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ある体験の・・・回想録5

1ロイ ◆jo9v3HJTJU:2006/01/01(日) 00:06:30
『この掲示板利用にあたって/管理人』
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2470/1040148566

警告:以下には虐待に関する文章及び性的な描写が多く含まれる。
   人によってはフラッシュバック誘発の恐れがある事を留意の上
   自己責任で参加するように。時には自ら離れる勇気も必要だ。
   そして、参加者は上記のスレッドの注意書きに
   目を通す義務を有するものとする。(読まない者の参加を認めない)

ここは管理人である「私」こと「ロイ(EGLIC9Vs)」が
個人的理由によりある悪夢を体験談的に回想するための場である。

私の悪夢は異常なまでに生々しく残り続け時を構わず再現される。
真偽の程は想像にお任せする。どちらにしろ詮索には意味がない。
しかし、この掲示板に書かれた内容の全てに置いて
実在の人物、団体、組織を特定しうる情報は何もなく
真偽の程を特定するだけの証拠には一切なりえない。

また、実在の犯罪、事件に関する情報として提供しうるものを
管理人は有していない。仮に、管理人がなんらかの情報を
握っているように見えようとも、それは読み手側の問題であり
管理人には訴えるにたるだけの物的証拠は何もなく
他者を巻き込む意図も訴訟に関わる意思も全くない旨を明記しておく。

これはあくまでも管理人の見た『悪夢』の回想録であり
解決・未解決に関わらず実在の事件との関わりは一切ない。

1192ロイ ◆yOHf648Wc.:2009/10/25(日) 16:02:35
>>1189
過去日記転用

17 名前:投稿日:2004/09  01:53
この半月程ずっとひたすら悪夢を見ている。
暫く収まっていたのに。

いつも同じ。XXXX時代のXXXXたちがでてくる。暗黒だった時代。
でもこないだ初めて。
勝ったと思った。
「いつまでもやられてると思うなよ?」そういって笑った自分の顔には余裕があった。
驚愕して動きを失う敵の群れ。傍観者の群れ。

負けなかったことは以前にもあった。
でも今日のとは大きな違いがある。
今日の俺は夢の中で「今はまだ弱いと思わせておこう。その方が都合がいいから」と
余裕の上で弱いふりをしていた。それで内心でふふんと思いながらやられているふりをした。
ところが、 長 年 戦 っ て き た せ い で (夢の中で思ったこと)
やられたままにはいられなくなっていた。反撃せずにいられない。
それでつい、抵抗してしまって(だめだまだ弱いと思わせていた方が得策だと自分を抑えて)
何かいつもと勝手の違うらしい奴らに 自分が弱いと思わせること に苦労していた。

ところがどうしても余裕がみえてしまって
「ああだめだ。俺ねもう抑えたままじゃいられないんだわすまんね」
いきなりの反撃。
余裕のある自分と、逆らうはずのないカスに攻撃されて戦意を失う奴らと。

自分を抑えることなく存分に戦えて気持ちよかった。
この系統の夢を見た中で
初めて目覚めがよかった。勝利を感じた。
それから、半月続いた悪夢がぷつりと途絶えた。


注:XXXX時代 10代前半

1193ロイ ◆yOHf648Wc.:2009/10/25(日) 16:08:25
>>1192
過去日記転用

18 名前:投稿日:2004/09  02:00
以前は悪夢を見ない日の方が少なかった。
ほぼ毎日似たようなシチュエーションの中で俺は毎日殺されていた。
それがいつだったか「あ、今日は夢を見なかった」という日が現れて
それからそういう日が少しずつ増えていって
後には調子の悪い時に悪夢を見るという具合に変わっていった。
最近では「ああ、今日は悪夢をみた」にかわっている。
「みなかった」からのデフォルトの変更。大きな変化だった。

内容も同じことの繰り返しにみえて少しずつ変化していた。
目覚めとともに煮えたぎる悔しさと憎しみを抑えるのに苦労していたものが
ある日「今日は負けなかった」と思った日が生まれた。

それから更に何年もして「今日は言い返せた」になり「抵抗した」になり
ただ負けているままの方が少なくなっていった。

夢の変化は不思議だった。
古い夢ではもう20年見続けている夢がある。
いつも何種類かの同じ系統の夢をみているのだ。
大別するとそれらはXXXX1バージョンとXXXX2バージョンとXXXX3バージョンにわかれる。
あと、XXXX外の親戚や保護者バージョンと。

初めに見なくなりはじめたのはXXXX1バージョンだった。
ついでXXXX2バージョンで「負けなくなり」XXXX3バージョンで「戦うようになり」
あわせ技な合同バージョンで「負けなくなった」


注:XXXX1:一桁年齢の頃  XXXX2:10代前半 XXXX3:十代中盤

1194ロイ ◆yOHf648Wc.:2009/10/25(日) 16:11:07
>>1193
過去日記転用

19 名前投稿日:2004/09   02:11
煮えたぎる悔しさで熱く目覚めたものの
「それでも負けはしなかった」と初めて思った日から11年経っている。
「初めてやりかえせた」と思ったのがそれから5年後くらい。
繰り返す悪夢の中で夢の中の自分が少しずつ変化して
悪夢そのものを見る回数が減っていって
それで何年かに一回こないだみたいな大きな変化をもつ夢にかわる。

俺たちが唯一信用した心理学のK先生に言うと彼女は言った。
「すごいね」

俺たちが殺したと思っているソレは眠っているだけなのだと彼女は言う。
過去は変えられない。だけどあたなは変わることができる。変わり続ける。
それは悪夢で辛いかもしれないけれど、あなたは今夢の中で過去の清算をしようとしている。
それはすばらしい力だ、と。

変えられない過去の傷を修復し傷でなくするために
敢えて今、今なら受け止められるからこそ夢の中で再現している。
あなたは強くなったのだ、と。

K先生のいうことのすべてを信じたわけじゃない。
彼女にはいくつもの錘をどかしてもらって感謝はしているが信じられないとも何度も思った。
ただこういう夢を見るたび彼女の言葉がよみがえる。
そして「確実な手ごたえ」に変化した感覚に励まされる。

負けなかった。
抵抗した。
そして、勝った。

悪夢を見る回数は減るかもしれないと、なんとなく思う。




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