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最近読んで印象的だった本

256 藤原肇 :2016/03/17(木) 13:06:21
世界に出て仕事をしている時に思うのは、特に相手が知識人の場合には,禅や仏教に関心を持つ人が結構いて、話題が仏教関係になった時に、自分の勉強不足を痛感させられることが多い。だから、鈴木大拙の『禅と日本文化』や、中村元の仏教関係の本の存在が、大いに役に立ったことを思い出す。私が愛読したのは『ヴェーダの思想』だったが、予想外に威力を発揮したのは、『無門関』に出てくる公案のエピソードで、フランスは柔道の愛好者が、日本より多い都いうこともあり、禅に関心を持つ知識人が多い。フランスに留学した時に持って行ったのは、『無門関』、『俳風末摘花』『仏和辞典』の三冊で、この『無門関』が予想以上に役立った。
米国のインテリは禅の公案が好きで、それは『ゲーデル、エッシャー、バッハ』や『タオの自然学』を読めば、公案が続々と出てくるのを見ても、禅を知っていれば有利であり、相手は大抵数学に強いので、日本人のメリットを活用できる。
『ゲーデル、エッシャー、バッハ』と言えば、フランスに留学していた時に、この本の訳者の一人の野崎先生が、グルノーブル大学の数学科の講師で、コンピュータ言語学の研究をしていた。だから、せっせと子供を作っていた自宅で、先生に数学の精神を学んで、ピラミッドを作る時のπについて議論し、宇宙システムから考える私は、「空」で捉える私の無限への理解が、数学者の無限観に対して、全く異なることを理解させられた。その頃の私は雲を眺めた体験で、1+1=2でないと覚って、直観を大事にする幾何人間として、矛盾を嫌う純粋数学には、違和感を強く抱いていた。
当時はゲーテを読み影響され、形態学に関心を持っていたので、ニュートンに好感を持たなかったから、必然的にライプニッツが好きだった。また、数学史では微分法の発見に関して、ニュートンとライプニッツが対立し、ライバル関係として有名であるが、似たようなライバル関係に、クロネッカーとカントールがあり、共にユダヤ人で師弟関係だった。
カントールは集合論を作って、現代数学に強い影響を与えたが、私は現代数学が大嫌いで、古代幾何学が大好きなのは、ピタゴラスやユークリッドの宇宙観に、魅惑され直観を好んだからだ。総てが波動でフーリエ級数に基づき、集合論が誕生しているのに、なぜカントールが嫌いかというと、哲学や数学を始め学問の世界では、ギリシア人の貢献を讃えて、ギリシア文字を使う約束がある。だが、カントールはこの約束を破り、ヘブライ文字を持ち込んで、アレフという汚い表現を使い、数学と学問を汚辱したからである。そのことは同じユダヤ人だが、クロネッカーも指摘して糾弾し、それでカントールは精神を損ない、発狂したと言われているが、ギリシア精神の偉大さについて、エジプトでの船旅で思いを馳せ、野崎昭弘博士との議論の日を回想し、こんな体験も留学のお蔭で、人との出会いは貴重だと思った。


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