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日本の回天

1藤原肇:2009/08/31(月) 13:33:44
幸運にも『さらば暴政』が衆議院選挙に重なったことで、デタラメ政治が支配していた自公政治の破産宣告が出来て、自民党の壊滅的な敗北と公明党の没落が実現した。
この吉報を旅の途中のシンガポールで知ることになったが、中文の『連合総報』は「日本変天」と見出しに書いたし、「Strates TTimes」はLandslide Victoryなる見出しで、世紀の大変化について報じていた。
数年前に出したが売れなくて断裁されたが、正慶さんとの共著『Japan Revolution』のオリジナルな題名が、『日本回天の時代』だったことを思って、この瞬間を共に味わえなかったとはいえ、明日はアルプスの地で地球を眺め渡すことになるので、そこで正慶さんの冥福を祈ることにしたい。

124千々松 健:2011/04/05(火) 11:53:50
ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾では日本が唯一の被爆国にされました。そして、先進国が諦めたプルサーマル型原発を日本が最後まで頑張ってしまい、今回のフクシマ第一原発事故で結局は被曝国になってしまったのです。さらに放射性物質による大気・土壌汚染と海洋汚染の加害者(国)にもなってしまった訳です。

大局的に観ると、極東の島国に住む日本人が核開発のモルモットの役割をになったというコトになるのでしょう。世界史の中では「実験室として得がたい場所であった。」と記録されるのでしょうか。
・・・悲しいかな日本列島、悲し過ぎる日本人。

125T.N.:2011/06/03(金) 03:26:11
 6月2日、菅内閣に対する不信任案が衆議院で否決されました。直前に、東日本大震災や福島原発事故への対応
のめどがついた時点での辞任を、菅首相が示唆したためのようですが、期限の切られていない約束に有効性がある
とも思えません。早くも菅氏は少なくとも来年までの続投を言い出しており、新たな政権が作られても精々1年数ヶ月
の短期政権となります。まともな改革は不可能でしょう。そうこうするうちに、消費税を2015年度までに10%に
上げるという話が出てきた(将来的には20%)。これで経済規模が縮小を始めたら、どうなるのですかね。

126千々松 健:2011/06/13(月) 20:43:31
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を初めて指揮した佐渡裕のショスタコーヴィチ交響曲第五番「革命」のリハーサルと本番の一部をNHKBSプレミアムとBS朝日がたまたま連夜で放映していたので視聴した。ヴァイオリンの樫本大進がコンマスにいてやりやすかったと思うが、団員の技量を信頼して、それを思いっきり引き出し素晴らしいハーモニーになっていた。
そして、リハーサルの最初の10分間が大切なコトも知った。指揮者たるリーダーの「クオリア」とコミュニケーション力が問われる大切な時間である。国の指揮者たる総理とカサネて考えて仕舞うのは私だけであろうか?

127T.N.:2011/08/31(水) 00:10:49
 政権交代2年で3人目の総理大臣。聖域無き見直しの対象が、国の予算からマニフェストに移り、結局
増税だけが残りそうです。

128島津:2011/09/15(木) 22:48:14
昨日9月14日(水)付けの飯山一郎さんのサイト(http://grnba.com/iiyama/index.html#ws0914)で取り上げられたこともあるのか、藤原さんによる警世の書「さらば、暴政」(清流出版)が再び脚光を浴びているようです。

さらば、暴政―自民党政権 負の系譜  藤原 肇 (著)
9月15日付け本の売上ランキングで353位にランクインしました。前日は同ランキング内89,679位でした。
上昇率ランキング5位獲得! 掲載24時間前より売上が25,304%アップしました。

http://jyousyou.info/%e3%81%95%e3%82%89%e3%81%b0%e3%80%81%e6%9a%b4%e6%94%bf%e2%80%95%e8%87%aa%e6%b0%91%e5%85%9a%e6%94%bf%e6%a8%a9-%e8%b2%a0%e3%81%ae%e7%b3%bb%e8%ad%9c

