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意味論
81
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千々松 健
:2010/03/13(土) 15:26:31
無は無限を産み、有は有限に終わる。そして更に、非無・非有であれば空が生まれ、そこには永遠の循環が見られるであろう。
その意味で清水博先生が述べている「生命の贈与循環」は正に無償の価値贈与を意味していると思う。
ギブ&テイクは交換価値から貨幣制度を産むが、無償のギブ&ギブは何ら貨幣を必要としない。それは同じく貨幣を必要としなかった物々交換の世界とも意味は違ってくる。
あくまでも「交換」は価値の双方向への移動であるが、「贈与」は一方向の移転となるからだ。
親から子へ、子から孫へ、それは遺伝子のごとく引き継がれていき、その母親の愛が無償であるように、その過程では何らの対価も求められない。
貨幣(マネー)も言葉もコンピュータも人間を幸福にするための道具でしかない。それらの便利性は認めるとしても、その便利な道具たちが主人となって人間を奴隷化してしまっては本末転倒である。どんなことが起きても人間が主人公でなくてはならないと思う。
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