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ある体験の・・・回想録4
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心臓がとまりそうな苦しさを感じながら必死で
今度は来た方に駆け戻る。Tがいない。
やっぱりこっちだったかと既に迷子になった状態で
あっちに走りこっちに走りそれから途方にくれた。
完全にはぐれてしまっていた。
とてつもない恐怖と不安。
もし、逃げ出したと思われていたら?
早く帰らないと大変なことになる。Tはどれだけ激怒することだろう。
捕まえに来た誰かに今にも腕をつかまれそうな気がした。
それから気持ちが沈んできて次の恐怖が襲った。
もし、置いていかれていたら?怒ってそのまま帰ってしまっていたら?
捨てられたかもしれない。
なぜしっかりTについて行かなかったのか。
なぜあんな、母とは似ても似つかない人を母と間違えたのか。
混乱と恐怖。
ざわざわ聞こえてくるひとごみの喧騒。
あちこちで誰かにぶつかりながらあてもなく必死で走った。
いきつもどりつ。Tを探して。
私は必ず自分から戻らなければならなかったのだ。
それだけはよくわかっていた。
何があっても「捕まえられた」形をとってはいけない。
逃げ出したのではないのだ。
うっかりはぐれてしまった。
だから、自分からTの元に戻りたかった。
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