これは2年前の「回天」が一過性にならないための戒めとなり、且つ(回天)軸を立て直す絶好の機会となるでしょう。

129千々松 健:2011/09/16(金) 18:32:12
「クマのプーさん」の「pole」「Pole」の話が面白い。「棒」と「北極」の話になるから、回転(回天)をするための軸が何処を向くかが重要なコトになる。運動会の季節ですが、最近は「棒倒し」の競技種目は減っているようです。経営と言う字の由来はこれから建てようとする家屋の土地に真ん中に棒を立て、その廻りに四角い線を引くという意味らしいし、「棒」は大切であり、楕円形も二つの棒を立てて、それらから引ける線分で描かれるのですから、翻って「回天」も真円ではなく楕円形があり得そうですね。

130朝香隆彦:2011/09/16(金) 19:51:43
「楕円」と言えば藤原博士と"故"小室博士の共著『脱ニッポン型思考のすすめ』(ダイヤモンド社)の最後の部分が思い起こされますね。
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/library/komuro/komuro5.html


藤原 だから、ハードウエアや制度としての日本は潰れてもいいし、こなごなになって原子化してもかまわないけど、日本人としての誇りと未来への希望に結びついた世代から世代への連帯感を継承する日本人の血の流れは、ここで根絶にしてしまってはいけないと思うんです。現在のような状況が続いていけば、遅かれ早かれ行きつくところまで行って、一定の短い期間にわたって全体主義が猛威をふるい、言論の自由もヘチマもなくなり、国民のほとんどが餓死したり絞め殺されることになるかもしれない。しかし、そういった民族の試練を乗り越えて、新しい時代に新しい理念で新しい日本を作り直していくだけの力量を持った若い世代を、世界中にバラまいておくことが再生への唯一の道じゃないだろうか。これが未来に対して非常にオプチミスティックであるがゆえに、近い将来の日本に対してペシミスティックな見解をとらざるを得ない、僕の立場なんですよ。

小室 いずれにしても、日本を潰さないためには、現在の日本の危機を生み出している基本的な構造そのものを、根底から解体して新しく作り直すという意味では、アロパシーである革命必至論ですな。

藤原 古代の中国人の表現の仕方を借りるなら、天の命が改まるのであり、一粒の麦も死なずば、の西欧的発想からすると、ことによれば純朴な宗教観かもしれませんよ。末法の世になればなるほど、宗教的な外観を身にまとった世迷いごとが蔓延するし、先刻しゃべったように日本はハレー彗星と同じだということで、一九八六年は久し振りにハレー彗星の接近があるのも奇遇ですよ。

小室 ということは、一九八六年が日本にとって最も明るく輝いて、そのあとには虚しさが残るだけということですな。ホウキ星としての日本はその後いったいどうなるかというと....。

藤原 輪廻はめぐる世の姿ということでしょう。それも煩悩につき動かされて迷いの世界を流転するという意味でね。

小室 しかも、楕円の軌道を描いているのです。そうなると、次に生まれてくる日本の国旗は、楕円の日の丸で描かなければならない。

藤原 それこそソフトウエア時代にふさわしい日本のシンボルです。円は中心が固定しているので敵に狙われやすいけど、エリプソイド曲線は中央集権的ではなく、中心点が常に変化して、状況にソフトに対応していくためにゲリラ戦法にはもってこいだし、政治の東京と経済の大阪といった具合に、日本がバランスのつり合った国として復活するのに最上のシンボルになりますよ。

