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146
:
ぼーん
:2003/08/19(火) 15:56
共産主義アレルギーとは、私的所有権神話の裏返しに過ぎません。
避けて通れるものではないのです。
共産主義は、現実の社会が利害の対立である(資本家と労働者の利害の対立である)ことを喝破
しましたが、その解決方法として「単一階級の実現」を掲げました。これは、問題の解決というより、
問題の回避なわけです。
結果的に、共産主義社会における既得権層が、「我々は単一階級である」という神話によって、
実際には利害対立があるはずの人たちを抑えつけていたわけです。
原始的な資本主義社会における持てる者が、自由競争理論によって「資本家と労働者の利害の調和」
を説き、資本家と労働者の間の実際の利害を覆い隠そうとしました。
(自由競争理論の大前提が、私的所有権です。)
共産主義社会における持てる者が、「すべて労働者階級である」という単一の階級という神話によって、
実際上の利害対立を覆い隠そうとしました。これらは、まったく同じ構造を持っています。
同じように言うならば。
現代の資本主義社会は、自由競争理論+自発的善行によって、持てる者と持たざる者の間の利害を
覆い隠そうとしています。ある種のボランティア賛美論をはじめ、私的所有権論を批判せずに問題を解
決しようとする志向を持った様々なアイデアが出されるのも、無理のない話です。
(資本家が自らボランティアや寄付を実践しながら賞賛したり謙遜したりしますよね。あれも興味深い現象です。)
私的所有権神話の延命を図る人たちは、共産主義アレルギーすらも利用するでしょう。
私たちはそれに対抗できる論理的な言葉を紡いでいく必要があるのです。
# そして、それは可能です。私的所有権の理論の根拠のなさは、既に証明済み、と言っていいでしょう。
様々な政策論を、その上に置いていくことが必要でしょう。
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