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意味論
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プロジェクトラーニング
:2009/08/07(金) 05:09:14
主観・客観の「観」は認識を、主体・客体の「体」は存在をあらわしています。「行為をなす当のもの」を主観・主体といい、「行為の対象となるもの」を客観・客体といいます。千々松さんのコメント「主体が主観的にも客観的にも見れるわけですし、客体を主観的にも客観的にも見れるわけです。」を正しく言いなおすと、「主体が(主体を)主観的にも客観的にも見れるわけですし、(主体が)客体を主観的にも客観的にも見れるわけです。」となります。その通りです。しかし疑問点はなお氷解しません。ここまでの経緯で私の問題意識は、①客体が主語にくること、②(もちろん「主体が」です)目的語を客観的に見ることの功罪についてです。①は有り得ないでしょう。ですから千々松さんが使っている「客体」は、二人称または三人称の意味のみでしかなく、どこまでいっても「二人称または三人称の主体」です。②について議論したいです。この議論は、経営学ならびに企業の現場には有意な実利があります。特にマーケティングを考える際に示唆に富みます。まず、経営学や企業の現場で「物事を客観的に見ることは大事である」と主張すると、その意図は、人や組織の色眼鏡(すなわち先入観)を外して、市場(顧客の集合)のニーズを、よ〜く見なさい、といったところでしょうか。マーケティングでSTPといえば、Segmentation,Targeting,Positioningですが、例えばお菓子、「25歳前後の都会に住むOLで、会社で小腹がすいたときに、一口ちょっとチョコレート菓子を口に入れたいというニーズ」と(それこそ客観的に)分析していく訳です。ところがです、現実の市場では、キットカットの例はあまりにも有名ですが、「きっと勝つ」「きっと勝とう」とそんな語呂あわせでキットカットはゲンが良いと思われて売れたのです。提供する価値は、商品の機能的な属性や利便性の改善という供給サイドの価値ではなく、その商品が実際に消費者の生活経験において生まれる価値という消費者視点で定義されるべきだという示唆です。このとき担当者は、その商品が生活の中でどのような役割を果たしているのかを知ることが大事となります。デモグラフィック変数で対象市場を分割していくとあたかも客観的に思えますが、それではキットカットのようなことは生まれない。石井淳蔵『ビジネスインサイト』岩波新書によると、なので「対象者となる消費者に棲み込む」必要があると説いています。マイケル・ポランニーを再読する必要がありますが、「目的語を主観的に見ることの意義」はこのあたりにありそうです。千々松さんのコメントが良い刺激となりました。ありがとうございます。
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