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「安保法案は憲法違反」あたりまえ

60名無しさん@お腹いっぱい。:2018/06/08(金) 13:30:00
ドッペルゲンガー2
私がかつて取材した人の中でドッペルゲンガーを見たことがあると証言した人は、一人は画家海後人五郎
の奥さんで、もう一人は翻訳家のKさんであった。
海後人五郎が自転車で外出しているときだ。奥さんは自宅で留守番していたが、外を見ると人五郎が
自転車に乗って帰ってきた。ずいぶん早い帰りだなと思って、声をかけると、どういうわけか黙ってい
る。そして自分の部屋に入っていったようだ。ところがその10分後ぐらいに再び、人五郎が自転車に乗
って帰ってきた。
奥さんが「あれ、また外出していたの? さっき帰ってきたでしょう」と聞くと、人五郎はずっと外出し
たままだったという。では、さっき帰ってきた人五郎は誰だったのか。
Kさんも同じような経験をした。夫が机に向かって仕事をしている姿をKさんははっきりと見たという。
ところが、その数分後に寝室から出てきた夫に会う。「あれ、今仕事していたでしょう」と聞くと、いや
ずっと寝ていたと夫は言う。では、さっき仕事をしていた夫は誰だったのか。
こうした現象はよく、目の錯覚であるとか、他人の空似であるなどとして片付けられてしまう。しかし家
の中で見たのでは、他人の空似ではありえない。では目の錯覚であるのだろうか。
目の錯覚説では、西丸震哉のケースを説明できない。西丸と一緒に登山した仲間も西丸の分身を目撃して
いるからだ。しかも西丸は、至近距離で自分にかつてあったホクロまで確認している。
西丸やほかの目撃者の話を総合すると、どうもドッペルゲンガーは実存する現象であるといわざるをえな
い。なぜ、そういう現象が起こるのかは推測するしかないが、おそらく強い思いを念じて行動していると
きに、その思いが現象化するのではないかと私は考える。たとえば西丸は、何か強い思いを描いて登山を
していたのだろう。そのときの念が強すぎて、念が物質化(あるいは映像化)、つまり自分の分身が生じ
てしまった。
ゲーテも深い物思いにふけりながら、馬に乗っていたに違いない。それが時間を超えて8年前の過去に影
像となって現出した。Kさんの夫も、寝ながら仕事をしなくてはと強く念じたため、それが影像となって
現われた可能性がある。海後も早く家に帰りたいという思いが実態化したのかもしれない。そういえば、
想念が実態化してしまう『禁断の惑星』というSF映画が昔あった。
強い念がドッペルゲンガーの正体ではないだろうか。しかもモーパッサンのケースにしても、ゲーテのケ
ースにしても、西丸のケースにしても、未来や過去へと時間を超越して現われるところが面白い。まるで
想念が時間を自由に移行した、つまりタイムトラベルしたとしか思えない。
実はここに、ドッペルゲンガーやデジャビュの謎を解く鍵がある。(文中敬称略)


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