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日本の回天

14桃太郎:2009/09/19(土) 09:10:35
日本人の受け身な姿勢による無反応な態度に愛想をつかして、藤原さんが台湾に帰ってしまうと知るのは見捨てられた感じで残念だが、確かに日本には破棄がないのは事実だから悔しいと思わざるを得ないというのが、正直な感想だといったら良いだろうか。
飯山一郎さんのブロググの中に、「韓国は,どこもここも活況を呈している.街が素晴しく綺麗になっている.ブティックも喫茶店もシャレた装飾で見とれる.みな服装のセンスがいい.人々の顔が輝いている.ホームレスはいない.老若男女,みな張り切っている.(中略) どこにいっても,“民度”が素晴しく向上していることが実感できる.この1年だけでも,経済の活況で莫大な“国富”が蓄積されたはずだ.経済成長力では,韓国は日本を追い抜いた感じがする.私は,日本人として思う. …くやしい! 」と書いてある。
日本の外に一歩出るだけで、現在の日本が如何に閉塞感に支配され、無気力に包まれているかがはっきりと判るということだろう。だから外国に住み慣れた藤原さんには、この無気力さが耐え難く感じるのだろうと思う。選挙が終わって二週間後に日本に戻ってきたのに、内閣が変わったのに肝心なことは何も変わらず、台風が過ぎただけという空気だけという気分を感じて、自転だけで公転がないと思ったのに違いないと思う。
新刊書に関しては、「『さらば暴政』は活字メディアではいつものように黙殺され、書評と呼ぶにあたるものはなしということになり、これまた日本における問題意識の乏しさの再確認でした。」と書いてあるが、確かに書評は見かけない。ブロッグには幾つかの書評が出たが、新聞や雑誌に書評が皆無だった点では、「小泉純一郎と日本の運命」のときと似ている。だがしかし、以前のときは小泉内閣が権勢を振るっていたので妨害もやりたい放題だったが、今回は麻生内閣が自滅同然だったから、妨害する力もなかったと思う。そうなると問題は日本のメディアにあり、自分たちの身の回りだけに関心を持ち、世界の中で日本を捉えるということをしようとしない日本人には、藤原式の大局観や遠近法が馴染まないということかも知れないと思い当たった。要するにタコツボ世界なのだ。そういえば、アマゾンやヤフーの書評も乏しいし、この「日本の回天」のセクションの書き込みにも、回天や革命を論じた発言はなく、誰も自分が革命の主人公の一員だという気迫はない。
この日本の現状の中でそれを感じずに、ゆで蛙になっているのに気がつかないのが、日本人の実態で日本の現実ならば、いたたまれなくなるというのは当たり前と思わざるを得なくなり、それが脱藩という行為の背景を作るものだと理解できるのである。


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