したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

占領軍の性犯罪に被占領国はどう対処しましょうか

199ヤスツ </b><font color=#800000>(CnaUXqoo)</font><b>:2003/11/15(土) 15:55
というわけで、ご無沙汰していたレスの続きから。遅くなりましてすみません。

>>189
>売買春によって生まれた娼婦の子供を偏見なく受け容れる世界はある?

過去にはあったみたいですよ。
これは、「売買春」の定義や、「娼婦の社会的地位」にもよると思うので、一概には言えませんが。
「売買春」及びそれに従事する職人/職業人としての「娼婦」の地位が低く設定されるようになったのは、キリスト教あたりの一神教の蔓延に伴う一種の信仰なのでは、と思われます。

売買春は、「貨幣かそれに類する兌換通貨の流通」があって、そこで初めて「春を売る」という認識がされる、というのは武蔵氏の説だったかと思います。
もっとも、「物々交換の時代」であっても、交換する「商品」として自分(または自分の保有する女性の)身体を売る(奴隷的なものから、サービスのみに至るまで)はあり得るので、売買春はもっと古くからあった、というのが私の見解です。
で、売買春というものの性格と需要は、あらゆる階層に対して存在しただろう、と。高貴な身分であろうと、低所得層であろうと。なにせ、人間の身体が欲する本能を埋める商売ですので。
だとすると、高貴な層向けの「娼婦(高級娼婦)」や低層向け娼婦など、さまざまな形態の娼婦が存在し得た。
とすると、「売買春=卑しい」「娼婦=卑しい」が、必ずしも繋がらなくなってくる。
そうすると、「売買春=娼婦」の子供にも「卑しい子供」という認識が付いてこないケースが多々ある、と。

ただしこれは「過去にそういう時代があった」「そういうケースもあった」が、現代人の多くはそう思ってはいないのかもしれない、という結論に繋げることもできてしまいます。
売買春、娼婦が「卑しい」と思われているから、その子供も汚らわしいと思われるわけでして、売買春、娼婦に対して偏見がないか少ない地域・環境では、もちろん子供にはその偏見も繋がっていかない、と。

>純潔・貞操の観念
その観念は、確かに家父長制の中で育ったものかもしれません。もっと言うと、「(財産・名誉・地位の継承者である)嫡子の重要性」が強く認識される社会では、より「誰の子か?」が重視されるのでは?
逆に言えば、「財産・名誉・地位」の継承と無縁な世界では、その子供が誰の子供か? というのは、あまり重要ではなかった、といえますね。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板