小室 願わくば楕円であって双曲線でないように。双曲線を描くと太腸系から飛び出して永久に宇宙の孤児になってしまいますから....。

131千々松 健:2011/09/17(土) 10:40:39
ケプラーの法則のとおり太陽系の惑星は「楕円軌道」で太陽を一つの焦点として廻っている訳ですから、楕円が自然であって、真の円は特殊なケースです。
さて、●▲■と経営についてイメージを膨らませてみましょう。と言っても実際の企業や国家のマネジメントの話ではなく、語源的意味の考察のつづきとして、先に観た経営の語源に遡り、縄張りの仕方を種々に変容させてみます。中心に棒を立てて、周りに正方形のカタチで縄を張るとします。一辺を1とすれば縄の長さは4となります。
正方形に内接する円のカタチで縄を張ると円周率π≒3.14となります。正方形の中で出来る最大の二等辺三角形については黄金比の2倍すなわち2Φ≒3.24となります。
▲●■の縄張りの比(面積比)は2:Φ:4ですが、張る縄の長さの比は2Φ:π:4になるのです。幾何学にはこのように縄張り問題から派生して既にπとΦの概念が存在していた訳ですね。
下記を参照下さい。
http://homepage2.nifty.com/thinking-way-8W1H/pythagoras/PP.html

132千々松 健:2011/09/17(土) 23:52:34
「ダ・ビンチ・コードと●▲■の秘密」を見れば直ぐに判るコトですが、
>131の『▲●■の縄張りの比(面積比)は2:Φ:4ですが』は間違いで、2:π:4に訂正します。
さてついでに、国家の経営に於いても、何処に中心軸を置いて、縄の長さをどれだけ採り、どんな形の縄張りにするのかをはっきりさせることが肝要です。また、真円は特殊で難しいので実際的ではなく、自然な楕円をイメージして焦点は二つが適しているでしょう。
二つの焦点ですから場の力により時には卵型になったり、ひょうたん形になったりするかも知れませんが、柔軟に対応するならば、想定内で楕円軌道が描けるに違いないのです。現在の日本の与党のシンボルマークは、まさにそんな意味が込められているのではないでしょうか?

133千々松 健:2011/09/19(月) 13:43:19
茅ヶ崎市の一青年が福島の青年たちを巻き込んで、台湾へ泳いで渡り、東日本大震災への義援金に対して感謝の意を伝えたという明るいニュースが目に入った。海の若者たちへ乾杯!
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E3EBE2E2908DE3EBE2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

134T.N.:2011/09/20(火) 00:20:37
 1980年刊の「日本脱藩のすすめ」に、神田の生まれの江戸っ子の藤原氏が”関西の人間の方が国際感覚は
持っているし、商才も技術も東京よりははるかに上です”、”同じ内容の国際ビジネスのことを喋っても、東京
の人と大阪の人では手応えが違うし、話を聞いている人の目の輝きが比較にならないほど異なっています”と関西
のビジネスマン達に期待している箇所があります。
 また林輝太郎著「相場師スクーリング」には、送られてきた手紙にあった”ほんとうの相場は大阪だ”という意見を、
東京出身の林氏が正しいこととして認め、以下のように書いています。

 ”戦争中のこと、大本営が勝った勝ったと発表すると、東京市場では騰がったが、大阪では騰がらなかった。大阪の
人は負けているのを知っていた、とも言われるが、これは眉つばだとしても、東京はタテマエを表面に出すが大阪はホンネ
を重んじるのはたしかで、取引規制でも、東京は役所の通達を守るが、大阪はあほらしいといって守らない。”

 こういう話を読むと、関西の奥の深さ、悪く言えば得体の知れなさを感じます。日本の回天に東京以外の軸が必要なのは、
多分間違い無いでしょうが、本来第一候補になりそうな大阪の知事が、タレントと官僚の払い下げの回り持ちでは、あまり
期待できないような気もします。

