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社会福祉と少子化問題

82イカフライ:2005/03/22(火) 17:32:29
>>80
>恋愛において、女の方が圧倒的に有利なのに、なぜ結婚しない?いやそれどころか、なぜ彼氏すらいないんだ?・・・・てな感じで。

あのさ、こういうこと言う男性ってよくいるけれど、別に女だってだけで恋愛面において有利、ってことないのじゃないかなあ? そりゃ、即物的にセックスするだけ、なら女のほうが有利かもしれないけれど。
 喪女はさ、別にセックスだけがしたいわけじゃなくて、まず恋がしたいし、愛されたいんだけなのに。
「ブスに告られて迷惑」なのわ、わかるけど-。(ああ、青春のトラウマが)
有利なのは性別を問わず「もてる側」が有利なんだよ、これは永遠の階級闘争(笑)なんだから。

 と、まあこれはおいておいて。

 負け犬にせよ、オニババにせよ、別に独身女性を揶揄したり非難したりする意図でかかれたわけではないんですよね。マスコミがそうして売っているだけで。

 昨今はいきすぎて叩かれがちのフェミニズムですが、かつて家父長制のもとで女性が虐げられていたのは事実です。
「嫁」というのは、男の家のために奉仕する存在、それこそ子供を産む道具であり、角のない牛(家畜と同等の存在)であり、ウトトメに服従し、老後は下の世話をし、けれど、権利(相続権)が与えられるのは、夫である長男であって「嫁」ではなかった。
 そうなれば、夫の浮気にも暴力にも耐え忍ぶしかなかった。
 そういった女性たちを解放する為には、経済的自立や社会的権利は必要であったし、また、それによって救済された女性(間接的には男性も)を多かったのは、フェミニズムの功績として認めて良いと思います。

 ただ、経済的自立を手に入れる、というのは言い換えれば男女問わず企業人になる、ということ(フリーの職業でも)でもあります。
 24時間働けますか、残業休日出勤当たり前、急な出張も転勤もなんのその。そういった企業戦士が日本の高度成長を支えてきたことは確かですが、こんな風に働いていたら産休なんて取れるわけない。

 結局、男性から(というより、家父長制度ならの抑圧から)の解放を手に入れたかわりに、「中性の働き手」にならざるを得なくなっている、というのが、今の女性、特に高学歴でキャリアのある女性のジレンマなのではないでしょうか?


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