は、ウブな女性が口説き落とされたまでは同意しますが、
途中からは主導権がウブだった女性に移っていたと考えています。
(その方が、展開を合理的に説明しやすいので。)
507
:
カレン
:2008/08/25(月) 13:59:32
>>506
主導権が移ってるってどういう事?
508
:
紫煙狼
:2008/08/26(火) 02:02:53
>>507
私の推測(妄想?)では、このような解釈をしています。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1055425793/389-390
言い方は悪いですが、火遊びの始末をつけることすらできないダメ男を「稀代の悪党」と位置づけることも
過大評価としか思えないし、逆にいくら北村受刑囚が盲目的恋愛の泥沼に陥っていたとしても、彼女の知的
レベルがそこまで低いとも考えづらいわけです。
(無論、結果的に犯罪を犯したこと自体は馬鹿以外の何者でもありませんが。)
北村受刑囚は一度目の中絶で良心の呵責と悲しみに苛まれました。通常ならここで二人の関係は終焉を
迎えるでしょう。しかしそうならなかった。なぜなら、北村受刑囚がそれまでに投資した労力に対する
見返りがあまりに少ない。例えて言うなら、パチンコで負けがこんできて、普通ならやめるところを、
「取り返すまでは、やめられない」と余計に深みにはまるパターンですね。若く賢く美しい北村受刑囚が
ここで引き下がることは彼女のプライドが許さない。彼女は何としてでもダメ男を意のままにしなくては
若くもなく、賢いわけでもなく、美しいとも言いがたい妻に負けることを意味するのです。
そして二度目の妊娠…。彼女のリスクマネジメントは「シングルマザー」という世間体的リスクを排除します。
方法は二つ。ダメ男を離婚させて自分が結婚してしまう…これはそれまでの経緯を考えれば生まれるまでの間に
完遂できるわけがないと察しがつきます。ならば残された方法は中絶。しかし、彼女ほどの知能の持ち主なら、
この中絶を利用しないはずがない。彼女は「二度も中絶させた」という事実(良心の呵責)を以ってダメ男を
精神的に支配下に置き、自分は悲劇のヒロインを演じ続ける千載一遇のチャンスと捉えたはずだと思います。
でなければ、これまでにプライド高き女性が単に都合よい女性を演じ続けるわけがない。プライドを捨てるなら
世間体というリスクを呑み、妊娠を内緒にしておいて子供を生んでしまい、赤子を胸にダメ男の家に乗り込むという、
一番効果的で確実な正攻法があるわけです。つまり、少なくとも二度目は、言われるがままに中絶したのではなく
彼女なりの作戦有っての行動と捉えたほうが彼女の人間像に矛盾が生じづらいわけです。
こう考えると、終盤では「ダメ男の価値」なんてのはもう既に問題ではなく、妻と北村受刑囚のどちらが
ダメ男を支配下に掌握するかという女同士の戦いであり、商品は「ダメ男」ではなく「プライドの充足感」で、
愛情云々というのも、彼女にとっては戦略兵器の一つでしかありえない。この状況下でなおダメ男が北村受刑囚に
対して主導権を握り続けることが可能であったとは、夢にも思えないわけです。
509
:
いずみ先生
:2008/08/26(火) 16:06:17
被害者夫婦って本当に子供の事を思っているとはおもわれない。ただお金ほしかっただけしゃないの!
510
:
奈菜
:2008/08/26(火) 16:10:41
被害夫婦ってどこに住んでるの?石投げに行くわ。北村さんがかわいそう
511
:
ナンバー
:2008/08/26(火) 22:57:42
私はモテ本・恋愛本を出版している立場から見た、男女の感情の揺れやこの事件を通して感じたことを
率直に書いていきます。
まず、この事件を報道で知ったときの印象は、「何というヒドイ男なのだろうと師匠にたいする憎悪が、
優先的なエモーショナルとして、頭の中に埋まっていきました。キャシーの残忍な犯行よりも、その気
持ちが脳内で支配率が高かったのは、以下の理由からです。
1.二度の中絶
「子供を失った気持ちを、あの人たちにも味わわせてやりたかった」という発言。
2.本妻の執拗な電話攻撃、罵倒
3.自首
事件から約2ヵ月の間、放火・怨恨の線でキャシーの存在はすぐに浮上したと思われるが、立件には至
らなかった。証拠が十分ではなかったためと思われるので、自首しないという選択肢もあった。
4.師匠は離婚をエサにキャシーとの関係を維持・継続
おたがいに割り切ったセフレでも、一度限りの不倫でもなかった点。
その後の報道や手記などを見ると、公判でキャシーに対し「極刑を望みます」という師匠に、事なかれ
主義の極みというか、欺瞞を感じずにはいられなかった。キャシーにしてみれば「アンタだって2人殺し
てる。しかも、自分は手を汚さずに」という思いが、いまだ被害者意識として残っているのではないか
と感じました。
−事件に見る、師匠とキャシーの昭和フレーバー色の不倫−
ある意味、コテコテの不倫関係。二人で会うことも重要なモチベーションだった一人暮らし。上司と部下、
本妻にバレてトラブル→女のバトル→イニシアティブの争奪戦…。金妻ブーム→男女雇用機会均等法→総
合職のパイオニアという時代背景に加えて、キャシーの箱入り娘で学生時代は恋愛はどこ吹く風の学業優
先。プライド高く、生真面目なところは、どことなく東電OL殺人事件の被害者を連想させるところもある。
512
:
ナンバー
:2008/08/26(火) 23:43:34
続き
・師匠について
職場の男性社員ナンバー1、チョイワル親父のようなタイプではなく、少し大柄な
仕事でも恋愛でも煮え切らない大鶴義丹風なダメンズ。
本当にモテる男なら、社内不倫はおろか社内恋愛、ましてや避妊や別れ方について
は細心の注意を払うもの。妊娠中の本妻をキャシーに会わせるなど、意味不明な行
動も多い。調停に現れなかったり、女性双方に甘えている点で子供っぽく、責任感
に欠ける特徴が見受けられる。
・キャシーについて
二度目の中絶→調停に姿を見せずに、離婚や中絶に関しても態度を翻す師匠→本妻
の厳しい言葉は、恋愛ビギナーの彼女にとっては苛酷で負荷が重すぎた。しかし、
弁護士を立てて不倫の幕引き、本妻への逆襲が見えてきての凶行は理解し難い。
冷静さを持っていながら、突然に暴走してしまう。冷静と暴走の振り幅が、狭か
ったのかもしれない。衝動的な行動の壁が不安定なものであったのかもしれない。
・師匠の妻
気が強いが、虚勢を張ることで自分を維持しているように感じる。事件後に師匠
と離婚せず、2人の子供をもうけていることから、キャシーにたいする復讐への対
抗・意地、事件後に夫との同盟的な連帯意識が夫婦の間で形成されたように感じる。
いちばんの被害者は、2人の子供であり、上記の三者以外では、キャシーの父や家族
もまた被害者といえるだろう。
不倫の悩みや相談などを受けたり聞いたりするとき、私はこの事件を例にあげ、
「愛してるのは妻ではなく、君だけだ」
「いずれ、離婚するつもり」
という言葉は方便であり、曖昧な関係の維持・継続にすぎない戯言であると説明する
ことにしている。仮に師匠が離婚しても、不倫や浮気をしないとも限らず、幸せへの
ハードルは高い。このような悲惨な事件は二度と起きてほしくない。不倫による不毛
な時間・お金・精神的な疲労から、多くの人が解放されてほしい。
513
:
Ken
:2008/08/27(水) 00:44:43
↑うまい!とてもよくまとまってますね。
510>>被害夫婦ってどこに住んでるの?石投げに行くわ。北村さんがかわいそう
もう百万回書きましたけど、Boroさんの記事はキャシーの証言をもとに書かれているので、
人殺しの主張だけを鵜呑みにして軽はずみは行動をとるのはどうかと。
514
:
奈菜
:2008/08/27(水) 01:17:21
でも北村さんは今も罪を償っているじゃないですか。上司はさんざん北村さんをもて遊んで、賠償金迄貰って今もぬくぬくと毎日を過ごしているじゃないですか!許されへんは!
515
:
紫煙狼
:2008/08/27(水) 09:24:59
>>514
北村受刑囚が監獄内に居る理由は放火殺人を犯したから。
放火殺人を正当化しうる理由はこの世に存在しえない。
(事件とまったく無関係の第三者が巻き込まれる可能性を考慮)
不倫に関しては、既婚者であることを知りつつ関係を続けた以上、
ダメ男、北村の双方に道義的責任は等しくふりかかる。
もし、不倫の罪で北村受刑囚だけが投獄されているなら奈菜さんの
言い分も理解できるが、この事件では誰一人として不倫の刑事的責任は
問われていない。(もともと人の恋愛に刑事はそぐわない。民事解決すべき)
百歩譲って、ダメ男にも刑事的責任をといたいのであれば、
その刑量はどれくらいでしょう?
言っておきますが、ダメ男は放火殺人を教唆したわけでも、共謀したわけでも
ありませんので、その点、わすれずに。
516
:
奈菜
:2008/08/27(水) 17:53:00
確かにそうだと思うのですが、被害者夫妻にも非があるのに民事で賠償金迄請求するのはどうかと思いますが!刑罰の無期でジュウブンではないでしょうか?対の上司は何もないのに!
