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カミトロニクスに関しての議論

37携帯電話:2011/12/03(土) 00:35:13
だが実際にはCarrier IQの説明以上に細かいデータの収集が秘密裏に送受信され、さらに対応デバイスの範囲が当初は対象外だとみられていたiPhoneにまで拡大したことで、影響範囲が実際にはかなり広いのではないかとみられるようになった。まずデータ収集方法については、送受信したテキストメッセージ、検索クエリー、写真、動画や音声まで、携帯上でやり取りされているほとんどのデータが対象になっているとみられる。Carrier IQではテキストデータ等の送受信はアプリやOSが正しく動作しているかを確認するためであり、ユーザー自身の挙動やその送受信内容の詳細には踏み込んでいないとしている。だがEckhart氏の解析によれば、例えばWeb検索でHTTPS通信を使って検索クエリーを確認したところ、そのデータがそのままCarrier IQに送信されていることが確認できたという。HTTPSは対応するサーバとクライアントの間で秘匿通信を行う技術であり、本来であれば第三者には傍受されない。それにも関わらずデータが丸見えであることから、Carrier IQがrootkitのように秘密裏にOSの深いレベルに食い込んで動作していることがうかがえる。またユーザーが押したボタンの履歴もリアルタイムで取得されており、例えばボタンを押して通話先電話番号を入力する場合、「発信」ボタンを押す前にすべての押したボタンの内容のサーバへの送信がすでに完了している状態だという。間違えた番号の入力の訂正も含めてすべてリアルタイムで把握されているほどだ。

そして影響範囲の問題だ。今回槍玉に挙がったのはHTCの端末だが、このソフトウェアはHTCが組み込んで出荷したということになる。だがWall Street Journalのレポートによれば、HTC自身はCarrier IQの顧客ではなく、一部携帯キャリア側からの要請でソフトウェアの組み込んで出荷していたという。Appleは以前まで利用していたものの、すでに使用を停止しており、Nokiaについてはこれまで利用したことはないとしている。GoogleもまたCarrier IQとは関係がないとしており、すべては個々の携帯キャリアや端末メーカーの判断に委ねられているようだ。一方でHTCが説明しているように、AT&T、Sprint、T-Mobileの大手3社はCarrier IQを組み込んで出荷するよう端末メーカーに要請しており、ソフトウェアの利用は携帯キャリア側の要望であることがわかる。

Appleについては上記のように以前のバージョンまで利用していた形跡があるようだが、それはThe Vergeが確認したと報じている。同誌はiOS 3.1.3のバージョンまで同ソフトウェアが取得したデータをサーバへ送信するためのリファレンスが存在していたことを確認しているとしているが、後にiOS 5を含むすべてのバージョンに存在する機能であったことが判明したと発表した。だがAppleが指摘するように、機能の痕跡こそあるものの、すでに現行バージョンでは機能が無効化されており、実際にデータが送信されることは"ほぼ"ないようだ。機能が完全に遮断されたわけではないこと、もしユーザーが意図的に機能を停止させる場合の設定方法についてはComputerworldが手順を紹介している。具体的には設定項目でDiagnosticsモードの機能を切ればいい。

まだリアルタイムで展開中の話題であり、今後どのような展開を見せるかは不明だが、すでに騒ぎが大きくなってしまい、政府機関や政治家らも動いてしまっていることもあり、おそらく「問題ない」で済ますことはできないだろう。今回Eckhart氏が具体的な収集データの概要を示したことで多くのユーザーの目に触れることになり、携帯キャリアがこうしたモニタリングツールを導入することに拒否感を示すことになるはずだ。最終的に大幅に機能を縮小したツールを導入する、あるいは取り除かなければならなくなる可能性がある。そして、今後Carrier IQのビジネスの行方や携帯キャリアらがどのような代替手段を用意してデータ収集を行っていくのかに注目が集まることになる。もし新たな動きがあった場合は、追ってレポートしていく予定だ。


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