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意味論

56T.N.:2009/10/28(水) 00:58:21
 「理は利よりも強し」の170頁
「情報を質の面で掘り下げる時でない限り、一般にインテリジェンスの面は看過されがちだ。だが、インテリジェ
ンスはソフトな能力であり、分析と評価を加えて全体の中で位置づけ、どんな条件が意味づけに必要かを考えて、
実践の構想をするプロセス全体を指す。」
この中の”どんな条件が意味づけに必要か”の部分。文脈の中でその言葉が、どういう条件で使われているかは、
省略されていることが多いので、それを読み手自身が補って読まないと、本当の正しい意味が掴めません。>51
で触れた富永仲基はその条件を類別・時代・人としたわけです。

 参考になりそうな例を一つ。クリフォード・ストール著「インターネットはからっぽの洞窟」第2章の話。
1980年代前半、中国の南京に留学したストール氏は、宋明朝時代の天体観測記録を研究している中国人の教授
が、そろばんを使った手作業で計算しているのに呆れ、持ちこんだパソコンで効率を上げてみせようとします。し
かし、計算結果が合わない。中国人教授の指摘でストール氏は、彼が観測者ごとの精度の違いやあやふやな記述ま
でも考慮した複雑なデータ処理方法をあみだしていたことを知ります。本当に大変なのは、データを理解し、それ
をどう利用したらいいかを考え出すことだと悟ることになります。


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