135asa:2011/09/20(火) 17:59:46
日本の歴史を見ると、都は奈良から京都、鎌倉そして江戸へと政治の中心地が移り
そして経済的には、西から東へ発展し、関東から北へと発展し一つの国家が形成されて
きたところがあるのでは無いでしょうか。
大阪は豊臣秀吉が天下統一し、徳川家康が江戸幕府を開いたところから
大阪は経済の中心地として、いわゆる日本のニューヨークとなり、京都に天皇陛下がおられ、
江戸が政治の中心地として、いわゆる日本のワシントンDCとなってバランス良く発展してきた
ところは無いでしょうか。
だとすれば、日本の今後の再生に当たっては、仙台をいわゆる日本のワシントンDC
のような位置づけとして遷都し、大阪は経済の中心地となり、東京には皇居があり、
第2の京都と言う位置づけとなって、再生に繋げることは出来ないものかと考えられる
のですが、藤原先生は如何でございますでしょうか?
仙台は日本の政治の中心地となることで、同時に東日本大震災からの復興ばかりでなく
それが地方分権の象徴にも繋がり、地域経済の活性化を通して、日本経済全体を支えて
行ける様にでもなれば、過疎化や少子高齢化の問題にしても、食糧自給率や再生可能な
自然エネルギーの普及促進と共に、幾らでも雇用拡大を通して経済的には中規模程度の
社会福祉国家となっても、失業や貧困問題を解決を始め、地球規模での環境問題も含めて
全ての問題の解決に繋がり、社会を幾らでも良くすることが出来て、原発の様な物騒なもの
に頼ることも無く、全ての国民がほどほどの豊かさで幸福に暮らせる社会になるのなら、
此れほど喜ばしいことは無いし、国際社会に対して、大いに誇りにすることも出来るのでは
無いかと感じているのですが、如何でしょうか?

136藤原肇:2011/09/26(月) 07:15:17
福島原発が末永く放射能を出し続けるとすれば、仙台には目がないということだし、東京も首都であることは保証の限りではないと考えます。
天気図でも日本列島の図ばかりですが、ユーラシア大陸で見る目を持って眺めれば、日本はどこへ行っても福島の影響範囲に属すので悲しいことです。
地殻の安定している場所として、かつて候補地を私は考えたことがありますが、それを書くと利権屋が土地の買い占めに走るので、知っていても書かないようにしてきました。
それくらい日本は利権漁りが横行している国であり、下手に構想を発表すると利権屋の共犯になってしまうのが残念です。

137asa:2011/09/30(金) 10:56:22
早速ですが、新たな記事を拝見させて頂きました。
記事の最後に書かれている通り、「自らの判断で放射能地獄を葬るためには、
日本列島の原発の完全廃棄が必要であり、未来を不幸や亡国から断絶するために、
果敢な決断が求められているのである。」ことは、正におっしゃる通りのことだと
存じます。
今回の福島原発事故による大量の放射能による被曝の現実を見て、自分はあのノスト
ラダムスの大予言の中での、「空から降ってくる恐怖の大王」あるいは、「空から降る
おまえの幸せを虚しくするもの」と言うものに重なるのでは無いかと感じてしまいました。
そういう意味では、菅総理の思いつきとは言え、浜岡原発の停止要請そのものはある意味で
間違っていないと思うし、それこそ、「原発は無くてもやっていける社会にする」と言う方
向性だけは、民主党としてしっかりと引き継いで国際社会にアピールしても良いところです
が、野田総理は出来なかったのか不思議でならないと感じてしまうところではあります。
日本の将来を考えれば、東京は首都である保証の限りでは無いことは間違い無いし、仙台に
限らず、新たな首都として移転することはあっても、歴史の冒涜では無いとも感じてはおります。
どうせ移転するのなら、関東から北に持って行くのが歴史の流れから言えば自然ではあるものの、
リスク分散と言う観点から言えば、東京や大阪をバックアップ機能として持たせる様なことも有効
かも知れませんが、変な利権屋の共犯になりかね無いことからすれば何とも言えません。
最近になって、天然ガスによる火力発電を進めようとしているのは結構なことではありますが、
これも一時的な気休めでしか無いところでもあり、一層のこと大企業なんかを東京から地方都市に
幾らでも分散させると共に、東京の人口を減少させて地方の経済活性化を通じて、日本経済を支えて
行く様に持っていく方が良いかも知れないのでは無いでしょうか。
それから、自分は東京都民ではありませんが、何と言っても、日本人として少しでも節電に協力して
あげることで、二度と原発再稼動をさせなくても済むようにして行かなければならないのでは無いで
しょうか。
それによって、目先の利益追求のことしか考えないで原発推進しようとしている国家や大企業に幾らでも
背くことになっても構わないし、地球環境にとって此れほど喜ばしいことは無いのでは無いかと思えば、
大いに誇りとすれば良いだけのことでは無いかとさえ感じるところではあります。
TPPにしても、アメリカや財界の言いなりになって手放しで賛成する訳には行かないところですが、
だからと言って反対したところで、国内の農林水産業を始め地域経済の活性化や食糧自給率の向上や
再生可能な自然エネルギーによる太陽光や風力、地熱発電等の普及に繋がらない様にも感じるところは
あることからすれば、大企業に対しては法人実効税率を80%に引き上げた上であれば賛成しても良い
とは思います。
それにより、日本から逃げて行きたければ、「どうぞご勝手に」ということで幾らでも追い出しても構わ
ないし、中には、国内で最低限必要な生産規模や研究開発機能だけを残して、海外に出て行くことがあっ
ても構わないし、それにより頭脳の流出と言うものを逆手に取って、日本人が海外に幾らでも出て行くこ
とがあっても構わないし、逆に海外から外国人を幾らでも受け容れてあげる様にもして、雇用の流動化を
させることにより産業空洞化を回避することさえ出来れば、それで良いと思います。
それにより、国内社会が幾らでも良くすることさえ出来れば遥かに喜ばしいことでもあるし、日本経済は
もう中規模程度に縮小しても、国民一人当たりGDPで世界一を目指して、ただプラス成長を維持出来て
財政健全化と被災地の復興を通して社会福祉国家となれば、国力は低下し弱体化することでひっそりとした
国となっても、近隣諸国に何ら迷惑を掛けることなく存続することさえ出来れば、それが逆の意味で国際社会
から絶大な信頼に繋がることになるのなら、此れほど喜ばしいことは無いし、幾らでも誇りとすることが出来る
のでは無いかと感じるところではあります。

