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<長文・連投> HYPER 雑談スレッド II <通な議論>

953N (言葉):2013/11/10(日) 18:14:58
言葉に関して、たぶんこれはまちがいないだろう、と思える事は
今のところひとつしかない。それについて書いてみようと思う。

「言葉はイメージのピン留め」 だ。
これを思いついた経緯を書いてみる。 

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ある日、俺は寺町に最近できたラーメン屋に自転車で出かけた。
その帰り、普段通らない細道を通った。
するともう突然、別のラーメン屋にでくわした。
ここを覚えておこうと思ったが、考え事をしながら走っていたので
いまどこらへんなのかよく判らない。

京都市の中心部は道路が碁盤の目のになっているから
寺町のラーメン屋からここまで、どこを何回曲がったか思い起こせば現在地がだいたいわかる。

ラーメン屋から出てその後どう走ったかを、頭の中で思いだそうとした。
つまり、イメージだ。  
ところがいきあたりばったりにあちこち曲がってたので、一気に全体のイメージが浮かばない。
ある道を走ってるイメージはあって、ある角で曲がったイメージはある。
次に曲がった道を走っていて、しょっちゅう走っている道を通り越したイメージもある。
そうやってただ順番にイメージを追いかけていっても、途中でよくわからなくなる。

そこで、
あの見覚えのある道は「四条通り」だ、とイメージに言葉を付けてみる。 
「四条」という言葉によって、碁盤の目の東西の直線が一本、全体のイメージの中に「ピン留め」された。
南北の直線は、ラーメン屋を出たあと何本の南北の道を通り過ぎたかを思いだして決定する。
「寺ごこふやとみ」という南北の道を覚える「言葉」は寺町から西の道の覚え方なので役に立たない。

角のイメージははっきりしてるのだが、その角を言葉で「四条○○」という風に「ピン留め」できないので
その後の道のイメージは思いおこせるのだが、うまく、現在地をことばで「ピン留め」することはできなかった。

その後走って、よく知ってる「川端-丸太町」にでくわしたから、そこから遡れば
突然でくわしたラーメン屋の場所を「ピン留め」できただろうが、
「イメージのピン留めとしての言葉」 というインスピレーションに耽っていて
「名称」によるピン留め作業を怠った。あのラーメン屋がどこにあったかいまだにわからない。
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どこをどう走ったか、イメージの量はたっぷりあったのだが
言葉による「ピン留め」ができなかったため、その地点を記憶に留めることができなかった。

「ピン留め」としての言葉、という想念を反芻してみると

1, 何かを特定するための「ピン留めとしての言葉  ということと同時に
2, 言葉より先にイメージがあり、その量の方が内面的には圧倒的に多い。

というふたつのことが、今のところ俺の中でピン留めされている。

さらに言うなら、
3,ピン留めするための「言葉」は学習されてなければ使えない。

(イメージはあるのに南北の道をピン留めできなかったのは、
 単純に、寺町より東の南北道の名称のそらんじ方を知ってなかったからだ)

さて、俺はものすごく記憶力がないので
3つになると、うまく自分の中にピン留めできない。
そこでもっと短くすると、「イメージと言葉」 になる。
このピン留めさえあれば、そこを起点として、いろんなことを引っかけることができる(かもしれない)。


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