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3.11以降の世界と現代文明のゆくえ
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:
藤原肇
:2012/08/10(金) 22:20:21
今朝は飯山さんとお喋りで過ごしたが、彼が読んだ七月二十三日の「霧島神宮かがり火コンサート」についての記事で、丸山先生のパッソ・オスティナートや古層について話題にしたが、その件を彼は早速ブロッグに書いたので参考までに貼り付ける。
たたかう老人! 飯山一郎の ハッタリなしの 口演会場 . .
☆ て げ て げ ( 大 概 大 概 ) ☆彡
『てげてげ』 の目次 直近の『てげてげ』
「てげてげ」は薩摩弁。意味は「適当、大雑把、いい加減、アバウト.」
◆2012/08/10(金) 霧島での優雅な雑談のひととき
おとといから鷲は霧島に来ている。
霧島には藤原肇先生が長期滞在しておられて、読書三昧の日々だ。
孫崎享の『戦後史の正体』も、藤原肇先生から「早く読みなさい!」と
一ヶ月以上前、発売前にいただいたので、鷲は熟読したワケ。
藤原肇先生と鷲は、きょうは早朝から「師弟水入らず」で語り合った。
今朝、藤原先生は丸山眞男のことを結構持ち上げておられた。
これに鷲は食ってかかった…。 (笑)
たしかに丸山眞男は戦後日本における最高の知性と言えるが、それは
日本一国のなかでの話で、「アジアから日本をみる」という視点が丸山
にはなかった…、と。
で、丸山眞男は、結局、『脱亜入欧』の権化・福沢諭吉を礼賛して終る…。
丸山眞男にして、「アジアという視点」がない「島国の学問」だった…、と。
鷲の丸山眞男批判を、藤原先生は微笑を浮かべながら聞いておられた。
充分に同意している! というお顔だった。
その表情をみて、鷲も嬉しくなって、先生を昼食にお誘いした…。
霧島。空気がEー。メシがうまい。水も神からの賜物だ。
藤原先生には、この霧島に住んでいただこう!
鷲は本気でそー思っている。
要するに、飯山さんにしてみれば、丸山理論が日本列島に限られ、朝鮮半島やユーラシア大陸にまで及んでいないのが、物足りないということだ。
それは東大法学部の伝統からして当然であり、荻生徂徠で儒教の古学に及んでいるとはいえ、ある意味では日本的なタコ壷理論だし、伝統的なドイツ派の学問の系譜からしてそれは仕方がないことだ。
私は丸山先生の政治思想史の果たした役割が、日本を支配していた学問に亀裂を与えた点で、大いに評価して敬意をささげている。
だが、本居妄想を有難がる小林秀雄やワグナーに関して、丸山先生が筆を進めるときにはそこから先は、読むだけ時間の無駄だと考え本を伏せてきた。
第一、『古事記』は平安末期から鎌倉初期に書かれた偽書であり、「史記」にしても司馬遷が書いた歴史物語に過ぎない。
書かれた歴史書と称するものは、総てでっち上げに過ぎないし、世の中で偽書を作るくらい遊び心のある暇人にとって、痛快な知的道楽はないと私は思っている。
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