138T.N.:2011/10/13(木) 22:47:39
 NHKのニュースを見たら、いきなり米国と韓国の自由貿易協定(FTA)の話。日本のTPP参加のための宣伝
としか思えない。

>127 増税だけでは済まずに、TPPに参加しそうな雲行き。国民のためになりそうもない政策だけは、本当
に素早い。

139asa:2011/10/15(土) 13:28:27
国民のためになりそうもない政策と言えば、沖縄県の普天間基地問題で移設先の
辺野古についても、地政学的な視点から見ると、問題では無いかと考えられるの
ですが、藤原先生は如何お考えでございますでしょうか?
そもそも、何故、辺野古に移設することを決めたこと自体が根本的に間違いであり、
沖縄県民に対する基地負担を日本全体で分かち合い、アジア全体で
分かち合うことに繋がる方向で考えなくてはならないこととは存じますが。
鳩山総理の時に、嘉手納統合や徳之島等いろいろと出ては反対され、話を
進めることが出来なかったことは何とも残念というより、悲しいとしか
言えません。
自分は埼玉県民ですので、それこそ陸上自衛隊の朝霞駐屯地か航空自衛隊の
入間基地にでも、多少なりとも受け入れ可能であるならば、沖縄県の在日米軍
を受け入れてあげて、少しでも基地負担の軽減に繋がることが出来るのなら、
これに越したことはございませんし、公務員住宅なんか建設するぐらいなら、
遥かに望ましいし、そうでなければその建設資金を、それこそ福島県を始め
被災者の皆様に幾らでも廻してあげることが、本筋では無いかと感じている
ところで、当然の事では無いかと考えられますので。

140藤原肇:2011/10/15(土) 21:26:45
独立国に外国の軍事基地はないというのが私の国家論の基本であり、日本は独立国の資格を持っていないだけでなく、アメリカからは属国扱いもされていないのに、副島君は日本を属国だと決めつけて得意になっているが、日本の実態は属僚に過ぎないことは、間もなく公開される本澤さんとの対談の中ではっきり指摘しています。
『生命知の殿堂』の中に書いておきましたが、還暦を過ぎた人間がするのは総論のレベルであり、各論に関しては若い皆さんにお任せすることにしています。

