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恵庭OL殺人

4匿名希望:2003/03/26(水) 21:08
恵庭OL殺人事件の判決が言い渡されたが懲役16年の不当判決であった。
きわめて不当な判決で遺憾である。
即刻控訴するべきだ。
この判決を出した裁判官は重大な事実誤認を犯している。

5shjihu:2003/03/27(木) 15:51
詳しくはこのシリーズで

http://www.bnn-s.com/bnns/series/seriesList.jsp?series_cd=13

6るう。。。:2003/03/27(木) 17:45
警察が物的証拠がある訳でもなにのに、
最初から彼女以外の犯人を想定せず走査している節があるそうですね。
過去の事件からも偏った走査は冤罪を生みやすいように思います。
警察は一度犯人と決めたら、その人を犯人と証明する為の走査しかしない。
結果冤罪であった場合 真犯人は捕まらない。

7わさび:2003/03/27(木) 18:44
むぅ・・・。
検察側がどういう風に状況証拠を積み重ねていったのか
益々知りたくなりました。
BOROさん、期待してます!!

8boro:2003/03/27(木) 21:32
判決要旨見つかりました。↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030327-00000001-mai-hok

9道民:2003/03/28(金) 22:49
boroさん、始めまして。
このサイト相当読みごたえがあります。
凄いです。過去の事件とか知らないことを知ることができて勉強になります。
ところで、boroさんこの事件サイトに載せるつもりはあるのですか?
もしよろしければご意見を伺いたいです

10boro:2003/03/29(土) 15:30
いずれ書くかもしれませんが
今のところその予定はないです。
気まぐれな性格なので・・・。

11道民:2003/03/30(日) 00:01
boroさん。レスありがとうございました。
そうですか・・・。
気まぐれな性格?
あはは。こんなにすばらしいサイトを作れる人が気まぐれだとは
思えません(笑)
お仕事がんばってください。
これからもたまに書き込みしたいと思います。
ただ、私も気まぐれな性格なのでいつ来るか分かりませんが。(笑)

12まりん:2003/04/27(日) 15:44

この事件を詳しく知りたいのですが、boroさん、アップして下さい。
それにしても私も女性ですが、女性の怨念の恐ろしさを改めて知った事件でした。

ところで話は変わりますが、私の家から2駅ほどの近所のスナックで韓国籍の男性が思い続けてた店のママと居合わせた客2人計3人を殺して自分も自殺すると言う事件がありました。
事件当日はヘリコプターが頭上を旋回し、パトカーが何台も来るなど、すごかったのですが、
1週間後事件現場に行って見たら閑散としていて、まるで何も無かったかのような雰囲気でした(花はさすがにいけてありましたが)
こうやって惨殺な事件が風化されていくのかと、しみじみ思った瞬間でした。

13あさねぼう:2003/05/04(日) 14:08
こんにちは。

この事件については新潮文庫から出版されている
「殺ったのはおまえだ ━修羅となりし者たち、宿命の9事件━」 「新潮45」編集部 編
の中に「炭化した『下半身』が炙り出す黒い影」という
何だかすごいタイトルで収められています。

ぜひ御一読をお勧めします。

14ガイブレイブ:2003/05/31(土) 21:33
この事件は冤罪事件であるとして、被告を支援する方がいらっしゃるようですが、
私個人の感想としては、被告以外の第三者が事件を起こした可能性は、0コンマ以下
しかないと思われます。有罪判決を出した裁判官は、非常に難しい事実審理であった
でしょうが、正しい判断を下したと思われます。こんな残酷な事件を起こした被告を
野放しにしなくて良かったと思います。

15会社員:2003/06/01(日) 21:28
14さん。
私も全く同じことを考えております。

16元愛媛県民:2003/06/02(月) 17:58
14さん、15さんと同じことを僕も考えています。
体格差があるから・・・・、元彼氏が彼女は人を殺せる女性ではないと言った、
そんなことは、何の科学的根拠もないことです。
弁護側がいうと、もっともらしく聞こえますが・・・・・・・。

17悪殲滅:2003/06/13(金) 18:43
大越はやってるよ

18もじり兄:2003/06/14(土) 01:03
状況証拠の積み重ねで有罪とするにはちょっとその証拠が少ないようにも
思います。彼女には殺害するだけの動機はあるものの、彼女以外の者が
殺害した可能性はまったくないとは言えません。もしかしたら殺害を依頼した
可能性もまったくないとは言えないでしょう。そうだとしても教唆犯か
共謀共同正犯にはなりますが・・・。

19悪殲滅:2003/06/14(土) 20:23
他に殺す動機がある奴がいるのかよ。大越以外考えられん。
ふてえアマやのう

20札幌市OL:2003/06/14(土) 22:22
私なら毎日の辛いであろう聴取に、ウソをつき通せる自信がない。
本当に殺したとしても「殺してない」といい続けることで
「私は殺してないはず・・・」となる?
同じ会社にアリバイのない人が他にも何人かいるらしいし。

同じOLとして、彼女が犯人であってほしくないです。
でも分かりません。。。

21悪殲滅:2003/06/16(月) 18:49
世の中には巧みな自演をする奴がいるからのう。

22百合:2003/06/17(火) 15:22
物証が無いと言うことは、
「殺害した証拠」も状況証拠で、
「殺害してない証拠」も状況証拠なのですよね。

長引きそうですね。

23たけきち:2003/09/07(日) 22:53
ここ5年くらいの間に警察での取調べは大分甘くなっているらしい。私が現職だった当時は、結構拷問もあった。それにより冤罪もあったと思うが、今はとにかく粘ればあとは、「疑わしきは罰せず」となる。DNA鑑定は被告が男で被害者が女の場合は結構効力を発揮するがこの」恵庭のように女と女だとなかなか難しい。とにかく今は人権人権だから、悪い奴はのさばる。橋向さんは可愛そうだった。

24山口虎美:2003/09/19(金) 13:01
殺害動機という点において、これ程に強い要因はないのでは?と言うほどのものがあ
ると思います。

25 捜査主任:2003/10/20(月) 13:21
 遺体が焼かれたと推定される時刻、遺体発見現場に2台の車が
いたことを証言した証人がいます。

 被告がクロだとしても、ほかに共犯者がいた可能性は十分に
捜査されていません。

 http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=17&news_cd=H20021021583

26むむ・・・:2003/12/21(日) 10:57
>>25
被告が自分の一生を犠牲にしてまで庇う共犯者とは?

27むむ・・・:2004/01/15(木) 15:11
>>25
目撃者の証言はどの程度まで信用できるか・・・法医学の鑑定も真偽の程はさだかではないし、裁判官の心証も、最近は特に当てにならないと思われる。
神戸の酒鬼薔薇事件でも、三十代の黒いバイクに乗った男が怪しいとか、五十代の丸刈りの男が怪しいとか言われていたようですが、結局目撃者の発言は間違いだった。
二台の車も同じレベルの証言のような気がします。

28あけみ:2004/02/04(水) 10:12
他の2人の炎目撃者は、2台の車の存在について全く証言してないね。
いくら木々の陰になってるとは言え、
夜中だから当然ライトつけてるのに気付かないはずないと思うけどなあ。

29みの:2004/03/01(月) 19:28
大越さんが通っていた某エステに私の友達が
勤めていたのですが、脱毛で通っていたのに
みるみるやせていって。お店の子達みんなで
びっくりしていたら、逮捕されたそうです。
その後、警察の方がたくさん来て、書類とか
見ていったそうです。

でもそんな事件起こして、エステ?
やせてはいたみたいだけど、普通に
すごせるもんですね。

30むむ・・・:2004/03/02(火) 15:31
>>29
女は精神的に弱いものとの通念がありますが、最近の事件を見ていると再考の余地大いにありますね。
加害者が女の場合、いとも簡単に「精神的に不安定だった」「頭が混乱した」と主張して認められる傾向がありますが、これをまともに受け取るなら女はそもそも動物として不完全です。正常な脳なくしては自然動物も野生では生きられない。
もう少し女の理性(神経の図太さか?)を認知してもいいと考えますが、どうでしょうね。そうすると刑罰も重くなりますが。

