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雑談・議論・質問スレ12

448:2014/05/25(日) 21:34:26
絵本系[日本] (すべてネタばらし)

○ 「ふうこちゃんのたんじょうび」 はるのえみこ作 くろしお出版 
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B5%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%B3-%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%AE-%E3%81%BF%E3%81%88%E3%81%93/dp/4874243088
(以後とりあげる本のほとんどは上記アマゾン頁の
 ”よく一緒に購入されている,,,”この商品を買った人は”に載ってるので記載しない)

作者はるのえみこが実際にした真実告知のときのことを書いた絵本。
一般論だと硬い正論に傾きがちになるけれど(俺のこと)
実体験に基づくこの絵本は、その現場にまさに立ち会ってるような臨場感が伝わってくる。
告知の仕方は「きょうはだいじなはなしをします」みたいな前置きから始まって
けっこうハードランディング。 相手は5歳の女の子のふうこちゃん(実在)。
(以下ネタばらし)
告知を受けたふうこちゃんは、「こころのなかがくるしくなる」。
そして、赤ちゃんがえりをするようになる。
お気に入りのだいだい色の毛布にくるまって、生まれるところを再現するするあかちゃんごっこ
おおきないえ(施設)でおかあさんが自分をみつけてくれるところを再現するおおきないえごっこ

赤ちゃんがえりは、小さな子どもが、くるしい心を賢明に消化しようとするけなげな努力、
ということがひしひしと伝わってくる。
告知の仕方がすこしハードランディング過ぎる気がするけれど、推薦。 
作者自身は、けっしてこれが正しいと主張してない。
後に講演で「告知するのもこっちのエゴ」という発言をして参加者を驚かせたらしい。
(最後に参考URLを貼ります。)

○ 「たからものは なあに」 あいだひさ  偕成社

幼稚園(保育園?)の先生が「いちばんだいじな たからものを もってきてね。 あした おえかき しましょう 」
というところから始まる絵本。
これも作者の(おそらく)実体験を元に書かれた絵本。
(ネタばらし)
この絵本は真実告知の絵本ではない。 
幼稚園(保育園?)の帰りに仲良しの男の子と女の子が、
親から「たからものはこ」を受け取ってみせあいっこする場面が続く。

実は女の子はもう、3歳の誕生日に、手作り絵本を通して「赤ちゃんの家(乳児院)からきた」と知らされている。
絵本は、まんなかでその事を読者に知らせることが一種のどんでん返しになるという構成がされている。
最後
「いちばんのたからものは いま、ママの おひざのうえよ。」 
で終わる。

養子関連の絵本を読ませて、半告知みたいな形をとる、ということもあるようだ。
読み物としてはすこし綺麗につくられ過ぎてる気がしたが、
愛情に溢れてる、というレビューもあって、それはそうだな、と。

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申し訳ないが、俺の病気のことで(おととい「頚部脊椎症」の診断が下った)メールが入った。 
他の本については明日以降(もしくは本日深夜)ということで<(_  _)>


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