■追伸■
中国を怒らせたとすれば、1980年代のNHKスペシャル「シルクロード」が中国の監視下に置かれたやらせ番組であることを、拙記事『シルクロードの経済人類学』にさらりと書いたことの方が大きかったかもしれません。このあたりは、栗本氏の『シルクロードの経済人類学』や有本氏の『中国はチベットからパンダを盗んだ』にも書いてありますので参照願います。ここで、栗本氏や有本氏の上記の著書と同時に、「ヒマラヤを越える子供たち Escape over the Himalayas」(Maria Blumencron監督)によるドキュメンタリーDVDをお薦めします。
本当なら、今回のグーグルの件は惚けた振りをして、敵の動きを見ていた方が良いと最初は思いましたが、『中国はチベットからパンダを盗んだ』を読んで、「ヒマラヤを越える子供たち Escape over the Himalayas」(Maria Blumencron監督)というDVDの存在を知り、かつブログ名を「教育の原点を考える」としている以上、このまま黙って見過ごすわけにはいかないと思い、敢えて当局とグーグルの関係を書いた次第です。