31五郎助:2004/03/04(木) 21:46
「エステの帰りに灯油を買い直した」と大越氏は言ってるんだけど
本当なのかな?
どこのお店で買ったのか判然としてないのは不思議。

32荒木:2004/05/08(土) 21:38
4月の公判は被告に分が悪かった?
1審判決破棄は厳しいかな。

33かわち:2004/05/09(日) 01:51
荒木様

4月の公判について、私も調べたいと思っているのですが
もし情報源をご存じなら教えて頂けませんでしょうか。

この裁判に関しては北海道のマスコミは当初から
「冤罪」としてドラマチックに扱っている傾向が強く、
公正な報道がなされているとは思えません。

一部の雑誌が被告人の男性関係などを載せたときに、
弁護団から強い抗議があったため、腰が引けたという
経緯もあると思いますが、推定無罪の原則は当然としても
ニュース番組で殺人者(被告人とは限りません)が
閑散とした夜の道路を、「制限速度を守って走れば」
アリバイが生じるなどという検証はナンセンスに過ぎないでしょう。

被害者の人権はどこへいったのかと、問いたい裁判と報道でもあります。

34M_I:2004/05/09(日) 05:16
>>31
そういえば同じコンビニで買い直したとは言及されてなかったですよね。
あと弁護側は「被告は疑われると思い破棄した」と言ってますがこれは回収されたんでしょうか。
そもそもどういう燃料が使用されたのかもはっきりしていない。
>>報道
アリバイ検証やってましたね、それと弁護側は大柄の被害者を被告が殺害はおろか車外に
運び出せない検証もやってました。
仮に目撃証言にもあるように複数犯で被告も関わっていたのなら、被告の単独犯を主張するのも
被告が一切関わりがないと主張するのも立証できないのではないかと思ってしまう。

35かわち:2004/05/20(木) 01:16
まず最初に繰り返しになりますが、
「推定無罪」の原則は何があっても守られるべきで、
疑わしきは罰せずは当然です。

冤罪を主張する方々が、多くの人々に支持を受けることを
目的に活動されているならば、まず被告人に都合の悪い情報も
積極的に開示して、その上で判決の疑問点などを提示すべきでしょう。

たとえばこの事件では被告人の身長は148.2cmであり、
被害者は162cm。約14cmの身長差がある人を殺害する
のは無理である趣旨の発言が、メディアで何度も取り上げられた
記憶があります。また何度も「体格の良い被害者」という表現が
紙面に何度もおどり、読み手に先入観を植え付けています。

しかし私も1審の判決文を読んで初めて気がついたのですが、
被告人の体重は48kg。一方被害者は51kgの中肉より
やや痩せ形であり、体重差は3kgに過ぎないのです。

こういった点を強調することは、
大衆に先入観を植え付けるという行為を
目的に報道がなされているならば、逆効果になるのでとんでもないと
いうことかもしれませんが、本当に公正な裁判が行われているのかを
伝えるために、報道しているならばなされて当然のことでしょう。

これは1審の判決文で明らかに裁判官の心情を悪くしている
被告人の行動などを全く割愛して、殆どあいまいな証言部分のみを
掲載しているメディアにも言えることです。

この裁判だけではなく、支持者は活動を広げていこう(特にWEB上で)と
するならば、まず裁判で明らかになった事実をフィルターなしで
伝えるべきです。その方が真実には早く近づけるでしょうし、
「まず信じろ」という姿勢が見え隠れして、被告人に不利な証言をした人の
勤務先や個人名まで特定して、自分はペンネームですましているような
傍聴記録を載せているようでは、興味を持った多くの人もそっぽを向くでしょう。

36M_I:2004/06/01(火) 23:56
検察が燃料の情報を公開しないのは「灯油ではない」或は「灯油以外のものも含まれる」
からではないでしょうか。灯油ならば都合の良い材料になりますから積極的に開示してくるでしょう。
おろらくは灯油以外にガソリンも使われたのではないでしょうか、まったくの推測ですが、
シュポシュポを使ってマーチから「ガソリンを抜く」、マーチとボンゴ車で死角を作っていましたが、
マーチのほうが遺体に近かったというよりはボンゴのほうからはシュポが届かなくて抜けなかったのでは?
こういった経緯を踏んで被告は帰りに給油したと。そして「ガソリンを抜く」発想は彼氏からきたもので
(道具も使用したのも彼氏)、この人物はバイクレースをやるそうですがバイク乗りはメンテナンスのために
「ガソリンを抜く」習慣がありますよね。当時のニュース番組でも遺体発見現場に挙動不審な様子でいましたが、
こういう関わり方をしたのではないでしょうか、さらに先走ってみると「遺体の股を焼く」行為は弁護側が推測する
「強姦の証拠隠滅」ではなく(強姦犯は焼くより逃げる)、被害者が妊娠していたからでしょう。
テレビ番組等から得る現代人の一般知識としての法科学知識から由来した
「遺体に残った受精卵からDNA鑑定されて自分が割り出されてしまう!」という発想だと思います。
この彼氏は「被害者とキスや性交はあったか?」の質問に対し、あらゆる人が「素早いな」と感じる程に
「ありません」と”即答”していたそうですし。「事件前から結束された二人」を想像してしまうんですが、どうでしょうか。
またこの人物は自分でも認識している通り、女性関係が頻繁であるにも関わらず何故刑務所に入った女性といつまでも交際
したがるのでしょうか。「別れたら全て喋られてしまうから」が妥当ですよね。おそらく被告の様な純愛で一直線な
「愛が全てをもたらしてくれる」と思うらしきタイプの人は、未だに境地を乗り切った後の「幸せな結婚生活」を本気で
信じているのだろうと(この辺根拠全然ないですが)思います、それ故にそれが実現しないと悟った場合は一気に喋りますよね。
これが事実ならば、弁護側としては(いろんな冤罪事件なんかを参考にしているのかもしれませんが)、華々しい冤罪事件解決は
望めない事になりますが、せめて「司法はフェア喧嘩ではなく、真相究明に行使される力」であることを証明して頂きたい。
この彼氏は被告にどう言おうが必ず外では新たに交際するでしょうから、それを押えて被告に見せる。というのがこの事件のハッタリ
としては一番面白いですよね。

37:2004/07/15(木) 22:13
犯人の女、昔テレビに出ていた。妙な面してた。

38lawschool:2004/07/24(土) 01:14
恵庭OL事件に興味があります。次回公判日をしっているかた、教えてくれませんか。お願いします
自分札幌にいるんで傍聴するつもりです。
m(_ _)m

39新潮45読んだ名無し人:2004/09/03(金) 08:07
>3の写真見せてもらって。
被害者が美人OLじゃないこにショック・・・
ブスが美人に彼氏取られて、復讐したものとばかり思ってた
もう有罪でいいよ

40特命希望:2004/09/03(金) 16:34
恵庭OL殺人事件と日野OL殺人事件と東電OL殺人事件とが、ごちゃ混ぜになっていました。
で、2時間かけてBNNの恵庭事件を読んでみました。(肩凝った〜)
BNNを読む限りでは色々と疑問点というか怪しげな部分が多く感じられました。

実際に公判を見ていれば感じ方も違うのでしょうが、現時点での私の意見としては共犯説も考えられるけれど、やはり被告人が関与していると思います。
その根拠はまたのちほど。
疲れてしまった〜。

41JAS:2004/09/04(土) 00:14
新潮45読んだ名無し人さん、
私もびっくりです。
燃やしがいのありそうな被害者ですね。
(失礼)

42特命希望:2004/09/04(土) 10:15
特に女性が関与している殺人事件に多くみられますが、
被害者を中傷するのは見苦しいですよ。

43特命希望:2004/09/04(土) 10:27
http://www.bnn-s.com/bnns/series/seriesList.jsp?series_cd=13

冤罪事件のほとんどが、事件資料を読めば読むほど謎が深まってしまうが、推定無罪には賛成。
私としては、被告人が冤罪かどうかについての判断はつかないが、伊東弁護人の話は説得力にかけると思う。
(>以下は伊東弁護人談)

①キリンビール千歳工場内構内課51人のアリバイについて
>この人たちにはもっと客観的な裏付けが必要です。アリバイがないのは大越さんだけということは、成り立ちません。

弁護人としてのその裏付け調査の結果は?

