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相手の意志を変える方法として、強制以外に有効な手段はあるか?
18
:
ヤスツ
◆0lcRIkF0ks
:2006/03/19(日) 20:42:27
>>17
その概念を平易に解説できるか、解説しなくても誰もが無意識に実行できる(または実行できるように促された人間が、それを複雑な理論を理解しなくても実行できる)ようでなければ、その理論こそは画餅なのだと思いますよ。
多くの優秀な、そして先鋭的かつ理想的な理論が、実現に向かわない最大の理由はそうした理論の存在をプレゼンテーションすることではなく、理論が実現可能であることを体現した上で、それらへの共感と実働を促すことができない点にあると思っています。
そうした理論を整理する事そのものを否定するわけではありませんが、理論の存在を意識しない人が理論に準じた動きをするようにならなければ、そうした理論は「こんなこといいな、できたらいいな」というのび太理論の上を行くものではないように思います。
それらの理論が「人が無意識に取る行動を説明するもの」であれば意義はありますが、「こうなったらいいな」という理想を理論化したものではないことを祈ります。
中葉さんのミーム・マネジメントについては、「そうした行動や理論を進めている人がいる」という「理論の存在」のアピールは繰り返されてきましたが、それが現実に援用できるという証明や実例は中葉さんが現れてこのかた示されたことがなかったので、「マクロに適用できたらいいな」的のびた理論のひとつとして捉えてきました。
私が希求するのは「小学生と幼稚園児の姉弟の喧嘩」も、「掲示板内での反戦平和論者と現実論者の対立」も、「左翼と右翼の理論的対立」も、「民族主義的国家間の対立」も、概ね同様の利害対立として解析・説明できて、さらにそれの解決を促せるもの、ですね。
なぜ、そのように本来は構成要素が大きくことなるはずの超ミクロから超マクロの対立に対して同一の解決方法がありうるのではと夢見ているのかと言いますと、対立の多くは結構フラクタルな要素を持っているなあ、という所感に基づきます。
「なぜ対立するのか」
「どのように対立を妥協するか」
「対立を妥協できないのはどうした理由か」
「妥協できずに暴発した対立はどのような収束を迎えるか」
ミクロでもマクロでも目に付く要素があるということは、国家間の対立を解決する方法のもっとも原初的な方程式は、幼稚園児と小学生の姉弟の喧嘩も、思想的に対立するネット論客の議論も仲裁妥結できる可能性を持っていなければむしろおかしいはずなんです。
これらの実例事例は山ほどあり、それらを見れば見るほど「対立が暴発に至ることを、完全に抑止する方法」は勢力の均衡ではなく「極端な偏衡」でなければあり得ないという結論も出ています。
言うなれば、「実力が拮抗したもの同士の対等な友好」よりも、「実力がかけ離れすぎているもの同士の、従属的友好」のほうが安定している=安全保障/平和は得られるはずなのだが、反戦平和論者ほどそういう勢力均衡ではない安定を嫌うんですよね。
そのあたり、わからんなあ、とも思ったり。
なので、ミーム・マネジメントについても私の小学生と幼稚園児の姪甥に自覚または無自覚に援用して、その姉弟喧嘩を仲裁できれば、よりマクロへの援用も可能だなあ、と思う次第です。
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