517
:
紫煙狼
:2008/08/27(水) 19:27:21
ぬくぬくと…というのは想像に過ぎませんよね?例えば、
「上司夫婦が賠償金で豪邸を立てて働かずに楽して暮らしている…。」
なんて情報を私は聞いたことがないので、事実関係が分かりかねます。
想像で物を言うなら、上司夫婦は亡くなった子供たちに賠償金で立派な墓を立て、
月命日にはいつも家にお坊さんに来ていただいて法要を行っている…。
収入の殆どが事件後生まれてきた子供たちの生活費や、亡くなった子供たちの
法要費に消えていて、夫婦は非常に質素に追悼と悔恨の日々を過ごしている。
そして、折に触れ、このページを、このスレを見に来ては、過去の不実に対し
未だ消えやらぬ世間の怒りに、ただただ身を縮めている。監獄の中にいれば、
好奇の目にさらされることもなく、誹謗中傷を耳にすることも目にすることもないのに、
口を閉ざせば針の筵、口を開かば石礫、人に苦しみを打ち明けるわけにも行かず、
ただただ夫婦で支えあい、今いる子供を亡くなった子供たちの生まれ変わりと信じ、
この子たちを幸せに育てることだけが亡くなった子供たちへの唯一の贖罪と思い、
さればこそ自ら死を選ぶこともならず、波風立てず路傍の石の如くひっそりと
暮らしている…という解釈も可能ですよね?
いや、事実関係は分かりかねますが…。
518
:
奈菜
:2008/08/27(水) 19:55:48
被害者夫婦は、そんな心情の人達だとは私は思えませんが‥平気で女性に2回の中絶をさせた男と自分の可愛い子供達を焼き殺された原因を作った男とSEXできる女、同じ女性として私には考えられない。そして刑罰だけでは物足りず、民事迄起こして賠償金までも請求した夫婦‥そんな図太い人達ですよ。
519
:
紫煙狼
:2008/08/27(水) 20:20:30
>>518
私は貴方の言っていることが事実に反するとは言えないし、
むしろ、事実なんてモノはそんなものかもしれないとさえ思っている。
でも、もし、もしも貴方がこの夫婦を目の前にしたとき、
それが貴方の思うような平穏無事な生活ではなく、
むしろ凄惨で悲壮な覚悟のうえにおいてのみ成り立つ過酷な追悼の日々で
あったとして、それを受け入れ受け止める用意を全く感じられない部分に
何か強い意図的なもの、偏ったものを感じるのです。
あなたは…この二人を考えられない、理解できないのではなく、
理解したくないのではないでしょうか?この二人に、図太く卑劣で
厚顔無知な悪党の像を求めていませんか?
520
:
Ken
:2008/08/27(水) 20:49:55
>>気で女性に2回の中絶をさせた男と自分の可愛い子供達を焼き殺された原因を作った男とSEXできる女
このナンバーさんによる書き込みのうち妻に関する記述
「事件後に夫との同盟的な連帯意識が夫婦の間で形成されたように感じる。」
がうまく説明していると思います。師匠による不倫が夫妻の間に相当の波風を
立てたのは想像に難くないですが、キャシーという強大・凶悪な共通の敵の出現によって
夫妻の結束が高まったのでしょう。それほど不思議なことではないと思います。
あと、師匠「夫婦」というように師匠と妻を同列に論じることに私は激しく抵抗を
感じます。事件前・事件後の妻の行動に、キャシーや師匠と同列に非難されるような
落ち度は見当たりません。「自分の可愛い子供達を焼き殺された原因を作った
男とSEX」するのは別に誰かに迷惑をかけてるわけでもないですから。
そういう怒りは身近な不倫ダメ男にぶつけるのがいいのと違いますかね。
521
:
まい姫
:2008/08/27(水) 21:14:41
この事件の1番の原因を作ったのは、師匠じゃないんですか??確かに北村嬢は大変な事をしてしまったけれど、刑務所に入ってるし。一番悪の師匠は、このままで許せるのって感じなんですけれど。
522
:
老婆心
:2008/08/27(水) 22:27:00
≫確かに北村嬢は大変な事をしてしまったけれど、
刑務所に入ってるし。
「刑務所に入っているし。」という言葉。
確かに、「犯罪」に対して、裁判所が下した「判決」
にしたがい、「刑に服している」という意味では、法律的には
「釣り合い」が取れているのでしょう。
しかしながら、大人たちの欲望の中で、何の関係もない「子供」が
「炎の中で」焼け死んでいった状況を想像していただけないでしょうか。
どんなにむごいことでしょう。
私が、仮に、北村の立場で、判断力を失って、不倫相手の子供を
焼き殺してしまったとしたら、死刑になってもしかたがないし、
無期刑で刑務所に入っていたとしても、自分の行為に「釣り合っている」
などとは、とても思えそうもありません。
523
:
紫煙狼
:2008/09/01(月) 13:50:13
例えば…。私の大事なバナナを、まい姫さんが騙し盗ったとするわさ。
で、私は当然、まい姫さんを恨むよね?その結果、私がまい姫さんの留守中に、家に忍び込んで、
まい姫さんのご家族を放火惨殺したとしたら?「一番の原因は、まい姫さん」って皆から言われる
と思いますか?これって「たかがバナナごときのために人の命を奪うことが許されるか?」って
側面から見るべきで、当然、そんなことが許されるわけはないよね?
百歩譲って、まい姫さんが自責の念に駆られていたとしても、そこで賠償請求しないというのは、
亡くなったご家族の命の重さを、バナナと等価交換されるような悔しさってないかなぁ。
家財道具も燃えてしまっているわけだし、建て直すにしても金銭的にタダではすまない問題ですよ。
それでも僕が実刑に服することになれば、まい姫さんは僕に民事賠償請求しないのかなぁ。
人命の前にバナナは無視できるほど小さな価値しかない。同じように、人命の前に不倫やら何やらに
よる恨みなんて誤差の範囲内に収まるほど小さな事ですよ。こうなると、師匠が一番の原因という
認識自体、間違っているのではないでしょうかね?むしろ、そういう恨みや憎しみを殺人という方法で
解消しようと考えた「北村受刑囚の人間性や思考展開」にこそ一番の問題があると思うよ。
それから、コレも師匠に直接聞かなければ解らないことだけれど、
たとえ自分も何らかの罪で実刑に服役しなければならなかったとしても、それでも北村受刑囚には
極刑を望んだと思うし、自分の手元に一銭もお金が入らないとしても、民事賠償を請求したと思う。
子供を殺されたら、たとえ自分の命果てようと「殺人犯」に対する怒りというのは別次元…
なのではないでしょうかね?
524
:
キララ
:2008/09/02(火) 18:38:50
刑法上、北村が犯した罪は現住建造物放火罪ということになり、懲役5年以上、あるいは無期か死刑ということで実際、子供2人がこれによって死亡しています。でも、北村がこういった犯行に及んだ原因としては師匠との再婚がダメになったこと、2回も堕胎させられたこと(1回は自らの意志でおろしてますが)、師匠の本妻に不倫関係がなくなってからも(連日?!)罵られたことが主なものだと思います。さらに言うなら、不倫して師匠が本妻と離婚し北村と再婚できていた可能性もあり、また子供も2人ともにおろさずに済んでいたかもしれません。そして、当然そうなれば北村は放火することもなかったでしょう。だから、師匠が本妻と離婚すればよかったとは言いませんが、師匠もまったく離婚のことは考えていなかったわけではない様子もうかがえます。これについては北村の前だけ、そのように装っていただけなのかもしれませんし、不倫そのものをただ楽しんでいただけなのかもしれません。妻子のある男と本気になる方が間違っているとも言えますが、離婚して北村と再婚する素振りを見せておきながら(口約束しておきながら)いつまでもその行動を起こさない師匠にも問題がないとは言えないでしょう。仮に自分が北村と同じ立場になったとしたら・・・同じような行動は起こさない、と言い切れるかどうか疑問ですね。。。
以上のことを考えると、他の無期懲役判決の事件内容と比べても、ちょっと無期懲役は重いようにも思います。
525
:
Ken
:2008/09/02(火) 21:42:48
紫煙狼さんの投稿は今までで一番分かりやすいと思ったんですけどね。
現住建造物等放火罪の法定刑は殺人罪と同じです。二人殺して無期懲役が重すぎる、
とは言えないでしょう。死刑にならなかったのはおそらくキララさんが挙げたような
理由が情状酌量されたからではなかろうかと。
不倫、堕胎に関して師匠にも一半の責任があるのは確かですが、それはキャシーにも
言えることでしょう。不倫や堕胎はまるっきり本人の意思に反して無理やりさせられることでは
ないですから。
無防備な子どもを焼き殺すというのは、どんな状況下にあっても、多くの人は
おそらく躊躇するものと思われます。
526
:
老婆心
:2008/09/02(火) 21:51:41
≫仮に自分が北村と同じ立場になったとしたら・・・同じような行動は起こさない、
と言い切れるかどうか疑問ですね。。。
男女間において、ひどい男もいるでしょう。ひどい女もいるでしょう。
だまされたり、傷つけられたり(精神的、あるいは肉体的にも)。
しかしながら、その結果、「自分はこんなにひどいことをされた、
我慢できない。何とか復讐したり、相手にも残酷な思いをさせたい。」
その結果が、「2人の子供」を「焼き殺す」のですか?
