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根本・珪水なんでもコーナー

41根本敦史:2005/01/14(金) 01:48
先週末は引越しの手伝いで実家に帰っており、普段は見ることの少ないテレビをつけると、NHK大河ドラマでは、「義経」が始ったようです。そして、心に残ったのが、その色使いです。紫や黄色や黄緑の着物を重ねて着ていたり、清盛は何といっても白が印象的でした。住環境も基調となる木や土の色の温もりが暖かい。その着物に入った紋や袖口に縫われた幾何学模様はその美しさとともに、そこには何らかの意味があるように思えてならないのです。
考えさせられるのは、普段、私達が生活する色環境と何とそのトーンが違うのかということです。昼休みに見上げる空の青さには心は打たれましたが、かたや目線を下けると、そこにあるのは白や灰色や黒やくすんだ水色等を基調としたビル群にオフィス機器、そして、その中を物凄いスピードで無秩序な色を纏い駆け抜ける無秩序な車です。今日の食環境について、どうも体を冷やす陰性の質を見ましたが、今日のこの色環境についても私達の体を冷やす同じ陰性を感じずにいられません。また、駆け抜ける無秩序な車の色は、少々、私達の神経を疲れさせるのかもしれません。
元来、私達の体はどのような色環境に長いことあったのでしょうか。四季の織り成す様々な自然の色が如何にこの都会に少ないか。季節には季節の食品があってそれに法ることが得策であるのと同様に、季節には季節の色があってそれに法るのがやはり得策のように思えてなりません。また、この一日だけを考えてみましても、朝には朝の色があり、昼には昼の色があり、夕方には夕方の色があり、夜には夜の色があります。
今日のこの社会にあって、きっとこの色使いの一工夫が、より健康で喜びに溢れた生活を可能にしてくれるのでは思います。そして、こうして生きていることの喜びを、色をもって、もっと自由に生きる喜びを表現できるよう、なりたいものです。


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