②タクシー運転手によるタレ込みについて
>電話は向こうからの一方的なものだし、手掛かりがありません。そういう人が現れてほしいと思うけど、いまのところはどうしようもありません。

こんな重要な証言に対して相手が現れてくれるのを待つだけなのか。
マスコミや公共機関をつかって証言者の出現を広く呼びかけないのか。


③証言がくるくる変わったという上司について
>私がこの上司の行動を不可解に思ったことは事実ですが、誤解のないように付け加えると真犯人と考えているわけではありません。

だとしたら何故この話を持ち出すのか。
上司の行動に対して何故疑問をぶつけ解明しなかったのか。


④被告人に初見した時の伊東弁護人の記述。
>「ところで、あなたは本当にやったの?」と聞くと、彼女は首を横に振った。
(中略)この短いやりとりの中で、私は「彼女はやっていない!」という直感を抱いた。

刑事も弁護士も事情聴取や調査をしないうちから「直感」で仕事するのでしょうか。

44特命希望:2004/09/04(土) 10:42
多くの状況は冤罪説を示しているように思えるが、疑問点も残る。
状況証拠は被告人をシロにもクロにも解釈することができる。
推理小説的な見方をすれば、

冤罪理由とされている「遺体の状況からは性犯罪が推定される」について、
⑤局部が炭化するほど焼けている
これは性的犯罪の証拠隠滅(強姦殺人)ととられているが、
私は逆に、交際相手を奪われた被害者に対しての女性的な怨恨を感じた。

⑥タオルでの目隠し
殺害の際に、被告人にとっては友人であった被害者の顔を見たくなかったとも考えることもできる。

⑦開脚したまま焼死(生前、開脚したとみられる)
上野元監察医証人は「婦人の場合は、強姦殺人が考えられる」と述べているが、
強姦されたら、女性は恐怖感により脚を縮めるのではないか。
強姦の有無に限らず開脚のまま死亡するのは不可解。
死亡時に意識を失っていた可能性も考えられるが、だとしたら被告人が開脚させる事も可能。

残る疑問は、犯行当夜の被告人にあまりにも偶然が多すぎること。

⑧最後の会話
被告人と被害者は事件当日午後9時半頃仕事を終えて、2階女子更衣室で着替えながら会話した。
その会話の中で被告人は、被害者の冷たい一面を知り、自分の元恋人の彼女とはいえ「大したひとではない」と思えるようになった。
それまで恋人のことで悩み、無言電話をかけていたことが馬鹿らしくなってきた。
(略)今までの行動を自ら反省し、嫉妬の気持ちも失せていった。

⑨灯油の購入
被告人は、気分を一新するために、父親の社宅内にある自分の持ち物を整理しようと考え、3月16日深夜に灯油を購入した。

これらの供述は一見、被告人の不利な状況を反証しているように見える。
しかし見方を変えると、被告人が無実ならば偶然が重なりすぎて不自然である。

よりによって殺人事件直前に灯油の購入?それも木曜日の夜中に?
自分の持ち物をその灯油で焼却した証拠はあるのだろうか?
恋人を奪われた同僚に対する嫉妬の気持ちを反省し、
新たな気持ちを抱いたその晩に、同僚が何者かに殺害された?

被告人を有罪とするには不可解な証拠も多々あるので、
私は共犯説を支持します。

45とおりすがり:2004/09/04(土) 16:01
全部読みました。
特命希望さんのおっしゃる⑤⑥については同一の見解です。
⑦は⑤を行うために必要だったのでは?と思います。

⑧は明らかに、おかしいですね。
その日まで、恋人をとられた(とられそう)恨みで、230回にも
及ぶ無言電話等をしていて、
>被害者の冷たい一面を知り、自分の元恋人の彼女とはいえ
 「大したひとではない」と思えるようになった
など、到底、うなずける論理ではありません。

⑨もちょっと無理が・・
気分一新はわかりまが、
>父親の社宅内にある自分の持ち物を整理
って、どうでしょう?常識からは逸脱しているように感じます。

その他、気にかかった点
1.事件の前の日にガソリンスタンドで9リッターほど給油している
  のに、事件当夜も給油ですか?
  しかも9リッターで給油するのって普通?マーチのタンクはそんなに小さいのかな?
  毎日、給油して満タンにしないと気がすまない人だったんでしょうか?
  それと事件当日の給油量を知りたいです。
  (どれくらい走ったかわかると思うので。事件の前日も当日も仕事なら
   会社と自宅と本屋の往復しか走ってないのでは?)

2.被害者の遺留品発見が、偶然にも被疑者のかなりの知人ってどうでしょう。
  あの広大な土地で、しかもあまりひとけのない場所で、偶然、知人が
  それを発見ですか・・・小説でも、そんな出来すぎた話は、書けないような・・・
  複数犯のうちの一人が被疑者で、遺留品発見者もかんでいるように
  思えてしまうのは私だけではないでしょう。

3.書店ビブロスで立ち読みは約1時間ですよね?
  退社した時間が9時半頃、ガソリンキングで給油が11:30頃
  じゃ、空白の1時間は?
  弁護側はアリバイを立証したいなら、ここを当然、使いたいわけですが
  使えない?わからない?つっこむとやばい?
  本人も冤罪だと本気で主張したいなら、その日のことは、細かく
  話しているでしょう。
  (わたしなら、給油の前は、1時間くらい立ち読みしてました。だけしか
   言わないわけがない。)

4.周囲の人が、被害者と被疑者が仲がよかったと言う点。
  親友が恋人とって、仲良くできるんでしょうか?(無言電話までしてて)
  この恋人という男の証言でも、「普通でした。」って
  自分がそうしたことで、どうなるかわかってたでしょうに
  それでいて普通って・・・よく言えますねぇ。証言全部、嘘に聞こえます。

私の個人的な見解ですが、
・被疑者は単独で実行したとは思えない。(出来ない)
・被疑者はこの犯行に深く関与している。(複数犯の一人)
・仲間ぐるみで犯行に及んでいると思われる。(複数犯は知り合い同士)

この被疑者と被害者がどれほどの仲だったのかはわかりませんが、
親友とも呼べる仲であれば、その気持ちの分だけ、反動として
でるものでしょう。
ただ殺すだけでは、気がすまない。性的暴行を加えてから
殺してほしいくらい思うかもしれません。
ただし、被疑者以外に共犯者がいたとしても、何故、そこまで
加担するのか?と問われれば、答えられません。

被疑者を無罪では、納得いかないですが、被疑者の単独犯行でも、
やはり、納得できないですね。

46特命希望:2004/09/04(土) 17:37
とおりすがりさん、ご意見ありがとうございます。
とおりすがりさんとまったく同じ疑問を抱いていたのでほっとしました。
やはりなんとなく胡散臭い事件なんですね。
検察・弁護側双方の歯切れが悪く、お互いの突っ込み方が足りないんじゃないかと。

私の情報不足によるかもしれませんが、公判での争点がずれている気がしてなりません。
ブタで焼却実験をしてみたり、被害者を焼いたのが灯油か航空燃料かなどという事よりも(焼かれた事実に変わりないのですから)もっと調査すべき重要な点が多々あるのではないか。