141asa:2011/10/22(土) 14:48:32
確かに、日本は独立国の資格を持ってはいないだけでなく、アメリカからは
属国扱いもされていないのにも関わらず、日本をアメリカの属国だと勝手に
決め付けてしまっているがために、日本の実態は属僚に過ぎないと、藤原先生
のおっしゃる通りでは無いでしょうか。

だが、これを韓国に当てはめれば、韓国も確かに在韓米軍基地があるために独立
国の資格は持っていないだけでなく、アメリカからは属国扱いもされていないに
も関わらず、アメリカの属国に過ぎないと勝手に決め付けてしまうことに繋がり
ますね。
しかしながら、韓国人からしてみれば、確かに韓国も独立国の資格は持っていな
いところはあるものの、アメリカから属国扱いされているわけではないのだから
アメリカの属国でなんか無いと言われてもおかしくはありませんよね。

北朝鮮については、中国からは属国扱いはされていないし、独立国の資格は持って
いるにも関わらず、中国の属国に過ぎないとでも勝手に決め付けることと同じでは
無いでしょうか。
北朝鮮からしてみれば、独立国の資格は持っているわけだし、中国から属国扱いも
されていないのだから、独立国だと胸を張って言われても全くおかしくはございま
せんよね。
だが、政治的には、金正日を中心とした封建主義的な独裁国家であることに変わり
はありませんし、核兵器も保有しており、拉致問題等もあり、余り胸を張られても
困るし、極めて厄介な国であることもございますが。

だとすれば、日本は独立国の資格は持っていないのだから、独立国だと胸を張って
言えるものでは無いものの、アメリカからは属国扱いもされているわけでは無いと
思えば、アメリカの属国では無いと認識しておけば、ただそれだけで良いのでは
無いでしょうか。

逆に、独立国の資格は持っていないのに独立国になろうとすれば、それこそ日本
が国際社会から袋叩きされて一億総懺悔を繰り返すことになりかね無い危険なも
のだと思えば、アメリカの属国だと思い込むことは個人の勝手ではありますが、
これこそが、日本にとって極めて邪魔な存在でしか無いし、地球全体から見れば
全く、とんだ迷惑な存在でしか無いと言えなくも無い様に思えるのですが?

日本のこれまでの歴史を振り返れば、他国から侵略され占領されたりしたことは
無いものの、逆に世界帝国を作り上げたりすることもしたことも無いのだから、
これはもう致し方無いと思えば、経済成長と国際社会での地位向上を図ることは
しなくても構わないし、逆に、日本はもうひっそりとした国となって、国際社会
での存在感も敢えて喪失することになったとしても、他国にご迷惑をお掛けする
ことなく、皆で富を分け合い、痛みや負担を分かち合い、支え合い、経済的な豊
かさや効率性はもうこれ以上、追い求める必要は無いし、逆に経済格差の小さい
社会福祉国家を目指して、原発に頼ることも無く、幸せで穏やかに暮らすことが
出来る社会に出来れば、地球環境にとっても、此れほど喜ばしいことは無いと胸
を張ることが出来る国として国際社会に示して行ければ良いのでは無いでしょうか。

それが逆の意味で、国際社会から高く評価されることになるのなら、日本人として此れ
ほど誇らしいと思えば、国民一人当たりGDPだけで世界一を目指す程度のプラス成長
を維持することが出来るだけで十分であるし、グローバル競争では、韓国に負けても惜
しくは無いし、国際社会に対しては、喜んで「一人負け」してあげて、幾らでも反面教師
となってあげるだけで、日本の国益に繋がるのなら、それが地球上に存在する全ての国の
国益にも繋がると同時に、地球環境全体に取りましても、此れほど喜ばしいことは無いの
では無いかと、つくづく感じるのですが、如何でしょうか?

