事件被害者のカルテ不適切な閲覧

1：学籍番号774：2018/11/14(水) 16:53:17: 事件被害者のカルテ不適切な閲覧　11月13日　20時17分

出雲市の島根大学医学部附属病院は、出雲市で起きた殺人事件の被害者について作成した電子カルテを一部の職員が業務以外の目的で閲覧していたと発表しました。
病院は今後、遺族に謝罪するとともに関係した職員の処分を検討することにしています。

これは１３日、病院が記者会見して発表しました。
それによりますと今月５日、出雲市の住宅で女性２人が殺害された事件で、このうち１人が島根大学医学部附属病院に搬送されて死亡が確認されました。
その際、女性の住所や氏名、治療状況などを記した電子カルテを作成しましたが、カルテの閲覧数が多すぎるという内部の指摘を受けて調べたところ今月７日までの間に医師や看護師など２４７人がのべ３１２回にわたって閲覧していたということです。
カルテを閲覧できるのは病院職員など２４００人で、内部規定で業務に関係ない目的でのカルテの閲覧は禁止されていて、病院では２４７人のうちの一部の職員は興味本位の不適切な閲覧だったと見ています。
これまでのところ情報の外部への流出などは確認されていないということですが、病院は今後、遺族に謝罪するとともに関係した職員の処分を検討するとしています。
島根大学医学部附属病院の井川幹夫病院長は「高い倫理観を求められる医療従事者が信用を損ねる行為をし、家族にさらなる心痛を加え深くおわび申し上げます。再発防止策を検討します」と陳謝しました。

NHK松江

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