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ある体験の・・・回想録6

734N:2014/02/02(日) 17:22:59
質問ばかりだとアンフェアな気もするので
自分の中にあるそれらに近い”疑似離脱記憶”と”疑似映像記憶”について書いてみることにする。

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・疑似体外離脱記憶 
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今までの人生で一度だけキレたことがあるんだが、その記憶を想起するとやや体外離脱に近い画像になる。
いろいろ自分の中を探ってみたが、たぶんそれ一例だけ。

ケンカの記憶で、相手の中の一人が言った言葉に瞬間でキレ、
それを言ったヤツじゃなく目の前にいたヤツの胸ぐらを掴んで引き摺り倒し
馬乗りになって怒鳴り散らした時の記憶だ。(相手が違うんだがキレてしまってるので関係ないw)


それを想起すると、馬乗りになってる自分の背中が映像に入ってる。
俯瞰の眼は背後の壁に阻まれてそれ以上後ろに下がることはできない。

馬乗りになってる相手を想起しようとすると、自分の背中が邪魔になって見えない。
カメラのズームのように自分の頭の中に入って、通常の眼球位置に「視る眼」が戻ると
つまり、普段の視覚の位置に戻れば、
相手の金髪頭とか、シンナーに酔ってもうろうとした「感じ」だけはうすぼんやりと見える。

記憶イメージの鉄則通り、解像度は大変低い。細部はぼやけてる。

ただ部分的には他の細部よりははっきりしてる箇所もあって、解像度にばらつきがある。
ズームは、こちらの意思によって一定の見えないレールの上を滑って寄ったり、引いたりできるが
途中で止めたりはできない。所定の位置に来ると自動的に止まる。

関係ないが、何を怒鳴っていたのかは完全に記憶から抜けてる。
時間が経ったからじゃなく、直後からその内容は、思い出そうとしてもまったく思い出せず空白だった。

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・疑似映像記憶
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これは本当に記憶と呼べるかどうかわからないが、(むしろ「イメージ」といった方がいいのかもしれない)
俺は一時期、熱心に石膏デッサンをしていた(4年くらい)。
イメージとか記憶というのは、細部や周辺がぼやけていて、
部分だけに集中してその細部を見ようとしてもできないのが通常だが、
俺はいくつかの石膏像に関しては、かなり細部まで思い浮かべることができる。
ものすごく集中すれば、目の前に実物がなくても、
その脳内イメージを写生することができる。石膏のかすかな窪みも、光に当たってできる陰の濃淡も、だ。

できるのは、好きだった石膏像だけで、それもせいぜい胸像まで。
それ以上大きい、たとえば全身像とかはできない。

以前テレビで見たサバン症候群の黒人画家のように
町並みを一目みただけで、部屋に戻ってきて建物を全部、窓のひとつひとつまで
記憶だけで正確に再現描写する、というような芸当はまったくできない。

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まぁ、どっちもバッタもんの体外離脱視線、映像記憶なわけだが
自分の中を探ってみてもそれくらいしかないからしかたない。
質問ばかりしてると、まるで取り調べじゃねえか、と不快に思われるかもしれないので
「俺の場合はこんなだけど、きみのはどんな風なんだ」とすこし色をつけてみるというか
すこし匂いをつけてみようかというか、 そんなかんじ。


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