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テロを根絶するためには・・・・
89
:
ヤスツ </b><font color=#800000>(CnaUXqoo)</font><b>
:2004/10/20(水) 04:37
>対称戦争と非対称戦争の相違、について。
どちらが相手にとって効果的か、という戦術と意義の相違でしょうね。
軍事目標の破壊を目指す近代軍というのは、「補給を断ち、軍事施設と装備を破壊すること」が、反撃の防止=戦術上の目的になっています。
つまりは、「相手を殺すこと」は主目的ではありません。敵の兵士すらそうで、兵士は「武器・兵器を運用する部品」だから、武器・兵器への攻撃の巻き添えであり、武器・兵器を投棄して投降すれば殺害の対象にはなりません(建前ですけどね)。
これは、「国対国」の戦争の思考です。アフガン戦争もイラク戦争も、アメリカ側はそういう思考だったと思います。(だからイラク戦争では近代最新兵器の少数精鋭で電撃戦をやったわけですが)
国対国の戦争の思考では、「領土内の軍事拠点の破壊、もしくは占拠」が優先で、敵を殺すことや市民を殺すことは優先されない、ということです。(市民が武器を持って反撃してこないなら、です)
また、国対国の戦争の思考では、「軍事施設と兵器」は国として守らなければならない、国家自決(自決と言っても自殺の意ではありません。念のため)のためのものでもあります。軍事は攻撃のものであると同時に、死守するものでもあるわけです。
一方、テロ戦術を採るテロ組織側は、正規軍の軍事力を正面から取り除くことは能力的にも不可能です。
また、テロ組織側には移動式の拠点はあっても(アルカイダ=拠点、という意味でしたね)、固定式の拠点はありません。
領土もありません。継続的に守らなければならない支援者としての市民・国民もいませんし、守る義務もありません。
正規軍の軍事力は「鉾」であると同時に、その正規軍の背景にある無防備な自国民(関係国の市民も含まれるでしょう)を守るための「楯」でもあります。
ならば、テロリストとしては正面切って楯を打ち砕くよりは、楯の後ろに隠れている国民・市民を叩けば、楯の存在を無意味にすることができます。
本来、正規軍はそうした攻撃は「国対国」で行われることを前提にしており、泣き所であるところの市民の保護については、ジュネーヴ条約やハーグ陸戦規定のような「ルール」で守ることとしてきました。
が、非対称戦争の相手であるテロリストには、そうしたルールは適用されませんし、テロリスト側としてはそれを遵守する義務もありません。
それならば、「相手に言うことを聞かせるために、もっとも効率のいい方法を採る」場合に、正規軍の背後のソフトターゲット(柔らかい、無防備な標的)を攻撃することは効率もよく合理的です。
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