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「α」についてはここで語ってください
392
:
ヤッス
:2004/08/19(木) 10:14
>>389
目的のために手段は選ばない【ということではない】、ということでOKだ。
んじゃ、質問に答えてみよう。
南アについては、一般的には「白人(オランダ人)の権益を守るために、黒人(現地人)を抑圧し機会を奪う」
という認識でええのかな?
ホントに個人的な話をするならば、その権利の回復のための努力は、国際社会の圧力によってではなく、
マンデラ氏他の現地の黒人自身の努力で勝ち取られるべきだろうと思うし、そのことについて国際社会が
手や口を出すのは、それが善意によるものであっても【内政干渉】を正当化しているという自覚は持つべき
だと思っとるよ。
これは、その他のどんな制裁処置についても言えることだけどね。
現在の国際社会では、国内の政策については基本的に国境を越えたら干渉できない、内政不干渉を原則
としてるはず。だから、失政や悪政でその地域内の国民ががばがば死んでも、そこに明確な統治者が
いる限りは、他国は干渉できない。これはまあ建前論なんだろうけど。
そうすると、南アがアパルトヘイト政策を南ア以外の国にも輸出しようとしたならともかく、南ア国内の政策
として行っていたとするなら、果たして国際社会が内政干渉/制裁処置を取ったのは本当に許されたのかな?
と疑問に思うことはかなりある。
まあ、実際には干渉したし制裁したわけで、南アの野党勢力による政権奪取に、外国が手を貸した結果、
政権が替わった南アが自ら国策を変えた、という名目になってるんだろうけどさ。
・内政干渉は絶対に許されない →これを第一義に尊重するなら「許されない」
・自分が内政干渉を受けることを甘受する →それでもいいっていうなら「許される」
俺は「国民主権」「主権域内(国境の内側)に対する内政不干渉」は絶対だと思ってるので、
それを優先すると「例え善意の所行であっても、国際社会の制裁は許されなかった」という結論になるね。
しかし、内政干渉の受け入れって無制限にしていいもんなのかな。
また、受け入れの基準ってなんだろう。そういう話を棚上げにして「特例を許す」って言っちゃっていいのかな、という疑問はある。
この場合、「内政(アパルトヘイト政策)より、国際社会の合意のほうが上位」っていう考えが正当化されてるから、制裁は正義
ってことになってるわけだよな。
「人種差別は悪=α」なわけか。でも、そうすると、南アは「人種差別は悪ではない」と考えていたわけで、
南ア政府はαに反しているか、αを準拠していなかった。
その相手に対して、「圧力をかけてαを守らせた」という強制行為をしたわけだな。
南アが自浄的そうしたならともかく、「外からそうさせた」ってのは本当に正しかったのかなあ。
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