付け足しですが、もう一つ素朴な疑問。
>弁護側は、大越被告のアリバイについて、
「殺害時間に大越被告が立ち読みしていたと証言している店は、木曜日でアニメのビデオが100円でレンタルできる日だったため混んでいた。1時間ほど立ち読みをする客がいることは珍しいことではないので、店員が被告人のことを記憶にないのは不自然ではない」などと主張。

北海道恵庭市がどのような町なのかわかりませんが、犯行現場の写真では、市街から離れているにせよ非常に田舎町ですよね。
都会ではない町の木曜日の晩(9時半〜11時半)の書店で、いくら混んでいるとはいえ一時間も立ち読みしていた被害者の目撃者がいないのは不可解。
この書店は何時に閉店するのでしょうね。

まったくの素人で部外者である私のような第三者が感じる素朴な疑問を解明もせずに判決公判が終了してしまったことは不思議としか言いようがありません。

47とおりすがり:2004/09/04(土) 17:47
付け足し。

弁護側の主張からすると、
・午後9時45分JR長都駅をでて、死体発見現場まで30分かかるので、
 10時15分から45分では、女性一人で、殺害、死体損壊は無理。
・死体が開脚していた事、局部が炭化するほど焼けていたことから、
 レイプ殺人であり、証拠隠滅を図った。
・死体を焼いたのは、航空燃料と思われるもので、複数人の犯人達は、
 2台の車で現場に乗りつけ、死体が消失するまで見ていた。
大体、まとめるとこんな感じになります。

では、真犯人は、9時45分以降、45分間で被害者を拉致暴行・殺害し、
(遺体発見現場までの移動時間は同じなので。)
たまたま、持ち合わせていた航空燃料をかけ、死体のレイプ痕跡を
消すために、意味不明の目隠しをして火をつけ、燃え終わるまで、
目撃される事も省みず、その場で見ていた。
となりますよね。。。
この話、まかり通るなら、45分では、女性一人で、殺害、死体損壊と
大して変わらないくらい、無茶な筋立てじゃないでしょうか?

(移動中にレイプ殺害したとすれば、45分+30分となりますが、
 計画的でもないのに、複数レイプ犯が、2台の車で移動しながら
 レイプして殺害ですか?現実的とは思えないですね)

48とおりすがり:2004/09/04(土) 17:56
>やはりなんとなく胡散臭い事件なんですね。
 検察・弁護側双方の歯切れが悪く、お互いの突っ込み方が足りないんじゃないかと。

全く同感ですね。
その理由の一つに、両サイドとも、突っ込みすぎると、
自分の所の主張を脅かしてしまう恐れがあるから出来ないのでは
ないのでしょうか?

つまり、真実からはずれた所で争っていて、
真実にせまろうとすると、主張が瓦解すると。

これは、全くの余談ですが、
もし、自分が裁判長だったら嫌ですねぇ・・・
お宅ら、双方間違えてますよ?とは言えない訳で、
なんか、的外れな2つから、どっちかに決めなさいって
迫られても、正直、困ります^^;

49特命希望:2004/09/04(土) 18:09
とおりすがりさん、早いっ!
チャット状態ですね(笑)。

>もし、自分が裁判長だったら嫌ですねぇ・・・
だから辞任した裁判官がいましたよね、確か。
それに対する弁護士の感想も的をはずしてました。

50特命希望:2004/09/06(月) 00:46
今まで恵庭事件については無限回廊に掲載されていないと思っていましたが、
グーグルで検索していた処、結局ここを発見。
元に戻ってきました^^;
さすが、boroさんの編集能力。理路整然と解かり易くて、初めからよく調べればよかった(泣)

51特命希望:2004/09/06(月) 17:16
いろいろな関連サイトを見てみましたが、
警察側は頭からO被告人が犯人だと先入観を持って捜査に当たったこと、
(初動捜査ミス)
弁護側はまず、冤罪に違いないという観点から弁護を引き受けたこと、
(納得のいく反証ができていない)
により、双方とも辻褄合わせの印象を受けました。

少なくとも、判決文はO被告人が犯人だとするに疑わしい箇所はなく(当たり前ですよね)
矛盾も感じませんでした。
それに対する、冤罪理由の論拠の方が甘く意図的なものが感じられました。


新たな疑問

・犯行時間について
犯行時間は炎をみた目撃者の証言を元に午後11時5分ー11時25分となり、
この時間を想定しての被告人のアリバイが争点となったが、
11時5分という時間は、あくまでも目撃者が炎を見た時間であり、
出火した瞬間を目撃したわけではない。
したがって遺体が焼かれ始めたのは、それ以前である可能性もあるという点について、
双方ともまったく言及していないのは不思議。

もし遺体が11時5分以前から燃えていたと仮定するならば、
被告人が11時30分前後にガソリンスタンドに現れたことによるアリバイの争点は簡単に崩れるのでは?

・指紋採取について
証拠とされた、被害者の携帯電話、ロッカーキーなどの指紋採取はしたのだろうか。
その結果は?

52とおりすがり:2004/09/07(火) 05:20
犯行時間については、私も特命希望さんと同じ様に感じます。
更に、普通、人通りの可能性のある通りで、死体を焼いていて
燃え尽きるまで20分も、見てるもんでしょうか?
そこ目撃されたら、即、捕まると普通は考えると思います。
また、移動時間の30分って、いったい何が基準なんでしょう?
もし、アリバイ工作するなら、法定速度で安全運転しますかね?
限界にとばして、30分なんでしょうか?
いくらでも縮められる気がします。

ロッカーのキーはわかりませんが、携帯は指紋を取らなかったそうです。
(まったく警察もなにやってんでしょうかねぇ・・・)

いくつかの資料に、携帯の移動経路の話がでてきます。
が、それが、被告人の行動に則している程度の事しか書いてなく
もうちょっと、具体的に、いついつどうなっているから、どう。
みたいなのを知りたいですねぇ。

>判決文はO被告人が犯人だとするに疑わしい箇所はなく

私はやはりいくつか納得できません。
まず、被告人の車で殺害したと思われるという点。
毛髪もなければ、ルミノール反応もなし、争った形跡なしに
殺せるというのは、どうしても腑に落ちません。

もう一つ。単独犯行で、対等以上の体格の持ち主を、
無傷であっさり絞殺せしめる方法が思いつきません。

上記2個とも、やろうと思えば出来ないとは言い切れない。
というような、判決ですが、そんな事言っちゃったら、
無茶な話、全部、やろうと思えばできなくないです。
になっちゃうじゃないですか^^;

53特命希望:2004/09/07(火) 06:04
>判決文はO被告人が犯人だとするに疑わしい箇所はなく

判決文(で)はO被告人が犯人だとするに疑わしい箇所はなく

(で)が抜けてましたね。

私の考えでは、被告人の車は殺害現場ではないと思います。
そう考えると、形跡なしということや、2台の車の目撃者情報も辻褄があうので。
しかし、2台の車というのは、ただのとおりすがり(笑)かもしれませんけどね。

>無傷であっさり絞殺せしめる方法が思いつきません。
これも共犯説ならば可能か?
しかし、どうやって?
と考えていると、夜も眠れないわけです。

54村雨:2004/09/24(金) 18:01
特命希望さん、ソースありがとう御座います。
早速、読んでみました。
まず、思った事は、法廷速度で21〜18分ほどで到着できるなら、
実際には、もっと早く15分以下でも到着可能って事ですよね。
犯行時に、制限速度を守って、とろとろ走るとは思えず、
更に、現場周辺をしっていれば、当然、信号のない道を選んで走れるはずです。
直線距離や私的感覚で、走るのと、普段から通った事があり、信号に
かからないルートを走るのでは、全然時間が違うと思いますから。

それと、被害者が生理中だったかどうかは、何の為の検証なんでしょうか?
ちょっと意味がわかりませんでした^^;

55特命希望:2004/09/25(土) 00:08
村雨さん、早速ありがとうございます。

BNNの報道はいつもちょっと偏りがある気がするんですが、
これを読む限りでは、警察の杜撰な捜査が前面に出ていますね。
でも、生理が何故問題なのか???
だいたい母親が、娘の物ではない下着を提出する意味も理由もないと思うんですが。
DNA鑑定まではしなくとも、その血液を調べれば済む問題でしょうに、それも忘れた?

