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人生における分岐点

74藤原肇:2010/07/22(木) 07:07:27
私は自分がガイアになった立場で検査され、どんな結果が出るかに興味津々だったから、血液検査や腫瘍検査だけではなく、CTスキャンでの観察について関心があり、ほとんどのテストを体験してみた。CTスキャンや超音波検査は実質臓器である、肝臓、腎臓、膵臓、脾臓など詰まった臓器に、がんが移転しているかを調べる装置であり、形態的な情報による検査に使われる。
それに対して最新式のMRI(磁気共鳴映像法)を使う検査は、原子核を一定の磁場の中に置いて、特定の周波数の電磁波を与え、共鳴現象でエネルギーを放出させ、生体組織の機能や化学変化を映像化し、断層図として観察するやり方である。私の場合は腫瘍ががんらしいが、大腸だけで移転はなさそうだから、とりあえずはCTスキャンだけにして、MRI検査はこの時点で行わなかった。
それでも、医学の研究において最先端にあり、新しい分野を開拓している米国で、どんな手順で検査をしているかや、装置の利用への知的好奇心は、自分が患者だという立場を忘れさせた。
生理から病理へと変化するプロセスが、健康管理と診断の基礎である以上は、それに対応できる頭脳の存在こそ、何にも増して重要なものであり、この面で日本の現状はお粗末の極みだ。だから、政治評論家の平野貞夫さんと一緒に、「生理と病理の診断と日本の健康な国づくり」と題して、対談を発表した直後だったことが、大いに好奇心を掻き立てた原因になり、実験台に上る気持ちにしたに相違ない。
fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai100401.html
平野さんは四国の医者の息子だったので、二年ほど医者の勉強をしたのだが、政治の世界で一生を送った人だが、私の本を読んで共鳴したせいで、それがこの対談実現に結びついていた。だが、生理と病理の政治診断を試みの意味で、「さらば暴政」を書いて上梓していたのに、日本のメディアからは完全に黙殺されて、この本には書評がほとんどなかったのは、『小泉純一郎と日本の病理』の時ほど徹底していないが、言論弾圧が関与していたのである。
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