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ある体験の・・・回想録5

297ロイ ◆jo9v3HJTJU:2006/10/24(火) 11:26:24
ところが苦しくなるのはその過酷な環境を抜けてからだ。
その否定的な考えは必要なくなるのみならず開け始めた前途を阻むことになる。
そこで発想を転換することができるのか?
それは容易なことではない。
まず、逆の発想をすることができない。
否定的な考えは習慣化され染み付き、「そうでなければならなかった」のに
そこから離れるのはまるで罪悪のように恐れを生じさせる。

なぜなら人は「慣れ」に準じる生き物だからだ。
慣れていることは安心感を与え、不慣れなことは不安感を増幅させる。
自己否定する思考を身に着けてきた者は新たな思考を獲得するために
最初に、今までの習慣(世界観と言ってもいいかもしれない)
を覆すという、大きな恐怖と戦わなくてはならない。
それも自分から生まれたのではない、
信用できないでいる他者の言葉と思考だ。
これまで築いてきた世界を壊すことが恐怖なのに
信用できない人間の言うことを肯定してみる恐怖。
これは例えようもなく大きなもので、
そんなものに立ち向かうくらいなら死んだほうがましだと思わせることがある。


「知る」ことから始まるのだよ。
違う考え方の存在を「知る」ことから始まるのだ。
肯定的な考え方の存在を知り、言葉通りの意味で使う人々の存在を知り
おそるおそるためしに信じてみて、
それでも「何事も悪いことが起きなかった」ということを経験して
やっと信じ始めるのだ。そういうものの存在を。
だから私は「知る」ことを重視する。
「聞く耳を持つこと」を重視する。
自分からは生まれない発想を知り他意見を知ることは
逼塞した状況においては自分を救うことに繋がるからだ。




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