それにしても相変わらずの犯行時間と距離のアリバイ証明。
誰か気づいてくれよ〜!と思うのですが。

56特命希望:2004/09/25(土) 00:17
すみません、追加訂正です。

>これを読む限りでは、警察の杜撰な捜査が前面に出ていますね。

(追加)したがって、警察に対する判事の心証が悪そうです。

57村雨:2004/09/25(土) 16:33
>それにしても相変わらずの犯行時間と距離のアリバイ証明。
 誰か気づいてくれよ〜!と思うのですが。

全くですねぇ。
この裁判の茶番ぶりがよく出ていると思います。
ちなみに、検察がO被告を単独犯で、起訴した以上、
警察は、もう真犯人や犯行仲間(複数犯の場合)の捜査は
全くしないんでしょうか?

すみません、素人なのもで、知っている方いたら教えてください。

58特命希望:2004/09/25(土) 16:52
村雨さん、
(名前が変わると印象も変わって別人みたいに感じます〜^^;)

>すみません、素人なのもで、知っている方いたら教えてください。

私も知りたいです。

ところで、
恵庭事件を検索していたら変なメルマガ見つけました。
http://www.melma.com/mag/85/m00052285/a00000029.html

この文章の意図は何なんでしょうね。
ちなみに伊東弁護士はたしかに知事選に立候補してますけど。
なんか釈然としない。。。

59村雨:2005/06/13(月) 12:41:19
その後の控訴審での被告人質問を読んでみました。
個人的に受けた印象ででいうと、やはり被告人は、かなり疑わしいと
言わざるをえないと思います。

裁判で争点となっているいくつかの点について、以下、個人的意見。
①被害者の焼死体にはタオルのような物で目かくしされていた点。
 これは、死んでいるとはいえ、目を見開いた知人を焼くのには抵抗があった。
 と感じます。
②被害者の両足が広がっていた点。(弁護側によれば、性的暴行を示すとされている点)
 これは犯行後、被害者を車から下ろして火をつける際、少し動かした時に、両足をかかえて
 引っ張ったからではないか?
 (もし単独犯で力のない者が犯人であれば、動かす時に、持ち上げるのは困難で
  車から引き摺り下ろし、それを引きずったと考えられる。
  そうなると、つかみ所のない上半身を持つより、両手で両足を持つのではないか?
  また、引きづり下ろす時、あるいは上半身を引っ張ろうとした時に、被害者の下着が
  づれたとも考えられる。)
③被告の証言が、都合にあわせ変遷している点。(都合の悪い部分は記憶にない点)
 これは、裁判長も言われてますが、第3者的にみても、心情的に理解しがたい点が
 あり、裁判の流れによって、証言がかわる様をみると、嘘をついている子供の言い訳を
 聞いているような気持になる。
 また、同時期の出来事についても、比較的都合が悪い点については、記憶にないや、
 うまく表現できないなど、曖昧は証言は信用できない。
 (弁護側から止められているのかもしれないが、裁判長の心象を悪くするほどでは、
  逆効果なので、そうしているとは、考えにくい)
④被告人が被害者へ行っていたいたずら電話について。
 早朝から深夜にまで及ぶ、悪戯電話をしておいて、所在確認がしたかっただけ、又は
 かけている意思がなかったなどというのは、到底理解しがたい。
 また、事件数日前から、250回に及ぶ無言電話をしておきながら、事件当夜には
 一切がふっきれていた。その為、被害者の電話番号も削除した。というのも納得できず、
 その無言電話をしておきながら、被害者には、一切憎しみの感情を持ってはいなかった
 というのも、無理がある。
 被告人は事件数日前から、深夜、早朝にも被害者に無言電話しており、寝むれない程に、
 執着していたと思われるが、その心情を察するにあたり、本件犯行に及んだと考える方が
 自然におもえてしまう。
⑤事件発生時、現場で目撃された不信車両について。
 これは、利害のからまない第3者の目撃証言という意味では、ほぼ信頼に値すると思われる
 ただし、それが犯人のものとは断定できず、(なにやら不信な火の手がのぼっているのを
 みにいった人かもしれない。人が燃えているのをみて逃げたとも考えられる。
 そうであれば、自分達が特定されないのであれば、わざわざ、出頭して証言するとは思えない)
 事件には関係のない、車両の可能性もある。
 ※もし、加害者であれば、火をつけてから、長くその場にとどまるとは思えず、
  第3者であれば、えらいものを見てしまったが、どうしようか、相談あるいは、
  仲間内でもめていたのではないか。
⑥事件当夜のガソリンキングでの給油について。
 まず、事件現場からの法廷速度での最短は20分以内であった事から、実際には
 もっと早く着くことが可能だったと思われる。
 犯人が火をつけた直後に現場を離れたとすれば、弁護側のいう被告人のアリバイには
 なりえない。
 また、被告人が事件前日にも給油しているのもかかわらず、平日の深夜にガソリンを
 給油している点も腑に落ちない。(前日は3日分の38リッター給油(これもマーチの
 燃費から考えて3日の消費量としては異常に思えるが)して、当日に何故、給油が
 必要なのか、納得がいかない。)

これ以外にも多々あるが、だからといって、被告人がどうやって被害者を
殺害しえたのか?これについては、推測も出来ないのも事実。
心象的には限りなく黒ですが、疑わしきは罰せずの精神からすれば、
無罪であるべきなのかもしれません。

60恵庭死民:2005/07/24(日) 17:22:50
私は事件のあった恵庭市に、約15年住んでいました。(実家は今も恵庭です)
この事件、意外と(?適切な表現ではないですが)地元では知られていなくて、半年足らずで“風化”した、というか、“曖昧にした”感じです。

恵庭市という町は、札幌と千歳(空港がある市です。)に挟まれていて、閉鎖的な割に、有名になりたい!という空気が漂う町です。
この事件はこの町を象徴している様でなりません。 

実は…事件が起きた時、家に刑事さんが来て、妹が事情聴取されました。事件当日の夜、妹は彼氏といざこざを起こし、警察にお世話になったんです。
結局、妹とは関係ないと分かりました。

事件が分かった時には、背筋がぞっとしたのと、なんだか「他人事ではない」と感じました。

身近なところで、家で自分が寝ている時に、こんな事があったとはとても悲しいです。
今は真の解決を願っています。(でも願うだけじゃ…とも思ってます。)

かなり私的意見を出してしまいました。失礼しました。

61けん:2005/09/28(水) 23:14:34
明日、二審の判決が出ますね。
この事件、すぐには犯人が捕まらなかったので、これは迷宮入りか、つかまったとしたら
冤罪になりそうだなという印象を強く持ちました。
その後、最近まで心の隅に引っかかっていたものの、詳細は知らず、最近になって
ここのリンク先を見たのですが、やはり案の定というか…
検察が出しているのは状況証拠とさえ言えるモノはなく、もし彼女が真犯人だとしても
無罪にするしかないはずです。私は彼女が犯人だとは思えませんが。
しかし、弁護側も有能ではないのか、対応がまずく、そのことが不利な判決を
引き出したようで、また同じ様な判決しか出ないのかと暗澹たる気持ちになってしまいます。
唯一の救いは、検察の圧力にもめげず、本人が一貫して否認していることですが
それもかえって、実は犯人だと思わせることになる傾向のようで…

