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反戦議論のための本棚〜最近の購入本/読了本は?

42ヤスツ </b><font color=#800000>(RqRGbk8w)</font><b>:2003/10/12(日) 07:30
今週の国際派日本人養成講座は、
「ランドパワー(大陸国家)とシーパワー(海洋国家)」でした。
以下、一部抜粋。
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■1.ランドパワー(大陸国家)とシーパワー(海洋国家)■

 世界の国々はランドパワー(大陸国家)とシーパワー(海洋
国家)に大別できる。この視点から地球史を眺めてみると、今
まで見えなかった側面が浮かんでくる。

 たとえば、米ソ冷戦は資本主義と共産主義の対立ではなく、
ユーラシア大陸のほとんどを占めた史上最大のランドパワー・
ソ連と、世界の貿易を支配するシーパワー・アメリカの対決だ
った。その最前線がユーラシア大陸のリムランド(外縁部)で
ある。リムランドはランドパワーとシーパワーが対峙する最前
線。東西ヨーロッパ、南北ベトナム、北朝鮮・韓国の間で冷戦
や熱戦が展開され、さらにその外側では、日本やイギリスがシ
ーパワー・アメリカの補給基地となった。アメリカの「封じ込
め政策」とは、まさにソ連をユーラシア大陸に封じ込めること
を狙いとしていた。

 ソ連が崩壊すると新たなランドパワーとして台頭してきたの
が、中国、イラク・イランなどのイスラム勢力、さらに独仏を
中核とするEUである。アメリカはイギリス、日本、台湾、オ
ーストラリアなどのシーパワー諸国を率いて対抗しようとする。

 今後の外交や防衛戦略を考える上で、シーパワー対ランドパ
ワーという視点は、西洋と東洋、ヨーロッパとアジアなどの地
理的区分よりは、より深い意味を持つと考えられる。この視点
から地球史を捉え直し、今後の我が国の進むべき道を説いたの
が、江田島孔明氏の「環太平洋連合」である。[1]

■2.それぞれの性格■

 ランドパワー(大陸国家)の代表は、古代ペルシャや元、近
代ではナチス・ドイツ、ソビエト・ロシア、中国の華北政権
(清、中華人民共和国)などである。主に大陸内部や半島部を
故郷とし、海から切り離された過酷な自然環境の中で、異民族
との生存競争を戦い抜く過程で、内には土着的、閉鎖的、専制
的となり、外には狡猾、残忍、獰猛さを身につけた。ユダヤ人
ホロコースト、ロシア革命、文化大革命など、歴史上の大流血
事件はランドパワーが引き起こしている。共産主義国はほとん
どがランドパワーである。

 ランドパワーは土地に執着し、さらに遮るもののない陸上で
他民族から身を守るために、少しでも国境線を遠くに広げよう
とする生存本能を持つ。そのために侵略的になりやすい。

 シーパワー(海洋国家)は、大陸の外縁部、島嶼部を生存圏
とし、土地所有よりも交易を重視する。古代ギリシャ、中国の
華中・華南政権(宋、明)、ベネツィア[a]、近代のオランダ
[b]、イギリス、アメリカなどがその代表である。海上交易を
生業とする所から、開明的、先進的、合理的、かつ自由主義・
個人主義的な性格を身につけている。交易は相互依存関係であ
るから、外交においても協調・同盟関係を志向する。ただしシ
ーパワー同士で海上の覇権を争うこともある。資本主義国は、
ほとんどがシーパワーである。


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