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ある体験の・・・回想録5
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しかし怒りは君へ向くのだ。
何も語らず逝ってしまったはずの君が実は
一片のメモを残していたと知っては尚更だ。
「全て任す」
誰に向けられたものか、何をさすものかも分からないと
君のあの人は言ったが私には分かったのだよ。
それが私に向けたものであの世界に関する記憶であることが。
君は文字通りあのことの全てを私に押し付けて逃げたのだ。
無となった君は今自由を満喫できているか?
この世界にとどまっていても、本当は自由だったはずなのだよ。
あの転機以来、私は自由の身だ。
様々な選択肢の中で選べる自由を謳歌している。
しかし自由の身ながら君同様、時折息苦しさに苛まれている。
決して語ることのできぬ、厳重に鍵をかけて
墓場まで持っていかねばならぬ秘密があるゆえに叫びたくなる。
私は君に向けて叫ぶべきだったね。
君は私に向けて叫ぶべきだった。
今となっては全てあとの祭りだ。
薄情者の君は私の怒りを背負ったまま無に還るがいい。
さっさと成仏してしまえ。
私は君と将来の自分のために無の世界が実在することを祈っておこう。
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