62村雨:2005/09/29(木) 02:46:01
>>61は何をもってして、状況証拠とさえいえるものはないと
言い切っているのか、激しく疑問。
直接証拠はないながらも、これだけの状況証拠がそろっている
事件もめずらしいくらいだと思うのだが。
裁判長が言うように、被告の証言には、説明のつかない事が多く、
常人には理解しがたい。公平な目で見ても、何かを隠しているように
感じざるをえない。
北九州の事件や、カレー事件のように直接証拠がなくとも、有罪は
十分にありうるわけで、控訴棄却もおおいに考えられる。
個人的には、有罪を決定付ける直接証拠がない以上、逆転無罪も
いたしかたないかと思うが、それが被告の潔白を証明に基づくものでない以上、
冤罪、冤罪と声高に叫ばれるのにも、抵抗を感じる。

判決が注目される事件だが、若くして無碍に人生を奪われた被害者と、
悲しみにくれる遺族の存在を、常に念頭に置く事をわすれてはならないと
思う。

63ポーロック:2005/09/29(木) 03:37:55
1人の人間が死んだ。その真実を明らかにすること。
それを忘れてはいけないと思います。

I弁護士に関してだが、地元ではあまりいい噂は聞かないと
言っていた人物がおりますよ。

6461:2005/09/29(木) 05:14:03
>62 裁判資料をよく見て下さい。ネットにあげられている分だけでもイイから。
「状況証拠」がねつ造、でっち上げという状況証拠はむしろはっきりしているんだが
ねつ造、でっち上げと断定することも難しい。
ホントに真犯人が捕まればいいんですが。とにかく初動捜査が杜撰で今となっては、
と思うと暗澹とした気になります。

65村雨:2005/09/29(木) 14:44:36
>>61>>64
少なくとも、ここ最近になって、ここのリンク先を見たというあなたより、
数倍の時間をかけて数倍の資料を見て言っている。
状況証拠が捏造というなら、まずそのソースを提供して下さい。
数々の状況証拠は、冤罪被害者のHPや、裁判内でも認められている物です。

私は、少なくとも、事件をみるにあたり、まずは冤罪もありうるの疑いをもって
望むようにしています。
多くの冤罪疑惑の事件の中で、そのほとんどは、冤罪側に同調もしています。
この事件は、それら多くの冤罪疑惑の事件とちがい、被告の自白のみの頼った
有罪認定とは、一線を画していると感じているだけです。
しかし、>>62でも述べたように、完全に有罪だと断定しているわけではありません。
本日、高裁で控訴棄却となりましたが、それが捏造された状況証拠に惑わされた
判決なのか、もう一度、冷静に、公平な目で裁判記録を読んでみる事をオススメします。
裁判長が、被告に最後に言った言葉が、冷静かつ公平な目で見た結果を如実に
表しているのではないでしょうか。

66通りすがり:2005/09/29(木) 15:54:46
警察が被害者が生理中であったかどうかにこだわったのは、
弁護側が主張する、
「犯行が被告の車内で行われたのであれば、現場に尿失禁等の
痕跡が無いのはおかしい」
という部分を突き崩すためと思われます。

生理中であれば、当然ナプキン等を使用しているはずです。
ナプキンをしていれば、尿をある程度受け止めるため、
失禁していたとしても痕跡が残らない可能性はありますから。

もちろん、上野証人が、法医学の見地から、
「犯行現場に毛髪、血痕、尿失禁の痕跡が無い場合もある」
としているので、さほど重要ではなかったとは思いますが。

67Ken:2005/09/30(金) 21:19:56
>>65にはまったく同感。指示に従って(別に俺向けじゃないけど)記事
ちゃんと読みました。

この事件には、再審無罪を勝ち取った冤罪事件に典型的な虚偽の「自白」は
ない。むしろ、否認し続けることによって話に矛盾が生じたのが有罪に
なった最大の理由。この事件の構造は
1)動機があり(数百回に及ぶ被害者への無言電話が推認させる)
2)アリバイがなく(退社してからガソリン・スタンドで録画されるまでの
2時間。なおかつ、生存中の被害者を最後に確実に見たのは被告。)
3)しかし、被告と殺害を直接結びつける証拠がない(検察は殺人事件に
とって最も重要な、いつ、どこで、どうやって殺したかを一切立証して
ない)

1と2に関して検察と弁護側は事実に関しては争っていない(どういうふうに
解釈されるかでは争ってるけど)。しかしマスコミもいい加減やね。
公判中に裁判官にウソツキ呼ばわりされて、判決前に「逆転無罪か」って、
んなわけねえじゃん。

被告はただ単にウソツキで有罪になったのではない。むしろ被告の証言は
一貫していて、無言電話と灯油という事件の核心についてのみしどろもどろ
になったのが致命的になった(実は灯油は事件の構造に含まれない。被害者
は焼き殺されたのではなくて、窒息死された後に焼かれただけだから。この
ことは後で述べる。)。事件前に買った灯油を事件後に捨てたというのは
どんなふうに被告の身になって考えても理解できない。自分の身に捜査が
及んでいるのを知って、どうして灯油をそのままキープし続けなかったのか
(身の潔白を示すのに)。どんな理由で捨てたにせよ、なぜ次の日には撤回
して買い直したのか。裁判官が言うように、無いことがまずいと思うの
だったらなぜ捨てたのを取りに行かなかったのか(被告は容器ごと置いて
きただけと述べている)。弁護士が捨てたとされる灯油を探しに行った
みたいだけど、連中まじめに探しとらんやろね。誰がこんな子どもじみた
ウソ信じるか。自分で言ってるけど被告は頭悪いね。もっとましなウソつけ。

しかし、痴情のもつれから殺人ですか。えらい古典的やねえ。何盛り上がっ
てんだろ俺。教訓は、後ろめたくないんだったら堂々とはじめから正確に
すべてを話せばよい(特に法廷で)。やったんだったらましなウソつく。

68Ken:2005/09/30(金) 21:23:57
弁護側が捏造だと主張あるいは示唆したのは被告の車の中から見つかった
被害者のロッカーの鍵と被告が事件前日に書店に行ったことを示すレシート
の2点。いづれも被告が殺したかどうかと関係が無いので、たとえ捏造で
あったとしても無罪の証明にはならない(もしも、捏造であったなら、
それは警察を罰するべきであって、懲罰としてO.J.シンプソンみたく被告を
無罪にするのは納得できない。警察に対する警告として、正規の手続きを
経てない証拠は裁判に採用しなければよい)。被害者は鍵をかける習慣が
なかったので、被告が鍵(これは捏造はありうる)を持っていてもいなく
ても有罪・無罪どちらの証明にもならない。レシートも前日の行動は事件
当日に殺したかどうかを一切決めない。被告は二日続けて書店に言ったと
主張してもよかった。これが争点になったのは、検察は被告が主張する事件
当日のアリバイは本当は前日のことでしょ、と畳み掛けるため、弁護側は
捜査の不当性を印象付けるため。しかし、レシートって捏造できる?たま
たま捜査員がそれふうな買い物をその日にした?それとも、捜査員が書店の
ゴミ袋をあさってたらちょっと笑える。何度も言うが、警察・検察の怠慢・
不手際・杜撰な捜査はそれがあったというだけでは、無実の証明にはなら
ない(この被告は別の理由で有罪になっている)。裁判所はこんなばかげた
議論に時間を使わせるべきではなかった。税金の無駄。

69Ken:2005/09/30(金) 21:26:08
同じ理由で>>66も瑣末な議論。検察はどこで殺したかを立証してないん
だから、せいぜいつじつまが合えばいいだけ。車外に出てから首絞めたって
主張してもいいわけ。むしろこの方が非力な被告は遺体を運ばなくてすむ。
警察官が事件を再現するのにタオルで首絞めたって言うのも茶番。だったら
被告の手の組織や汗が出てこないか、タオル調べろ(タオルは燃えてない)。
なぜそれから死人の目を隠す必要がある。見えてないって、死んでるから。
目開いたまま死んだのかな。アホ警官。

