したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

ある体験の・・・回想録6

699N:2013/09/21(土) 22:58:11
昨日、録画してあったETVの「トラウマからの解放」という番組を視た。
EMDRという治療法についての番組だった。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0914.html

方法はシンプルで、嫌な記憶を思い浮かべながら視線を左右に動かし続けるだけ。
右脳(悲哀脳ともいわれる)に偏って感情喚起されているのを
視線を動かすことで、左脳も働かせ、両脳のバランスを回復させる。と説明していた。
だから視線に限らず、左右の膝を交互に叩く、でもいいらしい。
アメリカではすでに20年前から行われていたらしい。

----番組----

前半はアメリカの治療の映像で、後半は日本での治療の映像だった。
最初は、娘を殺された父親だった。二人目は鬱の女性。
3人目は、6人の内部人格がいるという若い女性だった。
3人目の解離の女性の表にでている症状は「大きな声のおじさんに対する恐怖」だった。

療法者(女性)は、
その原因と思われる記憶を一番強くもっている幼女の人格に対し
「(その場から去るために)足は動くよね?」と問いかけ、女の子が「手は動く」と答えると
「手が動くっていうことはノーのサインも出せるよね」と
その場から逃げ出せるイメージを思い浮かべさせながらEMDRを行った。
治療後に感想を聞くと、小さな女の子の人格は 
「イヤって言ってもいいの? ってびっくりした』 と言った。

次の来院のとき、「おじさんの大声」に対する強い恐怖心が薄らいだ、と女性は語った。
だがかわりに、夜中に叫び声をあげる(母親の指摘)ようになっている、と。

それぞれの人格が、それぞれにトラウマの記憶を分担しているため、
療法者は、別の記憶をもつ人格(小学生の女児)を含む「みんな」に対して、
拒否できるイメージを思い浮かべさせながらEMDRをした。

その時、その記憶をイメージしていた主人格の女性は
「初めて」(小学生の自分ではなく大人になった自分
−大人として意思表示できる「無敵モード」− になりながら視線を動かしていたらしい。
それが「よかった」と。

----------------------------------------

EMDRは、どこか「落ち葉瞑想法」と通じることろかあるように感じた。
川の流れに沿って落ち葉を流すというイメージを思い浮かべるとき、
自然に視線も動くから。
実際馴れてくると、
川のイメージも落ち葉のイメージもすっとばして
落ちてくる葉っぱ→川を流れさる葉っぱを追いかける ’L’字の視線の動きを素早く行うだけで
危ない自責の念を散らせたりするし。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板