100歩ゆずって、なぜ「師匠」本人を殺そうとしなかったのでしょうか。
「師匠」ではなく、その「子供」を焼き殺したほうが、「師匠」やその妻に
とって、より残酷なことになり、より「復讐心」を満たせたからなので
しょうか。北村自身は、「その意思決定」を「実行する」しかない心理状態で、
自分自身でもコントロールできなかったのかもしれません。
しかし、そうだからといって、自分がひどい思いをしたからといって、
自分にひどいことをしたわけではない「子供」(いくら、自分の不倫相手の
子供だからといって)を殺すことと、「自分自身の意思決定で、不倫をした
結果、堕胎したり、だまされたり、妻からひどいことを言われことなど」
を比較して、「子供を殺してしまうこと」は、比較にならないくらい、
北村は許されないことをした、としか思えません。
527
:
キララ
:2008/09/02(火) 22:37:30
私が北村の異常な行動を肯定しているかのような書き方をしているようにとらえられているようなのでもっと分かりやすく書きたいと思います。
>不倫、堕胎に関して師匠にも一半の責任があるのは確かですが、それはキャシーにも
言えることでしょう。不倫や堕胎はまるっきり本人の意思に反して無理やりさせられることでは
ないですから。
ただ、524でも書きましたが、不倫を単なる浮気としてお互い楽しんでいただけではなく、将来、師匠が本妻と離婚して再婚してくれることを口約束ですけどしていてその上での不倫なので、結果的にいつまでも行動を起こさなかった師匠の責任は大きいですね。それでも妻子ある男と本気になる方が間違っているのかもしれません。堕胎にしても無理やりはさせられていませんが、生みたかったのに、お願いされて一回はおろしているわけです。
北村はどんな状況であっても許されないことをしたと思います。それは認めますし、自分が仮にそういう状況になったとしてもそういうことはしなかったと思います。ただ、そう言い切れるかどうか疑問、と書いたつもりです。
その上で無期懲役は「ちょっと重いように思う」と書きました。私が言いたかったのはこの「無期懲役はちょっと重いように思う」であり、その理由として簡単にかいたつもりです。
528
:
kei
:2008/09/02(火) 23:06:16
話題から、ちょいと逸れてしまいますがご勘弁ください。
加害者なんですが、PMS(月経前症候群)だったようだというのを
どこかの何かで読んだ記憶があります。(すいません、ちゃんと覚えてなくて)
英米あたりだと、これが立証されると減刑されるそうですが。
(このあたりはkenさんが詳しいのかも)
幼児虐待とか殺人などの衝動に駆られやすい精神状態になってしまうとのこと。
日本も最近研究が進んできていてサプリメントも出ているようです。
(殺人犯と黄体ホルモンって、どこかで関係あるみたいで…)
惨事を繰り返さないための参考になればと書き込みました。
失礼いたしました。
529
:
紫煙狼
:2008/09/03(水) 00:14:36
>>527
1「原子力発電所に勤めるA氏を殺害するために原子力発電所にミサイルを落とした」
2「原子力発電所に勤めるA氏を殺害するために人気のないところにおびき出し首を絞めた」
どちらの方が重大な犯罪(More Dangerous)でしょうね?
放火殺人という手法を採ったということは、不特定多数の人命を危険にさらしたということです。
北村受刑囚の場合、たまたま、殺意の対象たる「師匠の子供たち」だけ殺害することに成功しただけで、
同じ建物や近隣に在住する多くの方々が死傷した可能性は充分にあったと思うのです。
従って結果が「死者2名」であっても、方法によって犯罪の重大性は異なりますよね?
「放火で死者2名」の結果が無期懲役なら、経緯を鑑みても決して重過ぎる事はないと思いますよ?
530
:
Ken
:2008/09/03(水) 01:08:16
PMSは知らんですねえ。
Postpartum depression(出産後の不安定な精神状態)に関しては英国では広く
認知されていて、二歳未満の嬰児殺し(Infanticide)は基本的に無罪放免となります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Infanticide_Act
米国ではこれとまるっきり逆で死刑を含む厳しい罰が待っています。日本だと
子殺し(Filicide)は他人殺し(Homicide)よりも罪が軽いような印象が私には
ありますね。ウィキペディアには
旧刑法において、子が親を殺す犯罪には尊属殺人罪が適用され、通常の殺人罪よりも極めて重い死刑又は無期懲役が課せられていたが、親が子を死なせる犯罪にはほぼ全てに傷害致死罪が適用され、殺人罪が適用されるケースはほとんどない(子が生存している場合は殺人未遂罪が適用されようが、それでも尊属殺人の未遂罪よりはるかに刑が軽いケースが多かった)。
―――
と書いてありますね。
この事件に関して言うと、これらキャシーのもろもろの事情が情状酌量されて
いなかったとしたら私もちょっと面食らいますが、おそらくされているのでは
なかろうかと。インターネットが普及する前の事件なんで、公判の経緯とかよく
調べれなかったのですが。
531
:
kimiko
:2008/09/03(水) 03:07:11
死刑にならなかったのは情状酌量されたからでしたっけ。
自分は判決読んでみてもそういうふうには読み取れなかったのですが。
15年ほど前ですよね?今と死刑囚の数も死刑執行の数も全く違うはずです。
死刑判決のボーダーラインは2000年代に入って確実に下がってます。
死刑にならなかったのはそんな時代背景と、残念ながら女性犯罪者に甘い風潮からでは
ないかと思っていました。あくまで私の憶測ですが。
ちなみに遺族である奥さんが死刑を望まなかったそうですね。
個人的には死刑でもいいんじゃ?と思いますが、無期でまあ良かったですよね。
死刑判決が出てたらどんなヒステリックな反応がマスコミから起こったかわからない。
それこそ北村がどこまで祭り上げられたかと思うとぞっとします。
そんな感情論で刑期を決めていいものではないでしょうから、理由は違うでしょうけど。
532
:
キララ
:2008/09/07(日) 15:46:43
前に「無期懲役では重いように思う」と書きましたが、同じ無期懲役であっても彼女の場合はそれまで重大犯罪の前科がなかったようですし、この事件での経緯からも再犯の可能性が低いという意味では仮出所は比較的早いように思います。実際の刑期を何らかの方法で知ることができたらとも思いますが。
533
:
村雨
:2008/09/14(日) 00:37:17
この事件に対して、受刑者擁護の意見がいつまでも出続けるのは、
この事件の記事のほとんどが、このサイトの記事の様に、受刑者目線で
書かれている事が大きな原因になっていると思います。
これが、可愛い子供2人と幸せな暮らしをしていた妻を中心に、
ある日突然、発覚した夫の不倫、そして幼い2人の子供の殺害を
描いていたなら、「無期懲役では重い」と感じる人は少ないのでは
ないでしょうか。
事件後、この妻が一番に願った事は、【何もかも元通りに戻ってほしい】
だったと思うのです。
それが叶わないのは、解っていても、彼女はこの夫と子供、失ってしまった
家庭を欲したとしても何ら不思議ではないと私は思うのです。
534
:
紫煙狼
:2008/09/14(日) 10:26:46
>>533
まったくもって仰るとおりだと思います。
ただ…私は読み手の力量という点にも着目しています。
確かに、犯人に対して同情の余地がまったくない凶悪犯罪も存在しますが、
実は目線をどこに置くかによって、同じ事件も全く異なる解釈が可能になります。
この事件が特別なのではなく、おそらく殆どの事件に関して、
主人公を誰にして書くかによって読み手は良くも悪くも誘導されるわけで、
この事件に関する記述を通して中立の立場から見た「適正な罰の重さ」という
視点を養ってほしいものだと思います。
ただ…そういう力量を持っている人が極端に少ないのは事実です。
535
:
次郎
:2008/09/14(日) 10:27:40
受刑者目線ということですが、読み返してみるとそう思えるところが数か所あるだけでほとんどは自分の感情を抑えてむしろ客観的に見ていることが分かります。特に師匠が言った言葉はこの通りなんじゃないかと思います。それに対する受刑者の反応もごく自然のよう。
師匠目線の本心をそのまま記事にしたようなものを読んでみたい気もします。「この女、本当にこの俺が離婚して再婚するとでも思っているんだろうか? まあ、そう思い続けていてくれたほうが浮気するには都合がいいけどな」、、、こんな感じではなく、本当に離婚するつもりで悩んでいたとしても受刑者に「同情」してしまう気もします。
536
:
青空
:2008/09/15(月) 01:55:30
「二人の子供を返してほしい」という師匠夫婦。
「二人の子供を殺される苦しみを味わわせてやりたかった」という北村。
師匠と師匠妻は、北村が中絶させられたことに関してはフタしてるというか、
目をつぶってる気がする。この二人から都合よく「子供の命」ってセリフが
出てくるのになんともいえない嫌悪感を抱く。
537
:
Ken
:2008/09/15(月) 21:31:02
これも百万回書きましたけど、中絶に関してはキャシーにも一半の責任がありますよ。
どういう行為に及べば妊娠するか、いい大人だったら知っているはずだし、結婚しないうちに
妊娠すれば不利な立場に追い込まれることもわかっていたはず。中絶せずに産み
育てるという選択肢もあったはず(そうしている女性も少なからずいます)。
中絶手術はキャシーも認めたことであって師匠が強要してできるようなことではない。
(↑これが放火殺人との決定的違い。)しかも、同じ過ちを二度繰り返している。
それに、妊娠・中絶は純粋に師匠とキャシーの間のことであって、妻の責任を
持ち出すのはナンセンスとしか言いようがない。
538
:
青空
:2008/09/16(火) 00:24:18
キャシーは出産を望んでいたからこそ、「殺された苦しみを…」という心情
の言葉を発したのだと思う。合法であれ、二人の生命を奪った主たる原因は
師匠にある。
その師匠が、中絶指示の男が、命の尊さを論じるのが甚だおかしい。不倫、
しかも職場での醜態、挙句に実子二人の命を奪われた引き際の最悪さにフタ
をして、いい夫を公判で演じること自体に滑稽さと軽さを感じる。
被害者として名前がなぜ公表されないのかも疑問。コンクリ殺人事件の被害
者の写真や名前は伏せるべきだと思うが、師匠の写真や名前は公表してほしい。
539
:
紫煙狼
:2008/09/16(火) 02:03:37
>被害者として名前がなぜ公表されないのかも疑問。
少なくとも、当時の新聞にはお名前が載っておりましたが…
今現在では多くのサイトで彼らの名前が仮名になっていますね。
でも、なぜそこに疑問を持つのかが私には理解できません。
そして…
>コンクリ殺人事件の被害者の写真や名前は伏せるべきだと思うが、
>師匠の写真や名前は公表してほしい。
ここですね、いよいよ発言の意図が不可解です。かたや公表を控えるべきで、
かたや公表すべき。この差はどこから沸いて出てくるものでしょう?
