寺田寅彦は「天災は忘れたころに遣って来る」という名言を残したと言われています。
「気象庁地磁気観測所」は彼が移転先に推薦した筑波の山々に囲まれた村岡に今でも在り、古い建物を使用して地味な観測が行われています。地軸が動いていると言う感覚はなかなかにしてイメージできないが、日本海溝と日本列島の位置関係からする地震と津波の天災に見舞われる運命に日本が在るコトを思い知らされたのが3月11日の東日本大震災です。
津波(TSUNAMI)が国際語になっているのは驚くに値しないが。地震多発の国で、しかも海岸線に接して原子力発電所が造られているという現実には海外の人々は驚くに違いない。福島第一原発事故には、いち早くフランスや米国が敏感な反応をしています。
それにしても「K-19」というソ連の原子力潜水艦事故を題材にした映画が思い出されます。メルトダウンを止めるための決死のリカバリー作業とハリソン・フォードが扮した艦長のリーダーシップが印象に残りました。また副官の“Don't order them captain, ask them.”というコトバが最後に艦長を回心させ、助かると言う史実に沿った米国映画でした。
3月15日現在、事態は未だ進行中ですが、放射能に因る被害が最小限に抑えられるように只々祈ります。