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112ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/03/17(金) 23:50:07
いつぞや邂逅した反戦平和主義者の方の中で、おひとりだけ「反戦平和」の究極の真理を書いておられる方がおりました。

「戦い・暴力に依らない反戦平和の手法(手段)とは、対話を続けることである。結論が出なくても、「結論が出るまで続ける」という名目で、対話することをやめないことである。対話をやめた瞬間に暴力の行使が始まる(戦争の開始)のだとすれば、対話を無限にでも続け相手をテーブルから立たせないことが、反戦平和である。対話による反戦平和は、戦争の廃絶ではなく、戦争開始時期の延長であり、平和の希求とはモラトリアムの延長をどうにかして取り付け続けるという行為に過ぎない」

これは「対話による反戦平和は、時間稼ぎである」という真理を、反戦平和主義者の方ご自身が看破した事例と思いますし、この意見はおそらく武器を使わないで平和をぎりぎりまで延長する方法としては、これ以上のものはないでしょう。
ただ、「無限の退却は非現実的であり、譲歩による時間稼ぎは永久にはできない」「自分が席を立たないからといって、相手を恒久的に席から立たせないのは不可能に近い」という反論も成り立つわけで、ベターではあるけれどもベストとは言えない方法だということは、前述の意見を述べられた方もどこかで気づいておられる様子でした。
戦争は自分の都合や正義ではなく、相手の都合や正義によっても起きるということについて、自分の努力だけでは回避できない戦争をどのように回避するのか?という命題は非常に重要だろうと思います。
そして、それは究極的には「自分ではない他人の意志を、自分の意志に従わせる方法の希求。ただし、暴力以外の方法でそれをする」という命題の希求に立ち戻るのだと思います。

これについては、すでに何度か繰り返されていることと、過去の議論から生まれたテンプレートが、「論客うろ覚え書き/反戦平和議論ガイド」の中に残されておりますので、それへのリンクを張る形をとって詳細の説明は省きます。
http://hunbook.hp.infoseek.co.jp/column/kiso-05.htm
http://hunbook.hp.infoseek.co.jp/column/kiso-06.htm
http://hunbook.hp.infoseek.co.jp/template/senso-01.htm
http://hunbook.hp.infoseek.co.jp/column/seizensetu.htm
もちろん、N.I.さんはこれを絶対に見ないと思いますし、それについての意見も反論も書かれないと確信しています。
それがN.I.的ではあっても、標準的反戦平和論者の姿ではないと信じたいところですが。


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