その判断基準と公表の目的・意味を示して頂けませんか?
540
:
村雨
:2008/09/16(火) 09:20:54
>>535
受刑者目線ではなく、受刑者主体と表現すべきでした。
つまり、事件の背景として、受刑者及び、夫の不倫を
中心に書かれていて、被害者妻や、その家庭主体では
描かれていないという事です。
被害者妻と、子供達の幸せな生活の情景を描き、
子供たちの夢を描いた上で、不倫、そして我が子の
焼殺と書かれていたなら、その子達の笑顔を永遠に
消してしまった受刑者が、無期懲役など許せるはずが
ない心情に至ると思うのです。
蛇足ではありますが、不倫を知った妻が、夫および
夫の不倫相手に対し、怒ったり、罵倒したりするのは、
当たり前の感情論だとも、思います。
そこで感情的な言葉の一つがあったとしても、
(本人は否定していますが)
それを非難するのは、いささか可哀想な気もします。
541
:
Ken
:2008/09/16(火) 21:07:24
↑妻に関してはその通りだと思います。
師匠が犯した罪は
>>538
「中絶指示の男が、命の尊さを論じる」ことや「不倫、しかも職場での醜態、挙句に実子二人の命を奪われた引き際の最悪さにフタをして、いい夫を公判で演じること」
ですよね。そして、その罪に対する罰として
>>師匠の写真や名前は公表
を提案しているんですよね。
これも延々と堂々巡りしているのですが、要するにこの師匠の罪はキャシーが
犯した放火殺人という罪と同列に論じるような罪ではないので、キャシーと比べて
罰が軽いのは合理的である、というのが一点と、たとえば名前の公表という形で
師匠の罪を罰する場合、同じ罪を犯している人たちも同じように罰しないと不公平だ、
というのが二点目。それが、紫煙狼さんたちがずっと言い続けていることなのです。
これは悲しいことですけど、職場不倫というのはありふれたことですよね。中には
期せずして妊娠して中絶する羽目になった女性もたくさんいますよね。ただ、
その場合でも圧倒的多数の女性は泣き寝入り、中にはもめて男性が離婚されたり、
裁判沙汰になったり、解雇されたり、といったこともあると思いますが、腹いせに
子ども二人が焼き殺されるというのはまずないですよね。
こういう女泣かせの不埒な輩は片っ端から身分を晒せ、という主張があっても
いいと思うし、そういう主張であればまだ理解できるのですが、不倫・中絶指示男の
大多数は名前等特定されておらず、特定されてないから我々は憎んでおらず、
だからたいした罰を食らってないですよね。そういう中で、師匠だけが子どもを
焼き殺されたという理由だけから世間の注目を浴び、赤の他人からも憎まれ、
名前・写真を公表せよ、とまで言われる。これはなんとも不条理だと思うのですが。
542
:
青空
:2008/09/18(木) 02:39:19
>今現在では多くのサイトで彼らの名前が仮名になっていますね。
でも、なぜそこに疑問を持つのかが私には理解できません。
なぜ、仮名になってるのか不思議に思います。そこに違和感を持つのはごく普通の
感覚では。どうして、隠す必要があるのでしょうか。何らかのサンクションが働い
てるとしたら、そのサンクションの拠り所について知りたいですね。
◆タブロイド誌や写真週刊誌では是非、氏名や写真などを公表してほしいものです。
現在の暮らしぶりや師匠のその後の女性遍歴についても知りたいですね。
私は被害者名を公表するなら、加害者名をも公表すべきだと思いますし、またその
逆もしかりと考えます。どちらか一方を公表、他方は非公表というのは反対です。
コンクリ事件では、被害者名と写真がメディアでかなり取り上げられましたが、一方
の加害者名は一部週刊誌のみの報道で、写真についてはほぼ皆無ではないでしょうか。
少年法の問題はありますが、氏名と写真は公表すべきだと思います。
543
:
Ken
:2008/09/18(木) 04:32:35
意外な展開w
>>◆タブロイド誌や写真週刊誌では是非、氏名や写真などを公表してほしいものです。現在の暮らしぶりや師匠のその後の女性遍歴についても知りたいですね。
要するに興味本位で出歯亀な自分の欲求を満たしたいだけだとw
>>どうして、隠す必要があるのでしょうか。何らかのサンクションが働いてるとしたら、そのサンクションの拠り所について知りたいですね。
そういう興味本位な出歯亀から被害者の生活を守るためですw
544
:
紫煙狼
:2008/09/18(木) 17:33:24
>>542
つまり、公表する・しないは加害者被害者ワンセットで扱うべきで、
どちらかのみ公表するのはおかしい、という話ですね?そして、
>コンクリ殺人事件の被害者の写真や名前は伏せるべき(
>>538
)
というのは、加害者の氏名や写真が公表されないから…ですか?
とりあえず、判断基準は示していただけましたが、目的と意味も
ご説明いただけませんでしょうか?それは公益に繋がる物であり、
法的基準から問題なく、かつ、不当に被害者を侵害するものでは
ないということまで力説願えれば幸いです。
なお「どうして、隠す必要があるのでしょうか」の部分は、
貴方がハンドルネームを利用している理由をお考えになれば、
おのずと判る様に思われます。(青空が本名ならごめんなさい。)
545
:
無精髭
:2008/09/18(木) 22:13:16
国民には「知る権利」がある、なんてことを仰るのではないかと
ひそかに危惧致しておりますぅ。
↓これを読んで、みなさまはどう思いますかね。
http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20050314.html
内容の是非はともかく、これ位の論戦を張る覚悟と準備、そして弁証能力が
おありなら、きっとこのスレも新たな展開を見せることでしょうな。
546
:
青空
:2008/09/20(土) 00:28:36
被害者名の公表については、事件の中核情報であり、仮に警察レベルで氏名
の公表が差し控えられた場合、取材が困難になるとともに、事件の内容・解
明についての記事が制約されてしまうことになるでしょう。
また、被害者情報が得られぬデメリットや被害者の名誉が守られず、「死人に
口なし」という情況が生まれることもあります。私の小・高校の同級生が殺害
される事件があったのですが、私はその第一報をニュース番組で知りました。
もし、氏名や写真が公表されていなかったら、私は彼の死を知らずに過ごして
いたかもしれません。
加害者名の公表は、その事件の社会的責任、犯罪・模倣犯の抑止の上からも必
要だと思います。ただ、実名の公表が将来の社会復帰において障壁となること
もあるでしょうが。
547
:
無精髭
:2008/09/20(土) 01:03:35
うん。正論ですね。ですが、それだけではまだ、メディアの重要性を説いているだけ
という意味で、一般論の域を出ません。更に、それを個別の事件に当て嵌める必要が
あるのです。だから、そういう一見尤もらしい主張を掲げたとしても、シェン(紫煙狼)
さんの質問には殆んど答えていることにはならないのです。つまり、早い話が、
日野OL不倫放火殺人事件を
>>546
で説かれているような原則に当て嵌め、事件当事者の
個人情報を公表することによる「公益」並びにその「合法性」を導き出し、極めつけは
「被害者の人権を侵害しない」ということを証明しなければならないのです。少なくとも、
そういった一々の具体的事例について説得力のある弁証が求められる訳ですよ。
余談ですが、「犯罪被害者の報道について」スレッドというのがありますから、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1095736861/l50
まだご覧になっていらっしゃらないのであれば、ご参照なされた方が宜しいですね。
シェンさんの書き込みもありますから、彼が何を考えているのかも分かりますよ。
因みに、Kenさんはそこで、青空さんのお考えにも通ずることを書いておられますよ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1095736861/56
いや、マジで、
>>546
だけでは片手落ちどころか、Kenさんやシェンさんのような
人相手では、またもや簡単に足元掬われちゃいますよ?
548
:
紫煙狼
:2008/09/20(土) 01:26:17
>>546
>被害者名の公表については(中略)制約されてしまうことになるでしょう。
その点、この事件では既に事件の内容・解明が充分に成されているので、
今更、被害者(被害者遺族)の氏名や顔写真を公表することの意味がわかりません。
>また、被害者情報(中略)情況が生まれることもあります。
まぁ、時としてそういう場合も有るでしょうが、こと、本件に限れば、
被害者情報が現在公開されていないことによるデメリットや、被害者の
名誉が傷つけられていると言う虞より、むしろ今更公表するによるデメリットや
被害者(被害者遺族)の名誉が守られないと言う虞の方が大きくは有りませんか?