142T.N.:2011/11/12(土) 05:00:32
 2011年11月11日、野田首相がTPP交渉参加方針表明。そもそも”バスに乗り遅れるな”は、戦前の
日独伊三国同盟締結前に散々使われた煽り文句で、その結果は言うまでもない。過去、オレンジ、牛肉、
米といった単品の輸入だけでも大問題となってきたのに、TPPはそれらと比較してもあまりにも包括的かつ激烈。
これは貿易ルールの話というより、その国の制度を米国に都合よく改めろというようなもの。こんなものを飲み
込めば、将来何が起きるかわからない。米国が文句なしに世界標準なら、それも一法かもしれないが、経済に
限定しても、世界における米国の地位、日本にとっての米国の重要性が低下しつつあるというのに、こんな制約
が多いものを受け入れるのは、日本にとって著しく不利。これまでの暴政が、かろうじて生活水準の低下という
程度の問題で済んでいたものが、今後は食えるかどうか、医者にかかれるかどうか、最低限の生活が保障される
かどうか(老いも若きも)、といった生死の問題となっていくのではないか。
 タツノコプロのアニメに出てくる架空地名にアメホン国ワシンキョウ市というのがありますが、今の日本にぴったり。

143一読者:2011/11/13(日) 15:39:18
昨年10月頃からわが国のメディアに頻繁に登場するようになったTPPに関する議論。
今年2月3月初旬まで、活発な議論が展開されていたが、3月11日に起こった東日本大震災により、これらTPPに関する議論を目にすることが激減していた。同時に起こった原発事故による放射能汚染のために、第一次産業への甚大な影響への懸念と、逆にそのことがTPP参加への素地になっていくのではと先走って感じていたが、10月になって急に振って沸いたように議論が再燃し、11月に入りこの数日間でTPP交渉参加決定の報に触れた。本日はハワイでの日中首脳会談の内容も伝えられているが、これで完全に、日本は中国と米国の狭間に入ったと感じるしその意味は大きいと考えるのだがどうだろうか。
歴史上、大航海時代と位置づけられるエポックの始まりの原因を考えると、当時の欧州での宗教改革がバックグラウンドにあることは周知のとおりである。西ローマ帝国滅亡後以降の守旧派としてのカトリックと、ルター派・カルヴァン派などの新教の対立を軸として見れば、ポルトガルやスペインといったカトリック勢力をバックにした国が、なぜあの時期に大西洋やインド洋をまたいで新天地を発見し直接・間接的に領有していったのかを考えるのは無駄ではないし、現在起こっていることへの理解の一助になるはずだ。もちろんこれと並んで新教側が世界史的にどういう展開を見せたかも合わせ見るのは当然である。このあたりのことは森静寂さんが立てた別スレッドでも議論ができるとおもう。
今久しぶりに藤原博士の「地球発想の新時代」を読み返している。阪神大震災後に出版され、サイエンス軽視と利権政治の弊害や構造地質学の見地から数々の重要な提言を1995年の段階で明言されているのはさすがだが、さらにサーカン・パシフィックという語を用い、アメリカの政治地図という図式を用いて、アトランティカとパシフィカルという語でアメリカの2大エスタブリッシュメント勢力圏について説明されている。かつて天木直人氏との対談によるアメリカにおけるシカゴの意味についての記事内容と合わせ、特にP151の「太平洋多言語圏構想」はいま読み返すと実に示唆に富んでいると思った。原発問題や金融危機やきな臭い話が飛び交う昨今でそちらも大いに気がかりではあるが、歴史を紐解きながら新しい時代を模索したい。

