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雑談・議論・質問スレ11

586タター:2009/07/27(月) 21:03:36
ロイから見た統合について。

それは基本人格でも主人格でもなかった
しかし確かに存在する一人の人格の変容について、
「千の言葉を費やしたとして、十も伝わるかどうか」わからない隔絶を越えてなお
彼の側(ロイ)からこちら側(それを読む各人)へ届けようとされた記録だ。

俺は多重人格について爪の先程も知らない。
その無知と、彼に与えるかも知れない不快を承知で
言葉を紡ぐことを許して貰えれば、
ロイの言葉から受けたのは、ゆるやかな成長のイメージだった。

正確に言うと、成長という言葉には自分で違和感がある。

「変容」という言葉のほうが近いようにも感じるが、
それではただのトートロジーになってしまうし
俺のイメージはもっと生命に近い感覚だ。
生きることは変容をし続けることだろう?

生きていく中で、俺は変わらずにとどまることはできない。
それと同じように、ロイも生きていく中で変わらずにとどまることはできない。

その感覚に思い切り乱暴な枠をかければ、俺の中で
「同じじゃねえか」
という言葉になる。

俺と、ロイと――同じように変わり続けるじゃないか。
そして、同じように変わらぬものであり続けるじゃないか。

黒白の間に無限の灰色のグラデーションが
赤青の間に無限の紫のグラデーションが存在するように、
それなら多重である人間と多重でない人間は
無数のグラデーションをみせながら同じ地平にあるものではないのか。

俺は、なんか、そんな風に感じちまったんだよ。




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