被害者名(顔写真)も加害者名(顔写真)も「公共の福祉に反しない」限り最大限
尊重されるべきものであり、国家はこれを擁護する義務を負います(憲13)
実名報道、顔写真の公表と言うのは、それをしないことにより事件解決が遅れる
つまり公共の福祉に反するという事実を以ってのみ正当化されることであり、その
事実がない以上、加害者・被害者ともにプライバシー権・肖像権(刑集23/12/1625)は
最大限尊重されなければならないと解するのが妥当です。
従って、本件の如く内容が解明され裁判も終結した事件に関して被害者名を
実名公表すべきという意見は「公共の福祉に反する」という事実を挙げなければ
甚だ失当であり人権の侵害であると結論できます。
つまり、アナタは師匠が被害者ではなく、むしろ加害者であるにもかかわらず、
投獄されている北村受刑囚のみ実名公表され、師匠は実名公表されていない。
という勘違いを出歯亀的好奇心という恥ずべき泥で上塗りして、人権侵害を
厭わず厚顔無恥にも臆面なく投稿した、ということでよろしいでしょうか?
549
:
青空
:2008/09/20(土) 01:47:21
>>548
被害者の実名が公表されてるかどうかは、当時の新聞縮刷版を見ればはっきりする
でしょう。公表されていたなら、なぜその後のこの事件の紹介等について、実名が
公表されていないのか尚更不思議です。
事件についての紹介の記事などで、加害者は実名、被害者は仮名などの扱いにして
いる記事が多い。一方で加害者の実名を出して、師匠側が仮名という取り扱いが、
人権への配慮云々だとしたら、加害者への人権の配慮は(?)という疑問符がつきま
す。
公益性ですか? もし、師匠が会社の採用面接に来たら、採用しませんね。社内恋愛
にうつつをぬかすどころか、不倫で同僚を妊娠させるなど会社に何しに来てるかわか
らない人などww 社内の風紀が乱されますし、仕事が出来たような記事紹介もない
ですからね。これは、コンクリ犯も同様。写真が出ていれば、養子縁組や戸籍法によ
って名前を変えてもわかりやすいですからね。
人権侵害というであると結論できますとは、紫煙狼は一体何様のつもりですか?
550
:
青空
:2008/09/20(土) 01:51:53
最後の一文が変換ミスです。
(正)人権侵害であると結論できますとは…
551
:
無精髭
:2008/09/20(土) 01:55:21
>>549
まあ、反論は大いに推奨されるべきですが、余り熱くならないように。
コテハンというフィルターを突き破るような人格攻撃にまでは、
どうか発展させないようにして下さい。
552
:
青空
:2008/09/20(土) 02:26:47
>>547
>日野OL不倫放火殺人事件を
>>546
で説かれているような原則に当て嵌め、事件当事者の
個人情報を公表することによる「公益」並びにその「合法性」を導き出し、極めつけは
「被害者の人権を侵害しない」ということを証明しなければならないのです。少なくとも、
そういった一々の具体的事例について説得力のある弁証が求められる訳ですよ。
なぜ、公益や合法性に照らして、「被害者の人権を侵害しない」という証明をしなければ
ならないのですか? そういった最高裁判例でもあるのですか? 単なる特定の板住人と
の見解ではないのですか?
>>548
>実名公表すべきという意見は「公共の福祉に反する」という事実を挙げなければ
甚だ失当であり人権の侵害であると結論できます。
そう結論づけたのは、あなたの主観的意見にすぎないのでは。判例で「公共の福祉
に反するという事実を挙げなければ〜結論できます」という判決文でもあるのです
か?
553
:
青空
:2008/09/20(土) 02:37:52
「〜ねばならない」とか、「結論できます」とか確定的な表現を使うのであれば、その
拠り所を明らかにして下さい。でなければ、単なる個人の戯言ですよ。
554
:
紫煙狼
:2008/09/20(土) 03:14:26
>>549
>被害者の実名が公表されてるか(中略)はっきりするでしょう。
事件当時は実名が新聞に載っておられましたよ?その手の発言は先にお調べになってから
された方がよろしいのではないでしょうか?粘土なしに煉瓦は造れぬと申しますし。
>なぜその後のこの事件の(中略)いないのか尚更不思議です。
それは、事件が解決したことにより被害者(被害者遺族)の実名・顔写真を公表することにより
得られる「公共の福祉」が消滅し、肖像権等が最大限尊重されるべき状態になったからです。
>事件についての紹介の記事(中略)疑問符がつきます。
解決済みの事件に関しては加害者・被害者双方とも仮名にするのが理想的であると考えます。
ただし、被害者はともかく、加害者の実名報道に関しては、
>事件の社会的責任、犯罪・模倣犯の抑止の上からも必要だと思います。(
>>546
)
という「公共の福祉」を鑑み、許されざるを得ないと言う見解も有ろうかと思います。
>社内恋愛にうつつをぬかす(中略)ような記事紹介もないですからね。
このようなヒトは別に師匠に限った話ではなく、少なからず存在するにもかかわらず、
たまたま被害者として実名を報道されてしまった師匠だけが、
>師匠が会社の採用面接に来たら、採用しませんね。
の如く雇用機会を失うのであれば「被害者(被害者遺族)の人権を不当に侵害」し著しく
正義に反すると言わざるを得ません。平等な考査の結果として雇用は決定されるべきです。
さて、青空さんは
>>546
において>被害者情報が得られぬ(中略)こともあります。
と、被害者実名が報道されないことによって被害者(遺族)が不当な不利益を蒙る危険性を
理由に被害者の実名・顔写真の公表を正当化したのに対し
>>549
ではご自身で
「被害者に不利益を蒙らせる目的のために実名を公開すべき」と相反するご意見を
挙げていらっしゃいます。この自己矛盾をいかに解決するのかお伺いしたいものです。
ところで…。
>紫煙狼は一体何様のつもりですか?
私は私。それ以上でもそれ以下でもありません。あえて付け加えるなら、
「自分の卑しい好奇心を公益性に置き換えない」紫煙狼です。
555
:
紫煙狼
:2008/09/20(土) 03:31:06
>>553
確定的表現の拠り所を求める前に、確定的表現による誤りをご指摘願いたいものです。
ちなみに…私が確定的表現を用いることが出来る理由は、日本国憲法第13条の条文により、
個人の権利は公共の福祉に反しない限り最大限尊重されるべきであると言う根拠に基づき、
加害者・被害者のプライバシーを暴かないことが「公共の福祉に反するモノであるか」を
鑑みた結果として結論するものであり「単なる個人の戯言」と受け取られることを決して
厭わない物であります故、発言内容の正当性はご覧になる皆様に夫々判断して頂ければ
一向に構わないと考えております。
しかしまぁ、頑張るねぇ…。
556
:
無精髭
:2008/09/20(土) 08:28:49
>>単なる特定の板住人との見解ではないのですか?
そうですw この掲示板に好き勝手なこと書いている時点で
み〜んな同じ穴の狢ですw
私は、「そうでもしないとここの板住人は納得しないですよ」という
ことを申したかっただけです。最高裁判例(!?)といった社会的事実とは
関係なく、あくまで皆さんが言いたいことを言って楽しむような議論の
上での話ですね。
557
:
青空
:2008/09/20(土) 10:59:19
>>548
>被害者名(顔写真)も加害者名(顔写真)も「公共の福祉に反しない」限り最大限
尊重されるべきものであり、国家はこれを擁護する義務を負います(憲13)
憲法13条のどこに、「被害者名も加害者名も」などと明文化されているのでしょうか。
引用するのであれば、条文を変えずに紹介すべきです。自説に都合のいいように、勝
手に憲法の条文を変えるのは脳内で留めておくべきではないでしょうか。
>>554
>師匠が会社の採用面接に来たら、採用しませんね。
の如く雇用機会を失うのであれば「被害者(被害者遺族)の人権を不当に侵害」し著しく
正義に反すると言わざるを得ません。平等な考査の結果として雇用は決定されるべきです。
採用にあたり、職務遂行能力や業務適正のほかに、社内の一員として協働意識や社内外で
トラブルを起こしうる人物かどうかを考慮することは、差別的な取り扱いにも人権侵害に
もあたることではありません。実名報道の有無にかかわらず、興信所を利用すれば、以前
の会社の解雇事由の真偽、社内でのトラブルは容易に判明します。社内のトラブルは外部
にはバレないなどと考えるのは、あまりにリスクマネジメントが欠如していますよ。
>「被害者に不利益を蒙らせる目的のために実名を公開すべき」と相反するご意見を
挙げていらっしゃいます。この自己矛盾をいかに解決するのかお伺いしたいものです
実名の公表・非公表、それぞれに利益・不利益はともなうものです。実名公表が利益
のみを持たらし、何らの不利益も生じないなどと発言していません。
558
:
青空
:2008/09/20(土) 11:21:02
>
>>553
確定的表現の拠り所を求める前に、確定的表現による誤りをご指摘願いたいものです。
548の実名公表すべきという意見は「公共の福祉に反する」という事実を挙げなければ
甚だ失当であり人権の侵害であると結論できます―という箇所です。結論できると断言
するには、あまりに暴論です。冒頭に「私の個人的な考えでは」と付記されていればま
だしも。
559
:
Ken
:2008/09/20(土) 14:15:03
まま、青空さん、もちついて。被害者・加害者の実名報道については、ここで
もうさんざっぱら議論されてますから、このスレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1188554082/1-7
と、私の投稿からたどれるスレッドをまず読んでみてはどうでしょうか。
>>公益性ですか? もし、師匠が会社の採用面接に来たら、採用しませんね。
それは公益とは呼ばんなあw
私が、青空さんのような出歯亀とは同じ職場で働きたくないという理由で、青空さんの
実名と顔写真の公開を要求するのとどう違うのですか?
