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69
:
名無しさん
:2011/03/19(土) 13:18:24
118 名無しさん 2010/01/16(Sat) 08:57
「そういえば、さっき翼、うちに来るって言ってたな」
石崎はいきおいよく男湯のガラス戸を開けた。
「翼、いるかー?」
無論、翼はいない。ちょっぴり落胆して湯船に浸かる石崎の耳に、塀の向こうで繰り広げられる陵辱の一部始終が飛びこんできた。
いくら押し殺しても、うわずった早苗たちの声は銭湯の高い天井に反響する。
「翼君の腹筋、6つに割れてるよ」
「見て見て、翼君のおしりの穴」
翼は両側から脚を抱えられ、石けんのついた指で肛門をつつかれた。
すると、ピンク色の亀頭がぴょこんと上を向いた。
「うわっ、勃った、勃った!」
「指、入れてみようか」
「ぎひっ!」
「翼君のウンチのにおい〜」
石崎は息を飲み、あわてて湯船から出ると、洗い場でこそこそと放出した。
石崎の母ちゃんは、番台に備え付けたポータブルテレビのワイドショーに気を取られ、ガラスの向こうの惨劇には気づかなかった。
翼はべそをかきながら、ぬれた体をろくに拭いもせず、服を着ると石の湯から飛び出した。
そのうしろで、早苗たちが大仕事を終えたように、Tシャツのはりついた翼の背中を満足げな表情で見送った。
番台にいた石崎の母ちゃんはきょとんとし、男湯を出た石崎は夕飯前に自室でさらに2回抜いた。
早苗たちのグループには、提出物とは別に、裏自由研究(観察記録)が存在する。
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