70Ken:2005/10/02(日) 02:02:39
>>元恵庭市民さん

興味深い情報ありがとうございます。ちょと場所違いましたね。

ただ、38リットルというのは裁判での詳細とちょっと合わないような。違う
日なのかな。被告は非常に非力で20kg運ぶのにも難儀すると検事が指摘して
います。二つの容器に買ったのかな。被告は事件前日(3月16日)にセイコー
マートふくみや(見たいな名前)で灯油を買ったことは認めています。量は
私がよく確認しなかったのですが、事件後10リットル別の店(どこか不明)
で買いなおしているので、同じ量だと思い込んでたんですけど。

検察は遺体とその後見つかった遺留品は灯油で焼いたと主張しているわけで
必ずその根拠があるはずなんですけど、もしもそれが灯油だってわかるん
だったら、被告宅から見つかった灯油とか最初に買ったお店の灯油とマッチ
させることで動かぬ証拠になったはずなんですけど。不手際ですね。

私も灯油でこんなに焼けるのかなという疑問はもってました(二審での
弁護側のブタ燃焼実験ではこんなに焦げなかった。確かこのときも10リットル
使ったはず)。炎の大きさは車の丈よりも高いぐらいで、600メートル先の
民家からも目撃されています。ただ、トルエンとかベンゼンとか有機溶媒を
使って火力を強めるとかできるはずなので、それだけでは灯油ではないとは
言い切れないと思います。

71Ken:2005/10/02(日) 02:10:12
すいません。事件前日は3月15日です。それと一応言っておくと、弁護側は
灯油が遺体焼却に使われたかどうかで一審で争っています。

私が灯油を事件の構造に入れないといったのは被告が灯油を準備して遺体を
焼いたというのは被告のウソから証明されたとは思うのですが、それは
必ずしも被告が殺害もしたことと同じではないからです。もちろん
この二つは密接につながってはいますが。

この事件は共犯者がいると考えればつじつまが合うことがたくさんある。現場
で車が二台目撃された証言とか(裁判所はこの証言を軽〜くスルーしていて
納得できない)、事件後に被害者の車を駅まで移動させたこととか、非力な
被告がどうやって首絞めたとか。

被告の元彼怪しくなかったのかな。事件後、新彼女を殺したかもしれない女と
元の鞘に戻ろうとしているようなふしがあって、怪しい。

72:2005/10/06(木) 04:02:55
被告の元彼が共犯者だったとしたら、いくらなんでも被告の殺意自体が成り立たない。
元彼にはアリバイもあった。
元はと言えば自分のやったことがこんな事件につながった、とは到底認められず、
この事件は冤罪で、無罪となっても有罪となっても、被告に対しては責任を
とらなくてはいけないと思っているはず。

73村雨:2005/10/06(木) 10:04:55
事件に関与していなければ、責任回避。
事件に関与していれば、犯行自体の隠蔽。
I氏の言動は、どちらかといえば前者に当てはめて考えたほうが、わかりやすいものが多い。
そういう意味では、被告が本件犯行に及ぶ、もっと決定的なファクターをもっていて
それを前者の理由から、秘匿している可能性はあるとは思われる。
とすれば、事件後に元鞘に収まろうとしていた行動も説明がつくのでないだろうか。

被告に関しては、もし本件犯行を犯していたとしても、それは被告の中で、正当な行為として
とらえられているのではないかと思う。
被告にとって被害者は、I氏との関係の中で著しく邪魔な存在であり、精神的に不安定な時期の只中で
それがI氏との付き合いがうまくいかない原因そのものに成り代わってしまったのではないだろうか。
そう考えると、本来あるべきI氏との付き合いや未来に土足で割り込んできて、それを滅茶苦茶にしようとしている
泥棒猫を排除するのは、被告の中で至極、正当な行為だったのではないかと考えられる。
事件後に言ったとされる「I氏と付き合っている時に死んだんだから幸せ」発言や、I氏にしたためていた手紙
の存在からも、そういった心理を垣間見る事が出来るし、一貫して容疑を否認している態度も、
自分は間違ってはいないという確固たる意志によって支えられているようにも感じる。

74Ken:2005/10/07(金) 02:20:40
みなさん、人の心の機微をよくご存知ですね。それとも私がただ単に思い至ら
ないのか。元彼の心境がよくわかりました。

もうこれ以上突飛なことを書いても仕方ないのですが、元彼が被害者を何かの
はずみで殺したということを考えていました。まあそうするとアリバイをはじめ、
被害者に接触した痕跡、被告を呼び出した痕跡、なぜそれが被告が殺害を思い
たったのと同時であったか、などいっぱい考慮する点が出てくるはずなのですが、
ただ否認し続けるのは理解できるかなあと。否認に関しては>>73にあるとおり
そんな仮説は必要ないですね。

被告と利害関係を共有する人、殺害を依頼できた人はいたかもしれませんが、
それだったら被告が罪を全部かぶるのは不自然だし、誰かと連絡を取った
痕跡がないことから共犯はなかったと警察は断定したんでしょうね。

75村雨:2005/10/07(金) 22:18:37
状況証拠とは裏腹に、殺害に関する直接証拠や、実行犯であれば、あまりに完全な
犯行にどうしても、共犯の可能性を考えるのは、極々自然だと思います。
私も、当初から現在に至るまで、この事件を考えるにあたり、共犯の存在を未だに
否定しきるものではありません。
ですが、共犯の存在を仮定すると、>>74で仰られるとおり、より多くの不自然さを
浮き彫りにするばかりで、合理的に説明できる共犯の可能性を見出す事ができません。
大宮の看護婦バラバラ殺人事件に類似する点が多いこの事件なので、どうしても三角関係の
中心であるI氏に着目してしまいますが、アリバイもあるI氏の犯行関与は、やはり
ありえないのでしょう。
ただ、被告の被害者への感情がイタ電レベルから、殺意へと昇華する「何か」に
深く関わっている事は間違いないとは思いますね。

76ろった:2006/05/23(火) 21:24:52
無罪にするべきかもしれませんが、無実とは言えない気がしてなりません。

78boro:2006/09/27(水) 20:41:44
2006年9月25日、最高裁で上告棄却により
大越美奈子の懲役16年が確定しました。

冤罪の可能性のある事件ですが、状況証拠により
有罪となりました、、、どうなんでしょう、、、。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060927-00000313-yom-soci

79ろった:2006/09/27(水) 21:34:35
裁判官も葛藤があったのではないでしょうかね・・。

80村雨:2006/09/27(水) 23:19:45
限りなく黒に近い灰色
法の精神からすれば、無罪にするべきなのかもしれませんが
これだけの状況証拠に加え、殺害の動機を持つ唯一の人物
だという事が、やはり大きいかと。
控訴審判決でほぼ決定していた事とはいえ、こうして
確定すると、心の何処かにほんのわずかながら引っかかりを
覚えるのも事実ですね

81flower:2006/09/27(水) 23:20:37
今、TBSラジオで裁判制度等の論議がされていますね...

82ポーロック:2006/09/27(水) 23:37:59
謎だけが残りました。

83O:2006/09/28(木) 06:30:19
状況証拠だけで有罪。
最高裁第一小法廷島田仁郎裁判長は狭山の特別抗告を棄却した有名な判事だ。この国の司法は死んでいる。これじゃ死法だ。

84ろった:2006/09/28(木) 18:26:45
陪審員ではなくて裁判員制度?でしたか?になっていたら判決は違っていたかも
しれませんね

85O:2006/09/29(金) 05:22:03
そういう意味では、再審請求にも裁判員制度を適用してもらいたいものだ。
冤罪は間違いなく減るだろう。

86かわち:2006/09/30(土) 15:03:49
物事の一面だけしか見ないで、決めつけたことを書かないで欲しいですね。
状況証拠だけで有罪に出来ないなら、「トリカブト殺人事件」などは
無罪になりますが、あなたは神谷受刑者の再審を支持するのですか?