>>実名報道の有無にかかわらず、興信所を利用すれば、以前の会社の解雇事由の真偽、社内でのトラブルは容易に判明します。
だったら、師匠の実名や顔写真の公開を叫ばずに、初めから興信所を使えばいいじゃんw
560
:
紫煙狼
:2008/09/20(土) 18:51:58
蒙昧の 相手続ける 親切に 下手なこじつけ 恥の上塗り
正論に 太刀打ちできぬ 蒙昧が 打つ手失い 暴論と説く
出歯亀の 本音晒せば 好奇心 曇る心で 濁る青空
561
:
無精髭
:2008/09/21(日) 12:49:55
仮に、この件についての被害者報道が、
シェンさんの挙げた三つの条件をクリアしたとしても、
師匠の現在の子どもたちはどうなるんでしょう。
青空さんがご提案されているような報道方針では、
世間のみならず師匠の子どもたちも、当該事件が父親の不倫に
端を発していると受け取らざるを得ないでしょうから、
そういった事実による精神的な打撃や世間体の問題、
実社会での不利な境遇などを、子どもたちの身の上において
想像するのは容易いですよね。従って、
子どもに対する人権侵害は必至ではないかと。
これまでの青空さんの御主張は、事件と無関係な子どもたちへの
配慮に著しく欠けているように思われてなりません。
まさかあの家族は賠償金で何不自由なく(?)暮らしているだろうから、
殊更心配してやる必要はないのだとは仰るつもりはないでしょう。
この親あってこの子あり、などというのはお粗末過ぎて
理由にならないですからね。
この事件の真の犠牲者は、流産させられ・放火で焼かれ・
過去に親が過ちを犯したばかりに不当な汚名を着せられる
宿命にある、全ての「子ども」たちなのでしょうね...。
この種のレトリックは、私にはどうしても好きになれないのだけど。
562
:
無精髭
:2008/09/21(日) 12:52:34
要は、青空さんのような人たちというのは、
師匠やその妻に対する社会的制裁を求めている訳ですか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%9A%84%E5%88%B6%E8%A3%81
メディア・リンチって言葉もあるみたいですが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E5%88%91
#.E3.83.A1.E3.83.87.E3.82.A3.E3.82.A2.E3.83.BB.E3.83.AA.E3.83.B3.E3.83.81
563
:
紫煙狼
:2008/09/22(月) 00:01:07
>>557
サテ、2日の休養で疲れも癒えたので、またもや蒙昧の相手でもしますか。
たとえば…
>被害者名(顔写真)も加害者名(顔写真)も「公共の福祉に反しない」限り最大限
>尊重されるべきものであり、国家はこれを擁護する義務を負います(憲13)
と書けば、勝手に日本国憲法第13条の引用だと勘違いするくせに、
>加害者・被害者ともにプライバシー権・肖像権(刑集23/12/1625)
と書いても判例集の引用だとは思わないところ。親切に論拠を提示したら、それを勝手に
自分の都合よく「引用である」と脳内変換したのは青空さんだったりしませんか?
だいたいね「すべて国民は」という表現に加害者・被害者が含まれないわけないのに、
本件にあわせて言葉を置き換えたら「そんな明文化されてるのか?」って、
「進行方向の信号機が赤のときは停止しなければならない」って文章を読んで
「どこに阿佐ヶ谷2丁目交差点って明文化されているんですか?」と問うようなもの。
あとね、こんなところで日本語の文法の話をするのも非常に可笑しな話だけど
「○○れば××できます」の「××できます」は「××することが可能である」
という意味。××の可否は○○という条件によって変わるのね。つまり、こんなに
譲歩的表現を「確定的表現」と受け取るのは、条件を満たすことが出来ないと自分で
わかっているから、だよね?そこで大急ぎで、ない知恵を絞って出した公益がまた
単に自分の恥的好奇心、または安っぽい正義感を満たすためだけのものだというのだから
益を得られるのは誰?という面で「アナタが公ですか?」とまぁ問い詰めたい(笑)
ね?何でも書く前にまず考えようよ。頭は帽子をのせる台じゃないんだから。。。
このままじゃ「青空」が「アホ空」になっちゃうよ?(困ったもんだ)
564
:
無精髭
:2008/09/22(月) 16:43:51
>>563
>益を得られるのは誰?という面で「アナタが公ですか?」とまぁ問い詰めたい(笑)
Ach! 全く仰る通りだ。
別のスレで挙げましたが、
http://www.egawashoko.com/c011/000241.html
から、そのご発言に繋がる部分を引用させて戴きます。
とは云っても、有名な一節ですが、
「しかし、お前の、女道楽もこのへんでよすんだね。これ以上は、世間が、ゆるさないからな」
世間とは、いったい、何の事でしょう。人間の複数でしょうか。どこに、その世間というものの実体があるのでしょう。
けれども、何しろ、強く、きびしく、こわいもの、とばかり思ってこれまで生きて来たのですが、
しかし、堀木にそう言われて、ふと、
「世間というのは、君じゃないか」
という言葉が、舌の先まで出かかって、堀木を怒らせるのがイヤで、ひっこめました。
(それは世間が、ゆるさない)
(世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?)
(そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ)
(世間じゃない。あなたでしょう?)
(今に世間から葬られる)
(世間じゃない。葬るのは、あなたでしょう?)
<太宰治『人間失格』新潮文庫より>
云い得て妙でしょう? 太宰はあんまり好きじゃないんですが、
人間の上っ面に張り付いた正義心に潜む偽善性を暴く手並みは、
流石の一言です。私的な欲望というのは、得てして公的な権威を
装うものですよ。「自分が望んでいることは皆も望んでいるはずだ
(巷の常識なんだ)」という論理を振りかざして。
565
:
無精髭
:2008/09/22(月) 17:04:28
>>564
の最後の部分について補足。
正確に記せば、「私の望むことが皆の望むことと一致するなら、
私は皆の代表として自分の望みを公言できる」という論理ですね。
青空さんは「法解釈」という言葉を知らないと見えますね。
大体、法を具体的事案に適用する場合にすら、法解釈というのは必須とされますのにねえ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E8%A7%A3%E9%87%88
飽く迄、憲法の条文や判決文の記述自体(実際に何が書かれているのか・
書かれていないのか、といったことだけ)に拘ろうとするのは、法と法の網の目を
潜り抜けるのが目的だからでしょうか。しかし、その一方で、憲法にまで一々具体的で
確定的な表現を求めてしまえば、青空さんがお好きなグレーゾーンという自由さが
掻き消えてしまう可能性だってあるのですから、もしかしたら行き場を失った好奇心や
正義感が目的を達せずに鬱積して、精神衛生上は、自分で自分の首を絞めることになる
こともあろうかと思われますがね。
質問を質問で返すような論法もねぇ(苦笑)。何でも反論すりゃ好いという問題ではないです。
当該事件における報道の正当性について、私が意見を煽ったという責任も勿論ありますけど。
青空さんには、社会的制裁というものの必要性と正当性をちゃんと
肯定的に立論して欲しかったですね。そうしなかったからこそ、
今現在でも、みなさんから出歯亀と罵られる訳ですから。
566
:
一見
:2008/09/23(火) 00:47:18
紫とKenのコメントつまらんな
「どこがつまらないとおっしゃるのですか?」とか返してきそう。
そういうとこがつまんない。
567
:
紫煙狼
:2008/09/23(火) 01:06:26
別にコメディアンでもエンターティナーでもないので、おもしろさを求められても…。
そっち方面は一見さんにお任せします m(_ _)m
568
:
青空
:2008/09/23(火) 03:00:25
>>559
>私が、青空さんのような出歯亀とは同じ職場で働きたくないという理由で、青空さんの
実名と顔写真の公開を要求するのとどう違うのですか?
社会に反響を与えた事件の加害者・被害者と、ネットの掲示板の書き込み者を同列に扱う
べきだという主張ですか?
>だったら、師匠の実名や顔写真の公開を叫ばずに、初めから興信所を使えばいいじゃんw
興信所を利用するには、相応のコストがかかります。中小零細企業には、そこまで採用に
コストをかけるのは稀でしょうし、公務員の採用においても興信所を利用しての人物調査・
身辺調査は不可能でしょう。予算案に盛り込めないでしょうし、議会でも通らないでしょ
う。大阪市や横浜市の学歴詐称問題の大量発覚など、興信所を利用すればすぐに判明して
採用候補者名簿から削除(内定取り消し)できたでしょうに。
569
:
青空
:2008/09/23(火) 03:48:57
>>561
師匠の子供が、被害者名の公表や写真の公開で精神的なショックを抱くかどうか、
その後に不利な境遇に置かれるのではと危惧していらっしゃいますが、その理由
を以って一律に是=人権侵害というのは、あなたなら偏見を持ってこの子弟を見
てしまうということですね?
あなたのような偽善者、エセ人権論者が少なくなれば、人権侵害は少なくなるで
しょうに。
570
:
Ken
:2008/09/23(火) 03:55:56
>>紫とKenのコメントつまらんな
どこがつまらないとおっしゃるのですか?