144asa:2011/11/13(日) 15:56:11
TPP交渉参加については、条件付ながら賛成の立場でもあり、交渉参加
することは決して悪いことでは無いと考えられます。
日本のこれまでの経緯からすれば、韓国と違って、アメリカとの2国間でのFTA
交渉となると、それこそアメリカや財界の言いなりになってしまう恐れは十分に
考えられるところですが、TPP交渉となると、アメリカの都合ばかりでは、決めら
れないし、それにオーストラリアやニュージーランド等の国々の立場も尊重し、その
間に立って、国益を分け合い、共に支え合って行ける方向に持って行かなければ
ならないと思えば、アメリカに従うふりをして交渉に参加できるかどうかと言うこと
が問われているのでは無いでしょうか。
同時に、中国や韓国とのFTAも同時に進めて行くことも大いに結構なことであり、
アメリカ国内も貧困や格差問題から、経済成長も期待出来ず、財政赤字等の問題も
日本と代わらない状況でもあることに配慮してあげれば、アジアの中で中国の存在感
が強まって行くことに懸念を抱くのは、日本にとっても同じでは無いでしょうか。
韓国にとっても中国にとっても同じ様な状況になりつつあるところも察するところですが。

だとすれば、「脱ニッポン型思考のすすめ」と言う中でありました通り、アメリカに対する
国益の半分を中国や韓国に譲ってあげることで、共にアメリカ経済を支えて行くと共に
中国に対する国益の半分をアメリカに譲ってあげることで、アメリカと共に中国経済を
支えて行くという外交姿勢で、アメリカと中国を同時に日本の味方にすることに繋げて
行く道こそが、世界第三位の経済大国として進むべきでは無いかとつくづく感じるので
すが。
沖縄の基地問題にしても、くれぐれも中国を刺激する様な物騒なことだけは絶対にしては
ならないし、それこそが、中国と敵対し、アメリカとも敵対することになって、日本だけ
が孤立し、何処かの国の二の舞となる危険性があるところだけは、十分に認識すべきでは
無いかと考えられます。
中国人から見れば、いざとなったら何を仕出かすか分からない国と言う意味からすれば、
日本も北朝鮮と変わり無いと見られてしまうのでは、余りにも悲しいし虚しいばかりか、
それこそ日本とは一切切り離して、かつての亡国とは根本的に断絶して行かなければ
ならないところではあるし、自分は日本人として、そうしなければならないと思っている
のですが、それを嫌がる人達も多く、思わぬところで足を引っ張られたりする人がいると
とんだ迷惑というか、極めて邪魔な存在でしか無い様にも思えて、それこそ、そういう人
達こそ、日本からとっとと出て行けと言いたくもなり、どうせ、日本から出て行っても生き
て行ける分けないし、それこそ変なことをすれば、幾らでも袋叩きにされ、殺されることに
なっても当然の報いでしか無いし、むしろ幾らでも同質化され、ただ大人しく暮らして貰える
ことだけを願えば、それで十分なのでは無いかとつくづく感じます。
自分がもし中国人なら、こういう日本人が逃げて来られて変なことを仕出かしたりした時には
幾らでも反日感情をぶつけて袋叩きにして殺されても、知らないふりをすれば良いだけのこと
だし、特攻隊なら喜んで、どうぞ幾らでも勝手にやって勝手に死んで下さいと申し上げるし、
こんな自分勝手な愛国心があれば、出来て当然のことでは無いかと思います。
どうせなら、尖閣諸島付近で、こっそりとアメリカに通報した上で、蹴散らされてそのまま
知らないふりでもすれば良いだけのことでは無いでしょうか。
日本としても、敢えて知らないふりをすれば良いだけのことだし、これこそがお国のためにも
ならないし、天皇陛下のためにもならないばかりか、逆にとんでもない存在でしか無いと
思えば、日本はもうひっそりとした国となって、近隣諸国にご迷惑をお掛けすることなく、
国際社会への影響も小さくなって、国民一人当たりGDPで世界一を目指すだけの成長率を
維持して、経済格差の小さく、国民全てがそれなりの豊かさで幸せに暮らせる国となって、
皆で日本経済を支え合い、それが国境を越えて、地球上に存在する全ての国々と共に、世界
経済を支え合うと言う絆によって拡大して、国際社会から見直される国となれば、もうそれ
だけで十分では無いかと思うし、これこそが正しくお国のため天皇陛下のためでもあるものと
考え直せば、もうこれだけで十分では無いかと、つくづく感じますが。


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