87O:2006/10/01(日) 09:21:56
>>86

それは、あなたのこと。もっと勉強したら。

88ゼロ:2006/10/01(日) 12:25:15
かわちさんのご指摘の通り、トリカブト事件は状況証拠で充分ですね。これは有罪にならないほうがおかしい。立て続けに自分が結婚した女性3人が死ぬというのは不自然。トリカブトやフグを大量に購入しているのも怪しい。

89ゼロ:2006/10/01(日) 12:28:26
裁判員制度にすれば冤罪は減るかもしれませんが、有罪にすべき被告人まで無罪になる可能性も高くなる。

90かわち:2006/10/01(日) 19:11:42
私は狭山事件に関しては当初から捜査方針に誤りがあり、
真犯人が別にいると考えています。

またここでは触れていませんが(管理人さんのコンテンツには書かれています)、「秋好事件」は
受刑者の主張通り、殺害は1名ではないかと思っています。

この事件も含めて文章を書く必要もあり、インターネット上のみならず多大な資料を
精査してきました。

こちらの掲示板は匿名掲示板とは違い、何らかの主張をされるときには
新たな「発見」があったときに行われるべきだと考えています。

あとはご覧になっている方がその主張に矛盾はないか、判断されるでしょう。

91ポーロック:2006/10/03(火) 06:12:40
トリカブトや狭山事件か。。。あなたも大変だね。

92紫煙狼:2006/10/03(火) 13:13:12
>>89
冤罪は常に、無罪にすべき人間が有罪となり、有罪にすべき人間が野放しになっていますね。
片方だけでも減るだけマシとは言えませんか?
それとも事実関係より、誰かを犯人として断罪し見世物にする事にこそ意味があるのですか?
一般予防的見地からは罪により裁かれる人が必要なのであって、
裁かれる者が真犯人である事を要さないらしいですから、そういう意見もあるでしょうね。

間接証拠だけで公判に臨むと言うのは、早い話、捜査する側の敗北でしょう。
限りなく疑わしくても「疑わしきは罰せず」の精神は貫かれるべき。
いかに自由心象主義とはいえ、間接証拠だけで有罪判決を下すのは公平を欠く。
トリカブト事件に関しては、有罪判決を下した判事にも、物証を出せなかった検察側にも
重大かつ許されざる手落ちがあると思っています。

93ゼロ:2006/10/04(水) 17:41:50
「裁判員制度にすれば冤罪は減るかもしれませんが、有罪にすべき被告人まで無罪になる可能性も高くなる。」と書きましたが、よく考えたら、そうなるとは限りませんね。逆に冤罪事件が増える可能性もあるし、事件によってはそれまでの同じような事例と比較し、量刑が重くなる可能性も出てきますね。どうしてもOJシンプソンの事件を思い浮かべてしまうので、裁判員制度にすると罪が軽くなると思いがちになってしまう。

94ポーロック:2006/10/05(木) 23:36:24
>92
こういう事は本来書くべきではないのかもしれないが、いくら社会正義
に反しても、冤罪による「作られた容疑者」が出てきても、
捜査当局は重大事件に関して、それを「必要な犠牲」ととらえることも
あると思いますよ。
「何が何でも身柄を押さえる。叩けば何かが出てくる」
このような発想で捜査を進める限り、冤罪による被害者はなくならない。

松本サリン事件だったか、当時の長野県警は
早い時期からオウム真理教による犯行を疑って
いたようですが、警察庁の幹部は第一通報者の
会社員が犯人に違いないと断言してしまって
いました。

「とにかく早く身柄を拘束しろ。真実を明らかにするのは
逮捕してからでも遅くない」

このような考え方を持ち続ける限り、冤罪による被害者は出続ける。

真実を明かそうとする者と、政治的な目的でもって
それを阻もうとする者。
残念だが、今の日本では後者の方がはるかに力を持っている。

95時計仕掛けのカブトムシ:2007/10/25(木) 22:16:01
この事件いろいろ調べて2chにも一時期書き込みを熱心にしていたんですが・・
裁判所に行って傍聴したり、支援者の方々と話をしたり、支援者の方の開いた集会
にも参加したんですが、私自身の個人的感想は
「裁判って結構証言はいい加減なんだな」ということと、支援者の方には悪いけど
ある意味「被告人は無罪」って言うのを頭から決め付けて冷静に判断できなくなっている
のを見て複雑な心境になりました。
あまり詳しくいえないけどある証言者は法廷を出た後に
何とか上手く言いつくろった、という感じの会話をしているのを聞いたし・・。
結局事件について詳しく調べるほど今の裁判自体かなりあまり信用できないんだな
と思わされました。

支援者の方が法廷内で検察側が何か発言するたび失笑したり、弁護側が何か言うと
拍手したりしてたのも異様な光景だったなあ。

まあ、それと彼女が有罪か無罪かは別として。

96ろった:2007/10/26(金) 06:57:08
>>95
いいかげんですよね。所詮人間のやることだし、同じ公務員よろしく
検察側有利の判決がでるのはいつものことだし。精神鑑定も個人的には
信用してないですわ。

97時計仕掛けのカブトムシ:2007/10/26(金) 21:04:50
>>96
そうですよね、ほんとうに・・。
裁判という行為自体私は本当に穴だらけのどうしようもないものだと思います。
精神鑑定だって私は全く信用していませんよ。
私は個人的に(学生のころ)一時期かなり精神を病んだ時期がありましていろいろな大学病院にいって精神科
というものにもかなり興味を持って調べたりしたのですが・・。
映画の「刑法39条」(だったと思う)では詐病を取り上げていましたが実際あんな感じ
のことは可能だと思います。まあ、映画の演技はオーバー過ぎでしたが・・。
実際には詐病は少ないと言われていますが宅間も精神鑑定で何度も出所してましたしね。
精神鑑定は基本的にあてにはならないとおもいます。
精神鑑定で判断が割れるのはよくあることでそれは精神鑑定そのものの曖昧さが原因だと思います。
総合失調症と判断される演技を医者の前でしろと言われれば精神科に少し詳しくなればできますしね・・。

まあ、ちょっと恵庭と話題がそれましたが。

98スーミー:2007/10/27(土) 20:46:26
>>97
精神科医を簡単に騙せると思っている犯罪者は間違っているw

いすれにせよ、頭がおかしければ罰せられなかったり、罪が軽くなるというのは
おかしいと思います。

99時計仕掛けのカブトムシ:2007/10/27(土) 21:02:34
>>98
>精神科医を簡単に騙せると思っている犯罪者は間違っているw

精神科医を騙すというよりも精神科医にそう判断させることは結構可能だと
おもいますが・・・・。宅間守は何度もそうやって出所して犯罪を繰り返しましたし。
精神医学自体が実態がかなり曖昧なものだと言いたかったのです。

私も、犯罪を犯した時点で精神衰弱状態だったら罪が減刑されるのはおかしい
とおもいますね。人の精神状態って犯罪を犯すときには多くの人が異常な状態でしょうし。
また、もともと精神疾患を患っていても罪を犯さない人も居るわけですしね。

101boro:2012/06/07(木) 21:12:02
不適切な書き込みを削除しました。

102芝生:2012/10/31(水) 16:31:46
最近動きがありましたが、地元ではどうなんでしょう?

103通りすがり:2013/04/20(土) 16:49:28
>>92
事件が起こっても誰も何もしないってのが一番マシになってしまいますね。


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