571
:
Ken
:2008/09/23(火) 03:56:43
事態はますます混迷の混迷の度合いを深めてまいりますた。もうわけわかんねー
あとは紫煙狼さんにおまかせします。
572
:
無精髭
:2008/09/23(火) 08:21:59
>>569
オマエモナー
573
:
老婆心
:2008/09/23(火) 09:23:36
私生活の平穏を脅かされたくないという心情、自分に関する情報は自分でコントロール
したいというスタンスは、国家と国民との関係、国民相互の関係においても、
尊重される必要があると思います。それをプライバシー権というか、自己決定権という
かは別として、国家による侵害から保護されるべき憲法上の権利であり、
また、国民相互間でも、他人による侵害から保護される法的利益であると
されていると思います。
ただし、憲法上の権利や、民法その他の私法で保護される法的利益であっても、
絶対的な利益(不可侵の利益)ではなく、「対立する権利や法的利益、社会的な要請」等
の、「公共の福祉や、権利の制限を正当化する理由」があれば、権利の制限や制約が
認められるはずです。
したがいまして、今回の「師匠」に関する「情報」についていえば、
「師匠に関連する情報」が、「師匠」の意思に基づかずに、
「当該情報への他人によるアクセス」が許容され、当該情報の流通が認められるのか、
という「正当化理由」が必要と思われます。
そのような「正当な理由」については、いろいろな考え方があるとは思いますが、
たまたま、事件の加害者となり、「師匠」に対する「社会の興味、社会的関心」
が惹起された、というきっかけがあったとして、その「師匠」に関する情報だけが、
その後も、「情報へのアクセス」が許されたり、情報の流通が許容される、
というのは、どうなのでしょう。
「青空」さんにお聞きしたいのですが、仮に、青空さんが、「師匠」と同じ立場
だったとして、青空さんだったら、「青空さん」ご自身の「情報」を、
どこまで、「社会的に開示」されることをお許しになるのでしょうか。
574
:
老婆心
:2008/09/23(火) 09:26:01
≫たまたま、事件の加害者となり、〜
と書いてしまいましたが、
「たまたま、事件の被害者となり、〜」の誤りです。
失礼いたしました。
575
:
無精髭
:2008/09/23(火) 19:31:58
>>569
あらかじめ断っておきますが、私はあなたと違って、「日野OL不倫放火殺人事件」については
なーんにも興味がございませんのでw (以前お断りしたように、個別の犯罪事件には興味がない・
もしくは興味があっても、距離と時間をとるというスタンスを固守することをモットーにしている)
まっ、一応、boroさんの記事は読んでますけどね(私の中ではフィクションとして楽しませて
戴いております)。だったらここに書き込むな、とか云われちゃいそうですけど、まあ、社会的
制裁を目論むあなたとは違って、私の方は、至って人畜無害なのでご安心並びにご容赦下さいませ(笑)。
ところで、あなたの定義する人権って滅茶苦茶にタフなようですね(笑)。では、
仮にどんなケースだったら、人権侵害という言葉を使うに相応しいのかと聞きたいです(爆)。
いずれにせよ、あなたの視野に師匠の子供まで収められていないらしいのには、
正直申して驚きましたよ。無視しても好いってことですね。それとも既に収められていて、
迫害の対象になっているのですか?
仮にあなたに子どもがいる(笑)として、更にその子が師匠の子どもと同級生の間柄になったと
しましょうか。あなたのみならず、あなたの子どもが日野OL不倫放火殺人事件について、
被害者夫婦に纏わる情報の詳細を知っていたら、果たしてあなたの子どもが、師匠の子どもを
世評を払拭した純な目で見れるとお思いですかな? あるいは、あなたの子どもが師匠の子どもと
大の仲良しの関係になった場合、自分の子どもが師匠の子どもと仲良くすることを許せます?
―――更に言えば、あなたの家に遊びに行きたいという師匠の子どもをあなた自身が快く受け入れ
られますか? ちなみにこの質問にYesと答えた動機が、師匠の子どもに取り入って、師匠の情報を
逐一聞き出したいからってのはナシよ(笑)。
576
:
無精髭
:2008/09/23(火) 19:33:57
>その理由を以って一律に是=人権侵害というのは、あなたなら偏見を持ってこの子弟を
見てしまうということですね?
意味不明ですw 師匠の実名の公表やその写真の公開による社会的影響がその子どもたちの
精神的ショックや社会での不遇を引き起こした場合、あなたがそれを人権侵害とは捉えたく
ない気持ちは分かりますけどね(苦笑)。どうして私がそれを人権侵害と捉えると、師匠の
子供たちを偏見を以って見てしまうということになるのですか? 一体全体、どういう頭の
構造をしているのだか、少なからず興味が湧いて参りましたよ(笑)。さぞあなたの頭の中
には、完璧なる善悪の尺度や過去・現在・未来における事象、この世の全ての真理が詰まって
いるのでしょうねぇ。これからも色々とご教授下さいませ。
というより、あなた、ネタか釣りで投稿してるでしょ?
本気でそんなこと考えちゃいないですよね?
マジレスだとしたら、少々心配です。
577
:
無精髭
:2008/09/23(火) 19:44:50
>>571
・・・Kenさん。
シェンさん一人に丸投げは不味いですよ。
アフォ空さんが壊れちゃったのは、Kenさんの「出歯亀」発言(
>>543
)によるところが
大きいと思いますけどね(苦笑)。もうちょっと別の言い方があったのではないですかな。
出歯亀事件については冤罪だって話もあるし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E6%AD%AF%E4%BA%80
http://gekkankiroku.cocolog-nifty.com/edit/2008/06/post_dc17.html
まあ、今回の一件では、おかしな書き込みにはレスしちゃいけない(スルーすべし)
という教訓を身をもって体験したってことで、溜飲を下げる手もありますけどね。
ほら、古い諺にも、触らぬ亀に祟りなし、というのがあるではないですか。。。って、
あれれ?
578
:
紫煙狼
:2008/09/24(水) 00:04:22
>>568
>社会に反響を与えた事件の加害者・被害者と、ネットの掲示板の書き込み者を同列に扱う
「個人として尊重されるべき」という点ではこの3者を同列に扱っても問題ないと思います。
いや、むしろ、積極的に同列に扱うべきなのではないでしょうか?
しかし、青空さんは同列に扱われることにご不満があるご様子。何故かと言うと、青空さんが
望むのは「対象を世間の晒し者にする」という制裁であって、決して保護する対象としてでは
ないからですよね?(もう、この時点で馬脚を現していると思うのですが…)
青空さんは「社会に反響を与えた」という基準で加害者と被害者を一括したように、
私なら「自己責任」という基準で加害者とネットの掲示板の書き込み者を一括します。
青空さんも不特定多数の世間一般の目に触れる掲示板に意見を投稿した以上、文責として
社会的制裁を受けるかもしれないリスクはご覚悟のはずです。
ネットへの書き込みには利益・不利益がともなうものです。書き込みが利益のみを持たらし、
何らの不利益も生じないなどと、よもや思ってはいらっしゃいませんよね???
>>571
Come'n,give me break.It's unfair,Jesus.
Do you gonna run away from Peeping Tom previously,buddy? :-(
(苦手な英語を駆使してみました(笑))
579
:
無精髭
:2008/09/24(水) 00:39:31
>>578
おおっ! お待ちしておりました。
シェンさんまで戦線離脱したらどうしようかと(笑)。
>>559
>>568
Kenさん>>だったら、師匠の実名や顔写真の公開を叫ばずに、初めから興信所を使えばいいじゃんw
青空さん>>興信所を利用するには、相応のコストがかかります。中小零細企業には、(中略)公務員の採用においても(後略)
話が噛み合っていないw 青空さん、あなた故意に論点をずらしておられるのでしょうが、
一応指摘しておきますと、Kenさんはあなた個人に対して上記のコメントを寄せておられる
のだと思いますよ? 役所とは言え、公的権力に興信所の利用を認めさせようなんて
世迷言がよく口をついて出ますねぇ。・・・とんだ差別主義者がいたものですね。
>あなたのような偽善者、エセ人権論者が少なくなれば、人権侵害は少なくなるでしょうに。
私のような偽善者や似非人権論者も、あなたのようなリンチ推奨論者にはさすがに勝てませんw
私個人としては、あなたとの遣り取りは面白いですよ。
シェンさんはそろそろ我慢の限界でしょうけどね。
おまいら、他でやれ、と(苦笑)。
580
:
青空
:2008/09/24(水) 01:06:30
>>573
憲法第13条に具体的な規定がなく、明文化されていなくとも、幸福追求権の一つとして
プライバシー権、自己決定権と呼ばれるものが保護される対象となりうるということに
関しては同意です。
>ただし、憲法上の権利や、民法その他の私法で保護される法的利益であっても、
絶対的な利益(不可侵の利益)ではなく、「対立する権利や法的利益、社会的な要請」等
の、「公共の福祉や、権利の制限を正当化する理由」があれば、権利の制限や制約が
認められるはずです。
おっしゃる通りだと思います。写真週刊誌が袋とじで、「あの事件の主役たちはいま…」と
題した特集記事を実名・写真報道したような場合、師匠と出版社でのコンフリクトとして、プ
ライバシーの侵害、名誉権と表現の自由が激突することがあるかもしれません。
この事件は、巷に行われている不倫というレベルで括られる扱いに収まるものではないと思い
ます。類稀なる最悪な結末をもたらした事件という意味で社会的な事件だったと位置付けられる
のではないでしょうか。この事件を取材することで、不倫という公序良俗に反し民法上の違法行
為をおこない、その最悪なケースの結末は加害者・被害者にどのような影響を与えたかというこ
とを伝えることで、犯罪の抑止、不倫の抑止効果による社会秩序の維持、事件の更なる真相究明
につながる一因になるとも考えられます。
ネットによる紹介記事では、キャシーを実名で、師匠を仮名にしているケースが多いのですが、
キャシーが刑期を終えて出所して以降もこの記事が削除されなかったとしたら、ノンフィクション
「逆転」事件(最高裁H.6.2.8)に照らして「みだりに右の前科にかかわる事実を公表されないこと
につき、法的保護に値する利益を有する」という、前科を明かされない権利を認めた判例から、問
題だと思われます。
581
:
紫煙狼
:2008/09/24(水) 02:03:49
まことに不可思議。その一言に尽きる。
>「公共の福祉に反する」という事実を挙げなければ甚だ失当であり人権の侵害であると結論できます。
と言うと「何様ですか?」と反応が返るのに、
>「公共の福祉や、権利の制限を正当化する理由」があれば、権利の制限や制約が認められるはずです。
と言えば「おっしゃる通りだと思います。」と返答なさる。実名公表のためには一定の条件が必要で、
その条件を満たせば実名公表も正当化され、満たさなければ人権侵害になる。対偶表記でここまで
反応を変えられると非常に不可解千万。コンフリクトだかコンクリートだか知らんが、
>プライバシーの侵害、名誉権と表現の自由が激突することがあるかもしれません。
それを望んだのは誰あろう青空さんご本人だったと記憶しているが…何かの勘違いかなぁ。
>類稀なる最悪な結末を(中略)つながる一因になるとも考えられます。
これは事件の内容を記録し公開し風化させないことの必要性たり得るが、被害者遺族に対する実名公表の
正当性たり得ないですよねぇ。
>ネットによる紹介記事では(中略)判例から、問題だと思われます。
同意
ただ、この人、結局、師匠の実名と顔写真を公表すべきであると発言した件に関して、
何ら答える気はないみたい。無かった事にしたいのかな?
