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テロを根絶するためには・・・・

394ヤスツ </b><font color=#800000>(CnaUXqoo)</font><b>:2005/02/10(木) 10:21:50
>>390
費用効率とは別のところの話をするのであれば、とりあえずこれまでの
「自衛隊は400億、NGOは1億」という対比の話については、放置または保留
でよろしいので?

その上で意見を言うならば、
【自衛隊の派遣には賛成】です。

●建前として
 →困っている人を助けるということに優劣を付けるべきではない
●意義として
 →イラクの安定=中東ラインの原油価格・産油の安定に繋がる。産油国ではない日本
  は、原油確保先をひとつでも疎かにしては成り立たない。
●能力として
 →NGO他、非武装/非政府の復興組織がイラク入りするには、まだ危険な状態。
  治安維持・安全確保が不十分だからといって復興支援を蔑ろにするわけにはいか
  ないので、現地の物資を買い漁らず(=物資が不足していると想定して、現地人に
  必要な物資を介入者が消費しない、また、供給が不確かなものを補給の前提にしない)
  自衛しつつ活動できるのは、現時点では自衛隊のみ(日本が出せるのが)。
●実地訓練及び今後のため
 →自衛隊(特に陸自)は「外征型」ではなく、日本国内を移動して外敵に対応する
  組織(内線型?)。しかし、今後日本国外で活動する機会が増えていくのは避けられず、
  そうなった場合に、補給を考慮に入れて行動計画を立てたり、また、日本と異なる文化
  風習の「外国人」と接して、ここから「協力」を引き出したり、最終目的としては、
  「日本と接した人々が、日本に好意を持ってくれるようにする」という成果に繋げなければ
  ならない。
  今回のイラク派遣は、そうした「計画立案と遂行」「現地人慰撫」などの方法論の確立
  と獲得、問題点解決の実地演習、今後の同様のケースに対応するための「教訓」の
  獲得などに大きな利益があった(自衛隊の能力向上)。

  自衛隊は元々確かに本来業務ではない「災害派遣」で、日本国内での「災害救助
  活動」などをしてきているが、それは「日本人向け」のもの。災害派遣で培われた技術
  ノウハウは、日本人の文化を礎に、日本国内の補給線で発揮できるようにしかなされ
  ていない。
  今後、日本が国連常任理事国などの重要な責任を担う立場に立つことになるのであれ
  ば、「金だけ出して人手を出さない」では許されないし信任も得られない。
  人を出すというときに、非武装のシビリアンを各個投入して、片っ端から殺されてしまう
  ようなケースも困る。
  困窮している日本人ではない人々を慰撫し、その信頼を獲得し、最終的には、「日本
  に対して好意を持って貰おう」という目的に達するための方法論獲得の非常に大きな
  機会として、今回のイラク派遣は必要であったし、評価している。


  ゴラン高原、東ティモール、バンダアチェにも自衛隊は展開しているが、これらとイラク
  を単純比較できないにしても、それぞれのノウハウの蓄積がなかったらうまくはいかな
  かったと思う。そういう視点から言えば、自衛隊のイラク派遣は「必要だった」と見ていい。


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