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134
:
ぼーん
:2003/08/16(土) 11:08
>>132
戦争の原因が貧困であることは、むしろ少ないんじゃないかと思います。
最近戦争を起こしている国、参加している国は、アメリカ、イギリス、といった面々。
かなりさかのぼるとイラクのクウェート侵攻とかありますけど。
あれも、「貧困が原因」というものとは違う。貧困国は、実際には戦争する元気もない。
内戦やテロの原因にはなりえますけどね。
しかし、内戦とても、貧困は第一義的な原因だといいがたい。
たとえば、シエラレオネの内戦にしたって、内戦状態を放置した方が安くダイヤモンドを買い付けることができるし、
だからこそ、介入しようともしない。利害関心から先進国の介入がないことを知っているから、
ゲリラも恐怖政治をしけるわけです。先進国は黙認し、現地のゲリラが現地住民の搾取を直接行う。
構図としては、先進国による現地住民搾取をゲリラが「代行している」と言ってもいい。
資本の論理で物事は進んでいきますが、そこに責任を負うべき人が誰なのかが徹底して曖昧にできるシステムがあります。
私たちはダイヤモンドを購入するとき、それがシエラレオネで奴隷労働に従事させられている人が掘ったものであり、
そのために「安く」買うことができている、というようなことを想像しないで済むわけです。だから「永遠の輝き」なんて簡単に言える。
ここでも内戦の原因は、貧困でもあるわけなんですが、その貧困のそのまた原因がある、と言える。
それは、資本主義的な利害関心です。
資本主義的な利害関心は、私たちの発展の原動力でもありますが、そこには倫理の枷ははめられておりません。
奴隷労働から得る利益も、新しい技術開発から得る利益も、同じように利益をもたらします。
枷のはめられていない資本主義的な利害関心にとっては、どちらの利益でもかまわないわけです。
私たちの考えるべきは、資本主義的な利害関心に倫理の枷をはめること。
その方法は、やはり1つには、資本主義的な世界、経済の動きが、どのような現象を引き起こしているかを明らかにすること。
そこで引き起こされている現象を倫理的に評価すること。こうした作業がなされることが必要条件でしょう。
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