少なくとも、私やkenさんや無精髭さんの相手をする気は毛頭ないようなので、
(そりゃ、勝てない喧嘩はしない方が賢明だと思うよ。)私たちも「外に出て天を仰ぎ、青空を目にし、
青空という言葉を思い出しただけで胸糞が悪くなる」というトラウマを植えつけられた罰に関しては
不問に処してあげましょうか(笑)
発言内容の正当性は、見る人が夫々判断すれば良いこと。当の本人が間違いに一生気づかなくても、
それを正してあげる義理もなければ責任もございませんので。。。(^^)
582
:
Ken
:2008/09/24(水) 06:17:15
紫煙狼さんは英語は止めといたほうがよろしいかと。「Buddy」と呼ばれて悪い
気はしないですが。
青空さんは別に釣ってるつもりでも壊れちゃったわけでもないと思いますが。
たぶんご自分ではまじめに受け答えしているだけのつもりなんでしょう。主張を
変えること自体は悪いことではないのですが、そうし続けると議論は際限なく
続くわけで生産的だとは思わないです。
最初に「師匠のその後の女性遍歴を週刊誌とかタブロイド紙で実名・顔写真入りで
報道してほしい」と書いちゃったもんだから、その後まともなこと書いても辛いですねえ。
誰だってそういう出歯亀なところはあると思いますけどね。Boroさんの記事にも
師匠夫妻のその後が書いてありますけど、事件そのものとは関係ないですよね。
ただ、そういう出歯亀はやせ我慢するものであって、変な理屈つけて正当化しちゃ
だめでしょうね。
この議論で私にとって一番収穫だったのは、出歯亀という言葉が実在の人物の
あだ名であったということを知ったことですw
583
:
無精髭
:2008/09/24(水) 08:48:08
>この議論で私にとって一番収穫だったのは、出歯亀という言葉が実在の人物の
>あだ名であったということを知ったことですw
Kenさん。本当に知らなかったんですか?
無限回廊のトップページにmemoというのがありますが、
そこにboroさんがUPする予定の中の一つとして、
出歯亀事件が挙げられています。
何はともあれ、楽しみですね(笑)。
・・・青空さん。都合の悪い質問には一切答えてくれませんね。
老婆心さんの質問にもスルーですか。むしろ、出歯亀よりこんな人が
実在するなんてことが私には信じられませんが。やっぱり釣りかネタ
で投稿しているという思いを捨て切れません。どうしたものでしょう?
584
:
Ken
:2008/09/24(水) 11:16:23
それは楽しみです。そういや英語のPeeping Tomも人名ですねえ。
Peeping Tom
━ 【名】
Ⅰ のぞき見のトム (解説 11世紀英国の Coventry で領主が重税を課した時, 夫人の Lady Godiva がやめさせようとした. 領主は冗談半分に, もし夫人が裸で馬に乗って町中を歩いたらやめると言ったので, 夫人は町民に戸や窓を閉めるように頼み, 夫の要求どおりにした時, 洋服屋の Tom だけがこっそりのぞき見をしたため目がつぶれたといわれる).
Ⅱ [しばしば p〜 T〜] 【C】 のぞき見する男, 「出歯亀」.
New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998
585
:
青空
:2008/09/26(金) 01:21:26
>>573
>その後も、「情報へのアクセス」が許されたり、情報の流通が許容される、
というのは、どうなのでしょう。
メディアが世間に情報を流布した段階で、その情報はアクセスが一定程度に
許容された状態になり、著作権の範囲内で情報の共有化がおこなわれうるわけ
ですが、その情報の流布や情報の流通が人権侵害にあたるかどうかは、師匠が
出版社を裁判に訴え、勝訴が確定した段階で「人権侵害にあたる」と結論でき
ます。私はメディアが報道しても、師匠が訴える確率は低く且つ勝訴する確率
も低いと思います。
>「青空」さんにお聞きしたいのですが、仮に、青空さんが、「師匠」と同じ立場
だったとして、青空さんだったら、「青空さん」ご自身の「情報」を、
どこまで、「社会的に開示」されることをお許しになるのでしょうか。
私が師匠の立場だとしたら、事件に関して取材を申し込まれたら受けます。社会に
大きな影響を与え、周囲に迷惑をかけた事件の当事者として、説明責任があると思
うからです。実名や写真が出てしまうのは、仕方のないことだと思います。ただし
取材者にも名前の表記を求め、取材記事に事実との相違や歪曲がある場合は、記事
の訂正や差し止めを求めます。また、子供の名前や写真、居住地が報道されたら、
法的な措置をとるでしょう。
586
:
紫煙狼
:2008/09/26(金) 09:29:41
憲13条の「公共の福祉に反しない限り」というのは、あくまでも、個人の権利より公共の福祉の方が
優先するという意味であり、その結果として人権侵害の違法性が阻却される場合があると理解する
べきでしょう。
例えば「幼女を嬲者にして殺害する幸福を追求する権利」等というのは、公共の福祉に反するものであり、
人権として認めないという場合にも用いられるでしょうが、本件被害者遺族の実名公表で被害者遺族側から
メディアが提訴された場合、その場合の裁判の焦点は
「原告の言う権利が人権にあたるか」「人権侵害の違法性が阻却されるか否か」「その人権侵害が賠償に
値するものか否か」ではないでしょうか?
人権侵害の有無は裁判の判決によってのみ確定される、とすれば現在「失踪者」として扱われている方々の
中に一部含まれているだろう「何らかの犯罪に巻き込まれ既に殺害されている方」は殺害の事実が確認でき
ておらず、且つ、容疑者が提訴されていないため「裁判での判決が出ていない」となり人権侵害はなかった
ことになりますよね?
あと「被害者に説明責任が存在する」という考え方は初めて目にしました。目を疑ったくらいです。
「社会に大きな影響を与え、周囲に迷惑をかけた」のは、加害者の意図することであり、被害者はそのような
立場に立たされることを好み、望んだものではないはずです。被害者というのは保護され救済されるべき
ものであって「好奇の目に晒され、あらゆる面で我慢を強要される」立場ではないと思うので、
・(誰も好んで被害者になったわけでもないのに)加害者が「社会に反響を与えるほど大々的に」犯行を犯した
結果として被害者に説明責任が生じ、世間の晒し者にされた挙句、実名や顔写真が流布されても仕方がない。
これが正論であるとすれば、私は加害者に対し今以上の怒りを覚えざるを得ません。また、これを正論と
認める世間に対しても強い憤りと不安、人権意識の低さを感じざるを得ません。
587
:
Ken
:2008/09/26(金) 13:44:23
アメリカだとおおむね日本よりも被害者が会見することが多いと思います。中には
レイプ被害者で名前と顔を出す人もいますね。まあ、なんでも自分の権利は主張
しなきゃ始まらない、というお国柄でもありますが。青空さんのエセ人権屋発言も
一面では真理を突いていて、こういうのには受け手である大衆やメディアの態度も
大きく関わっているのではなかろうかと。大衆やメディアに被害者に好奇の目を
向けない、必要以上にプライバシーに立ち入らない、という節度があれば、被害者も
安心して名前と顔が出せますよね。もちろん、被害者本人がそれを望んでいるというのが
大前提ですが。こういう犯罪に遭ったとしたら自分だったら名前と顔を出す、
という主張はありじゃないですかね。
あと、通り魔的な事件と違って、加害者と被害者の関係がこの事件には本質的に
関わってきますよね。そういう意味でも被害者側からの説明がある程度期待されるのは
仕方ないかなと。
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